株式会社Housmart代表取締役の針山氏(左)とCOOの三瓶氏(右)
需要が伸び続ける中古マンション市場。株式会社Housmart(ハウスマート)が提供する、スマホで簡単にマンションを購入出来る「カウル」が人気を集めている。不透明感の強かった不動産価格をAI(人工知能)によって分析し、不動産仲介業務のシステム化を進める株式会社Housmartが、楽天銀行の提供する「楽天銀行ビジネスデビットカード」を徹底活用する理由を、代表取締役の針山氏、COOの三瓶氏にインタビューした。
楽天銀行ビジネスデビットカードをどのように活用していますか?
(針山氏)
ECサイトで商品を買う際、ASPサービスの料金引き落としに利用しています。
会社の備品やコピー用紙、来客用の飲料水などの買物は、社員のコストをかけずに済む様、ほとんどECサイトで購入しています。この時に楽天銀行ビジネスデビットカードを利用することで、担当者の立て替えや、精算業務を無くすことが出来ます。
またシステム開発、会計など、社内のオペレーションシステムにも数多くのASPサービスを活用しています。ほとんどのASPサービスは毎月支払いがある課金タイプなので、これらの支払いにも楽天銀行ビジネスデビットカードを活用しています。
楽天銀行ビジネスデビットカードの魅力はどのようなポイントでしょうか?
(三瓶氏)
1つの口座あたりに、複数枚のカードを発行出来る点です。社員が増えていっても、その分だけカードを発行することが出来るので、経費精算の手間を省くことが出来ます。弊社の営業はレンタカーやカーシェアリングを利用することも多いのですが、そういった自動車利用、ガソリン代、駐車場の支払いなどにも活用出来るのは大きな利点です。
また利用金額の1%をキャッシュバックしてくれるのも大きなポイントでした。個人向けのクレジットカードでは一般的なキャッシュバックですが、法人向けデビットカードでこれだけ高い料率でキャッシュバックがあるのは、楽天ビジネスデビットカードならではの魅力だと思います。
楽天銀行ビジネスデビットカードを利用するにあたり、懸念点などはありましたか。
(針山氏)
大きな懸念点はありませんでしたが、やはりクレジットカードと同じ様に利用出来ることはリスクの一つだと考えていました。ただリアルタイムにお金の利用状況・出金状況を確認出来ますし、カードごとに1,000円単位で1日あたりの利用上限金額を設定することも出来ます。リスクに対してしっかりとした予防策が貼られているので、安心しました。
楽天銀行のサービスは、他にもご利用いただいていますか。
(三瓶氏)
楽天銀行の法人用口座を利用させて頂いています。口座の利用が全てオフィスのPCから行える点にメリットを感じています。通常、銀行窓口に行かなくてはいけない手続きをスピーディーに行える点が助かっています。
その中でも、繰り返し取引が発生する先については、口座登録をしておくことで都度口座番号を入力する必要が省ける点がメリットが大きいです。給料や家賃、システム費用など、毎月定額の費用がかかるものは「毎月のおまかせ振り込み予約」を活用することで、自動的に振込が実行されるようになっています。
今後、どのようなサービス展開をお考えなのか、お聞かせください。
(針山氏)
より簡単に不動産購入が行える仕組み作りをしていきたいと考えています。具体的には、マンションごとの情報をもっと定性的な情報も含め収集し、お客様へのリコメンドに活用していきたい。現在は価格の推定をメインに活用しているAI(人工知能)についても、顧客への提案についても活用することで、より顧客のニーズにあった提案システムが構築出来ると考えています。
株式会社Housmart(ハウスマート)について
戦後60年間続いてきた非合理的な不動産売買を「ビックデータ」と「自動化」で根底から変えていく不動産テック(Real Estate Tech)企業。中古マンションをかしこく買えるサービス「カウル」、国内最大級の不動産メディア「マンションジャーナル」「カウルライブラリー」等を運営している。