マンションジャーナル

中古マンション購入・売却、住宅ローンのポイントをお届け!中古マンション売買の専門会社Housmart(ハウスマート)が運営。お得にマンションを買う方法や、住宅ローンの気を付けたいポイント、ヴィンテージマンション、タワーマンション、高級マンションをご紹介。

「上場準備企業に聞く、上場準備のリアル」に弊社の財務部長鈴木が登壇しました!

「上場準備企業に聞く、上場準備のリアル」に弊社の財務部長鈴木が登壇しました!

弊社財務部長の鈴木が登壇した、freee様主催「上場準備企業に聞く、上場準備のリアル 」というイベントレポートをお届けします。

鈴木が普段どのようにfreeeを使っているのか、上場準備企業ならではの苦労や悩み、今後freeeに期待する機能など多岐にわたる内容となっています。

会社紹介・自己紹介

Q1:「まず初めに、Housmartの紹介と鈴木さんのキャリアについてお伺いしてもよろしいでしょうか?」

鈴木:「弊社はカウルという中古マンション売買のためのサービスを運営しています。まず、弊社のサービス説明をする前に、我々が不動産テックとして世の中に出てきた背景について説明のお時間をいただければと思います。日本は従来から新築志向が非常に強い国でしたが、去年とうとう中古マンションの成約戸数が新築マンションの販売戸数を上回るという現象が起こりました。

新築マンション価格の高騰によって一般的なサラリーマンの年収では新築マンションに手が届きにくくなってしまい、その結果として中古マンションの市場規模が拡大を続けているのです。中古マンションの販売にはデータ整備が必要です。中古マンションの売り出し価格は売主個人が決定するため、中古マンションの買主様はその価格が妥当かどうかわからないため、過去の成約事例や他のマンションの価格等のデータを整備し、それらを踏まえてマンションを購入できるような社会になるべきだと考えるからです。

我々Housmartは、この不動産業界の抱える課題を解決し、圧倒的に自由な不動産マーケットを創造することをミッションとして2014年に創業しました。

我々の運営する「カウル」はそれらの課題を解決すべくして、開発されました。サービスの特徴としては、機械学習を活用してお客様の希望条件にあった物件を人間の営業マンさながらにアプリでご提案し、さらに様々な変数を使い機械学習を行うことで中古マンションの適正価格を算出するという機能を提供しております。また、不動産業界はコミュニケーションの手段がいまだに電話や営業マンの個人LINEと非常に属人的になっているのですが、弊社では営業マンとのやりとりがアプリ内のメッセンジャーで完結するようにしています。

このように、業務の効率化を進め営業効率を従来型の不動産会社と比較して5倍に引き上げているので、通常3%の仲介手数料を半額の1.5%でご提供させて頂いております。おかげさまでサービスリリースから1年で売上が4倍に成長してきています。

私自身のキャリアとしては、2011年に新卒で任天堂株式会社に経理部に入社し、主に管理会計を中心とした会計の実務、会計システムの導入などを経験しました。その後、トーマツに転職し、1年ほどコンサルティング業務を担当しました。そして、今年Housmartにジョインし、経理・財務・法務・総務・庶務などなんでも屋さんとして日々業務を行なっています。」

freee導入の経緯

Q2:「Housmartさんがfreeeを導入した経緯はどういったものでしたか?」

鈴木:「実は弊社は創業当初からfreeeを導入しております。弊社は代表の針山と三瓶が共同でHousmartを創業した当初、2人とも経理のバックグラウンドを持っていなかったため、創業融資を受ける時に事業計画の提出を求められて始めて会計処理のためのソフトが必要であることに気付くという有様でした。

そこで、三瓶は家電量販店に行って会計ソフトを探すことから始めました。その当時は、まだインストール型の会計ソフトが主流となっており、加えて三瓶はMacしか使いたくないというこだわりを持っていたので、ほとんどの市販のインストールソフトが使えなったそうです。そして、色々とネットなどを活用して調べていくうちにfreeeと出会い今までに至ったという経緯があります。freeeさんもサービスリリースして1年少ししか経っていないくらいの、かなり早いタイミングだったと思います。」

freeeを使って上場を目指すという意思決定をした理由

Q3:「上場準備のフェーズに入る中で、freeeを使い続けようと思った理由」

鈴木: 「ちょうど現在監査法人のショートレビューを受けている時期なのですが、最初に監査法人の担当者様とお会いした今年の7月当時ではまだ、監査をする側としてfreeeに対して懐疑的に思われているようでした。 そこで社内で上場準備をしていくにあたり、このままfreeeで行くか、実績のある他の会計ソフトに切り替えるかという議論を行いました。議論を通じて我々は同じスタートアップとして新しい価値を提供している企業のサービスを利用していきたいと改めて思ったこと、また、私自身がfreeeを使っていて単純に面白いと感じていたことから、エンタープライズプランを導入させていただき、本格的にIPO準備をしていこうという意思決定をしました。」

