マンションジャーナル

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マンション売却における購入申込書(買付)の確認必須ポイントとは

マンション売却における購入申込書(買付)の確認必須ポイントとは

マンションの売却活動を行い、見学をした買い主様候補から購入の申込書が入った瞬間というのはとても嬉しいものです。「これでマンション売却も終わりだ!」と思いたいところですが、確認するべきポイントがいくつかあります。浮足立たず、しっかりと内容を確認しましょう。注意点は下記の通りです。

購入申込書はマンション購入の単なる意思表示

実は「購入申込書」とは買い主様の「単なる意思表示の書面」にすぎませんので「やっぱりや〜めた」と買い主様が言ってしまえばそれまでなのです。ただ買い主様もよほどマンションを気に入らなければ「購入申込書」を書きませんので、まずはその内容をしっかりとチェックして返答するようにしましょう。

購入申込書は「買付(かいつけ)」とも言います。購入申込書に記載されている内容は以下の通りです。

  • 購入申し込みをしたマンションの詳細
  • 購入希望価格
  • 住宅ローンを利用するかどうか・ローン利用金額
  • 手付金の金額
  • 契約締結の希望時期
  • マンション引き渡しの希望時期
  • その他条件
  • 買い主様情報

不動産会社によっては、もう少し内容が少ない購入申込書の場合もあります。この購入申込書のチェックポイントは大きく3つです

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1.購入希望価格

購入申し込み金額が、売り出し価格のそのままの金額での購入申し込みであれば何の問題もありませんが、多くの場合値引きをした金額が「購入希望価格」として記載されています。その金額で良いかどうか、再度「○○円ならどうか」と交渉するか、購入希望価格が重要なポイントになります。

2.手付金の金額

話が進み、マンションの売買契約を締結するタイミングでお金を一部先に貰うのが「手付金」です。手付金以外の残りの代金は、売買契約後1ヶ月ほど後の決済のタイミングで振り込まれます。この手付金が低すぎると売買契約が終わった後にキャンセルになってしまう可能性が高くなります。基本的はマンションの価格の5%程度貰うのが良いでしょう。

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3.売買契約締結の希望時期

「いつマンションの売買契約をするのか」も購入申込書には記載してあります。これが2週間後や3週間後ですと危険です。マンションの売買契約のタイミングが遅れれば遅れる程、買い主様が「絶対に買いたい!」と思っていても、知り合いや家族から「もっといいマンションがあるよ、やめときなよ」などと何の根拠もないことを吹き込まれ「やっぱりやめた」と購入をやめる可能性が高くなるのです。

3-1  マンション売却のスピード

もちろん無理に契約をする必要はまったくありませんが、平日マンションを見学して、その週末に契約をするなどというのは至って普通のスピードです。もし仮に契約が流れた場合、その契約までの時間が無駄になってしまいますのでマンションの販売期間が長くなってしまいます。

3-2  選択権は売主にある

ちなみに購入申込書が入っても、必ず先着順に交渉をしないといけないという訳ではありません。人気のあるマンションであれば、複数の買付が同時に入ることもありますので、どの買い主様とお話を進めるかは売り主様次第です。

買い主様の中でも「購入申込書を出せば必ずマンションが買える」と勘違いをしている方がいらっしゃるのですが、買い主様にも購入申込書を提出した後に自由があるのと同様に、売り主様にも自由が認められています。

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著者について

(株)Housmart(ハウスマート)代表取締役針山 昌幸
一橋大学で経済学を学ぶ。大学卒業後、大手不動産会社で不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。顧客の利益が無視された不動産業界の慣習や仕組みを変えたいと志す。  
2011年、楽天株式会社に入社。大手企業に対し、最新のマーケティング・ビックデータ・インターネットビジネスのノウハウを元にコンサルティングを行う。
2014年9月株式会社Housmartを設立し、代表取締役社長に就任。最新のマーケティング手法を駆使した中古マンションの売買を行っている。
著書「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」がAmazonランキング・ベストセラー1位(マンションカテゴリー)を獲得。Housmartの経営を執り行う傍ら、テレビや雑誌への出演など、マンション専門家としての活動も行う。

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