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CPO 高松智明:カウル社員紹介インタビュー

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CPO 高松智明:カウル社員紹介インタビュー
Q.高松さんの、これまでのキャリアを教えて下さい

もともと学部・大学院では電気工学を専攻していました。「電磁気シミュレーション」という分野の基礎理論に近い研究をしていたのですが、物理の理論式をCのプログラムに落とし込んで電気の流れをシミュレーションするということをやっていて、プログラミングに本格的に取り組んだのもそれが最初でした。

このころに培ったアルゴリズムや計算オーダの考え方、数式をプログラムで表現する感覚などは今でもプログラマとしての自分の糧になっていると思います。

就職活動の時期になって研究の延長で電機メーカーに入るという選択肢もあったのですが、父が会社を経営していた影響か自分でビジネスをやりたいという思いが漠然とあり、大手電機メーカーに入るとそれは難しそうだなと感じていました。

そんな中、いろいろな話を聞いていくうちにWebの世界なら自分がエンジニアでもビジネスを立ち上げられる可能性があるなと気づいて、Web業界の中でも当時勢いがあった楽天に入社することにしました。

高松さん15 2

楽天には5年ほど在籍していたのですが、最初から最後まで広告・マーケティング関連のシステム開発に携わっていました。メインではずっとユーザ行動データを用いたレコメンド広告システムの開発・運用に携わっていました。「あなたにオススメの商品はこれです」という広告ですね。

このころビッグデータという言葉がちょうど流行り始めた頃で、Hadoopを始めとしたビッグデータまわりのプロダクトを積極的に実務に導入していったりしました。あわせてデータ分析や機械学習、レコメンドアルゴリズムなどもこのプロジェクトで実務を通してずっと取り組んでいました。

運良くプロジェクトの立ち上げから参加させてもらえたので、売上が全く無い状態から始まって、最終的には月数億円を売り上げるまで大きくなりました。数千万人のユーザに対するレコメンドを計算して、1日に億を超えるアクセスを受ける様なシステムを作って、運用して。すごく貴重な経験でした。

高松さん3

このプロジェクト以外にも、楽天での後半のキャリアでは、よりビジネス寄りの仕事も同時に経験させてもらいました。

アメリカにあるアドテク系の子会社に研修で3ヶ月ほど行かせてもらって、帰国後1年間そのプロダクトの日本側技術サポートチームの責任者を担当しました。日本のビジネスチームの要求を聞いて、技術的な内容に落とし込んで、US側の開発チームと連携して進めていくというなかなか難易度の高い仕事でした。

技術がわかることはもちろん大前提で、ビジネスも英語も文化の違いも理解していないと物事が進まないので大変でした。技術とビジネス、日本とアメリカという2つの境界を超えて仕事する日々はなかなか刺激的でした。

こんな感じで楽天で楽しく仕事していたんですが、あるときHousmartと出会ってしまって。

もともとスタートアップ的なことをやりたかった心に火がついてしまいました。ビジネスモデルも面白いし、良いメンバーに出会えたので、入ってもいいですかと代表の針山さんに言って。無事に迎え入れてもらって今に至ります。

Q.高松さんが働く上で大事にしていることはありますか?

高松さん1

全部一緒に考えることですね。技術もビジネスもお客様のこともそれ以外のことも全部一緒に考えます。表面だけではなく、深いレベルで。

全部バラバラに考えてからつなぎ合わせると、なんかいびつになるというか、いい物はできないと思うので。何か作るときは全部いっぺんに考えてきれいな絵を書いて、そこからそれぞれ詳細を詰めていくという感覚で考えていきます。

もちろん一人で全部考える必要はなくて、チームで考えていくんですが、だれかが複数の領域をまたがる視点で見ることができていると、ちゃんと全部が噛み合った絵が書けるんですよね。その役割を出来るようにいつも考えています。

エンジニアリングと、データ分析やDeepLearningの様なもうちょっと研究よりの分野と、ビジネスとをまたがって全部をつなげる仕事をしていきたいですね。

この役割を果たすにはいろんなことを知らなきゃいけないので、インプットは常日頃から意識しています。

インプットするときには「肌感」をすごく大事にしていて、技術であってもビジネスであってもただ知識として知っていることと、実際に触れてみた感覚を知っていることは大きく違うので。

技術だったら体系だったところを勉強してから、実際に触ってみるとか仕事で使ってみるとか。ビジネス面では今はお客さんに直接会ったりはしていないんですが、営業チームにどうしてお客さんはこんな行動を取ったのかとか、営業マン的にはこの時何を考えるのかとか、業界構造の話とかたくさん質問して感覚を身につけるようにしています。

Q.高松さんが一番仕事の中で楽しさを感じる瞬間を教えて下さい

高松さん9

アイデアとか作戦を一生懸命考えて、頑張って作って、ユーザからポジティブなリアクションが得られた時ですかね。考えてる時も作ってる時も楽しいので全部ってことですね(笑)

Q.ハウスマートにジョインした理由はなんですか?

もともとスタートアップをやりたかったというのもありますけど、決め手はビジネスモデルとメンバーですかね。

Housmartのやってるビジネスモデルってすごく良いと思うんですよ。

従来の不動産取引って情報格差から消費者が不利なのは明確で、一生でおそらく一番高い買い物なのに十分な情報もないまま意思決定しなきゃいけないって不幸じゃないですか。それを解消するのがHousmartのミッションなので、社会的意義は大きいと思っています。

あと、どれだけ社会的意義が大きくてもビジネスとしてスケールしないと意味が無いので。僕はHousmartのモデルはちゃんとスケールできると思ってますし、させるように頑張ります。

あとはメンバー。それぞれ優秀なのはもちろんなんですが、みんないい人なんです。全員がプロダクトを通していかに世の中を良くしていくかを真剣に考えています。

優秀なメンバーと、常にどうすればユーザの為になるかを第一に考えてまっすぐに議論できる関係が気持ちいいですね。

Q.最後に、将来成し遂げたい夢を教えてください

高松さん4

とりあえずHousmartを大きくしたいですね!「家を買う」というところを起点に、いろんなサービスを考えていけると思っています。今人工知能とかVRとか流行ってますけど、これらの技術がほんとに一般の技術者に手が出せるくらいまで敷居が下がってきていて。そのあたりの技術を使って暮らしを良くするようなプロダクトを作っていけたら、ワクワクするなと思います。

高松智明:CPO(Chief Product Officer)
早稲田大学理工学部 電気情報生命工学科 修士課程卒業。電気工学修士。大学では電磁界解析用シミュレーションソフトの基礎理論の研究を行う。
卒業後、楽天株式会社に入社。同社が持つ数千万のユーザに対するレコメンド広告システムの開発や、機械学習を用いたユーザの広告反応の予測など、ビックデータを応用した広告・マーケティング関連のプロダクト開発を経験。
その後、北米の広告系子会社における日本でのシステム責任者を兼任する。
2016年、Housmartに入社。エンジニアとしてWebサービスの開発、機械学習・ディープラーニングを用いた不動産価格推定システムの構築、AR/VRを応用した物件内覧システム等、最先端の技術に基づいたプロダクトの企画・開発を行う。

>>高松さんが日々ワクワクしながら開発している「カウル」はこちらからチェック!

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