蒔田駅の周辺には分譲マンションが林立しており、少し離れた丘の上にも分譲マンションや規模の大きな集合住宅が点在しています。関内から3ｋｍ以上内陸に入った静かな環境にありますが、駅の周辺にはスーパーや飲食店街が充実しており、普段のお買い物や食事の面でも快適な住環境を備えています。付近には「蒔田城址公園」などがあります。「蒔田城址」は、北条氏が吉良頼康に与えた城だと伝えられています。斜面にわずかに腰曲輪の跡などが残されています。この城が蒔田の地名の由来になっています。城の周りには緑豊かな散策コースになっているので、ハイキングなどに最適です。また、近くを流れる大岡川の河畔には、美しい桜並木があるので、春にはお花見をしながら散策が楽しめます。

東は首都高速道路神奈川3号狩場線の花之木出入口から、西は横浜市営地下鉄ブルーライン（1号線）蒔田駅の北110ｍ辺りまでの大岡川沿いの南側が横浜市南区花之木町、花之木町からは大岡川に沿って歩けば、横浜みなとみらい21まで行くことが出来ます。横浜市南区花之木町は、南に位置する同区蒔田町と東に位置する南吉田町から昭和3年に新設された町、花之木の地名は室町時代には既にあり、江戸時代になって開墾されるまでこの辺りは入海でした。花之木町1丁目と宿町1丁目にまたがるのが、南区桜まつりが開催される蒔田公園、蒔田公園橋を使って大岡川を越えると京浜急行電鉄本線の南太田駅があります。