上場準備で苦労していること

Q4:「上場準備で苦労していることや今のフェーズならではの検討事項はありますか? 」

鈴木:「会社の人数が増えてきたと行ってもスタートアップなのでまだまだ人手は足りておらず、日常業務をこなしながら、監査法人さんとのやりとりをはじめとする多くの非定型業務に向き合わなければいけない状態が続いています。このように、IPO準備にリソースの多くを割くことができないというのが最も苦労している点ですね。ショートレビューについては、監査法人の対応に慣れているのが私しかいなかったため、4日間のレビューでは終始私1名を4、5名の会計士の方が取り囲み質問を浴びせ続けるという構図になりました。

ちなみに、余談ですが7月ごろはfreeに対して懐疑的だった監査法人のみなさまも、いつの間にかfreeeに対する不安が消えていたのでご安心ください。

難しいなと頭を悩ませている点としては、管理部門をどういった組織にしていくか、その組織を構成する人材の採用はどのように進めていくべきか、2年後,3年後のIPO直前期にどういった組織図になっているべきなのかといった点です。成長速度の速いスタートアップではなかなかすぐに答えが出ないテーマだと感じています。そのため、情報収集として、freeeさんのイベントに参加させていただき、そこでお会いした同じような規模の企業の方と情報交換を行いながら少しづつ前に進めて行きたいなと思っています。」

今後のバックオフィスのあり方とは

Q5:「今後のバックオフィスのあり方はどうあるべきだと思いますか?」

鈴木:「私はこれまでのキャリアにおいて、2,3種類の会計ソフトを使っていた経験がありますが、freeeを使ってみて最初に驚いたのが業務プロセスの設計のバリュエーションが豊富な点です。

私がジョインする前、三瓶はfreee独特の「自動登録ルール」をひたすら作り込み、日常の経理処理をできるだけ楽になるような業務プロセスを設計していました。

その結果として、日常の経理処理業務は非常に効率化されていました。しかし、その業務フローではどうしても現金の出入りを元に経理処理がなされることになるので、発生主義が基本の会計基準に合わずIPOには耐えられないことや、支払処理自体はシステムではなく手作業で行っており、チェックなどを含めて非常に煩雑になっていました。上場や規模の拡大により振込業務の増大を控えた現在では改善が必要な状態となっていましたため、私がジョインして真っ先にプロセスの見直しに取り組みました。

現在は請求書が届いたタイミングで、Excelに必要な部分を転記、そのExcelをドラッグしてfreeeに投げ込むというフローを取っています。

Excelに転記するというプロセスがあるものの、支払いについてはほとんど手間がかからず、一気通貫でできるようになっていますし、チェックの手間が大幅に削減でき、トータルの時間は大幅に削減されました。このような大きな業務フローの展開を非常に簡単に行うことはfreeeでなければできなかったと思います。

会社の規模・フェーズによって最適な業務フローは変わるものだと思いますので、それが容易に実現できる freeeは非常にありがたい存在です。」

freeeに期待すること

Q6:「今後freeeに期待することはありますか? 」

鈴木:「最近よく言われている経理をはじめとするバックオフィスの仕事がなくなっていくというトレンドは、思ったよりもずっと早く進んでいるなという印象を、日々freeeを利用していると感じます。このように単純作業がシステムで代替されていく過程で、バックオフィスのメンバーがどのような価値を出していくのかというのは改めて問うべきことであると思います。

私としては、単純業務にこれまで費やしていた時間を使って会計上のデータをより精緻に分析し、どのように経営数字の改善に活かしていくかを考えるという役割で価値を出せるようなバックオフィスを目指して行きたいと考えていますので、freeeさんには、今まで以上に業務効率化に加えて、管理会計の機能を充実させ、バックオフィスのメンバーがより経営に直結するレベルで活躍できるようなサポートをしてくれることを期待しています。」

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