桜新町駅は渋谷から9分の田園都市線の駅です。桜新町は明治時代、日本で初めて宅地分譲が行われた街で、総合開発エリアとして当時人気を博していました。当時の区画は100坪や200坪と大きかったようで、桜新町駅から国道246号を挟んだ深沢周辺には、当時からの歴史あるお屋敷が広がっています。また区画だけでなく周辺道路も広く作られており、町全体がゆったりと落ち着いた雰囲気となっています。駅周辺に大きな商業施設はありませんが、スーパーがいくつか点在し、桜新町商店街には240軒ほどの店が揃い、賑わいを見せています。サザエさんの著者である長谷川町子さんが住んでいた街として有名で、サザエさん通りやサザエさんファミリーの銅像などがあります。

最寄りの駅は、東急田園都市線の用賀駅か桜新町駅です。用賀駅からは電車で渋谷駅まで11分、近隣の大学のキャンパスへ行くために便利な各線の電車が乗り入れる、恵比寿駅などへ路線バスも出ています。
用賀駅と砧公園を繋ぐ遊歩道の用賀プロムナードの多くが木々で覆われ、ドラマ撮影に使われるほど環境が良いエリアです。飲食店やスーパーをはじめ商業施設もテナントで入っている地上28階建ての世田谷ビジネススクエアは、用賀のランドマークです。用賀の地名の元とされるヨーガの道場跡と言われる真福寺には、芭蕉の句牌もあります。学校関連は区立の小中学校や都立桜町高校と私立の中高一貫校があり、買い物や食事にも便利です。