弘明寺駅は、京急本線が乗り入れており、長い川に架かるアーケード街の先にはブルーライン(横浜市営地下鉄)の弘明寺駅があります。周辺は緑の多い丘陵地帯にあたり、商店街に沿ってマンションなども充実しています。スーパーや飲食店なども豊富にあるので、買い物や食事の面でも便利な場所です。おすすめスポットには、すぐ裏側の丘陵地にある「横浜市南図書館」などあがります。見晴らしの良い高台にあり、本の貸し出しだけでなく、雑誌の閲覧などもできるので、週末には本を読みながらゆっくりと過ごせます。また、「弘明寺公園」なども隣接しており、ウォーキングや散策にうってつけです。家族でお弁当やワインを携えて週末にはランチが楽しめます。

横浜市南区では鉄道の駅名に蒔田や弘明寺などがありますが、これら駅名はかつての村名に由来、南区六ツ川は六つの村と市町村制施行時の大岡川村に由来します。蒔田駅や弘明寺駅の近くには横浜港に注ぐ大岡川が流れ、横浜の伝統工芸品である横浜スカーフは、この川で染められ、戦前の最盛期には川の水は毎日赤や青に染まっていたと言われています。六ツ川には、学区校はじめ進学校の県立横浜国際高等学校や県立横浜南養護学校があります。横浜の子供にとっては、自然に親しみながら植物の知識を深められる「こども植物園（南区六ツ川）」と隣接する横浜市児童遊園地（保土ケ谷区）は、格好の遊び場です。