

- 海やみなとみらいの美しい眺め
- 買い物や娯楽の利便性が高い
- 共用部が充実している

- 管理費が若干高めな印象
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスは、2009年11月に竣工された地上29階地下1階、全戸179戸のタワーマンションです。
横浜市住宅供給公社によって分譲されていることが特徴です。
ビッグターミナルであるJR横浜駅から徒歩10分で交通利便性も高く、かつ前に運河があるのでさえぎるものがなく、南向きの部屋なら海とみなとみらいの眺めを部屋にいながら思う存分満喫できます。
橋を渡ればみなとみらいもすぐなので、ご家族で休日を過ごす場所には事欠かない快適な中古マンションです。
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスの概要
- ㎡単価:67万円 ~ 213万円
- 住所:神奈川県横浜市神奈川区大野町1-25
- 横浜市立幸ケ谷小学校 徒歩10分(800m)
- 横浜市立栗田谷中学校 徒歩21分(1680m)
- 間取り:1LDK / 2LDK / 3LDK
- 京急本線 神奈川駅 徒歩9分
- 京急本線 横浜駅 徒歩10分
- JR東海道本線 横浜駅 徒歩10分
- JR根岸線 横浜駅 徒歩10分
- JR横須賀線 横浜駅 徒歩10分
- 階数:地上29階 地下1階
- 築年:2009年11月
- 戸数・規模:全179戸
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスの総合評価
資産性が維持できる物件
ブランド力高い人気のエリア
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスがあるのは、横浜駅東口側一帯のエリアです。
オフィスビルも多い地域ですが、商業施設や飲食店が多く、ショッピングやグルメを楽しむ人で賑っています。
そごう横浜店やルミネ横浜店、横浜ベイクォーターがあり、また地下街「横浜ポルタ」も充実しています。
みなとみらいにも近く、休日にはよこはまコスモワールドや横浜ワールドポーターズなどに遊びに行くことができます。
利便性の高い人気のエリアですが、物件は海沿いで周囲の環境も閑静なので、住まいとしても資産性が維持できる中古マンションです。
再開発による将来性
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスがあるポートサイド地区は、横浜駅東口に隣接する地区でありながら、首都高速や河川などによって分断され、倉庫・工場街としての利用にとどまってきました。
その後、みなとみらい21地区に到る都市計画道路「栄本町線」が完成したのをきっかけに都市型住宅の建設を中心とした総合的な街づくりが進められてきました。
しかし現在、この計画に関して具体的な再開発の発表はありません。
ただ横浜駅東口エリアでは、横浜中央郵便局を中心に「ステーションオアシス地区」構想が進んでいます。
これまで利用が低かった東口周辺に新しいビジネス・商業・宿泊施設を設ける計画で、ステーションオアシス地区と上空デッキが接するところでは上下方向の移動導線「ターミナルコア」を設けるそうです。
しかしステーションオアシス、上空デッキともに構想の段階で、横浜市整備局都市再生課の話では、計画策定・完成までには時間がかかるとされています。
立地条件
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスは横浜駅まで徒歩8分という恵まれた立地です。
横浜駅までは歩道が上に分離されているため、安全な道を通れます。
またレストランやファッション・雑貨関係のテナントが多く入った横浜ベイクォーターを通って帰れるので、お子様の通学も安心です。
ただ物件周辺は夜は人通りが少なくなるので、帰りが遅くなるときは気をつけてあげた方がいいでしょう。
横浜駅までのアクセス・買い物の利便性は良好
通勤・通学に便利!
- 東急東横線 「横浜」駅 徒歩10分
- 京急本線 「横浜」駅 徒歩10分
- みなとみらい線 「横浜」駅 徒歩10分
- 横浜市営地下鉄ブルーライン 「横浜」駅 徒歩10分
- 相鉄線 「横浜」駅 徒歩10分
JR横浜駅をはじめとして、7つもの路線が利用でき、物件の交通利便性は高めです。
JR東海道線、横浜駅から東京駅までは26分、湘南新宿ラインで新宿駅に向かうと34分(快速利用)、東急東横線に渋谷駅まで乗車すれば27分(特急利用)、京急本線では品川駅まで19分(快特利用)で到着します。
駅までの距離も近い物件なので、これくらいの時間ならば首都圏への通勤・通学も可能。
首都圏営業所への転勤やお子様の学校選びのときにもメリットが多いでしょう。
スーパーは少なめ
- セブンイレブン横浜ポートサイドプレイス店 物件1階
- プラザ栄光生鮮館 徒歩3分
- そごう横浜店 徒歩7分
- マルイシティ横浜 徒歩8分
- 横浜ベイクォーター 徒歩3分
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスは買い物スポットにも恵まれています。
まず物件の1階にセブンイレブン横浜ポートサイドプレイス店が入っていて便利です。
ところが、生鮮食品などを買うスーパーマーケットは多くありません。
徒歩3分の距離にプラザ栄光生鮮館がありますが、品揃えが豊富ではないため、住民はそごうなどのデパ地下で買う方も多いようです。
どうしても食費が上がってしまうので、安く買いたい場合は西口まで行くか車でみなとみらいのスーパーに足を運ぶそうです。
さらに最も近いスーパー、プラザ栄光生鮮館の営業時間は夜8時までで、遅く帰ったときは食材の買い物に不便を感じるそうです。
日用品・衣料・雑貨などは、そごう横浜店、マルイシティ横浜、横浜ベイクォーター、ルミネ横浜店をはじめ、購入できる場所は沢山あります。
また物件の3階にはクリニックフロアがあり、脳神経外科・内科・小児科などを扱う中崎クリニックや、さらに婦人科が専門の女性総合クリニック ビバリータなど医療機関が入っているので、ご家族の具合が悪いときにも同じ建物内で診察してもらえるので利便性が高いです。
充実した共用部施設
共用部
- 宅配ロッカー
- バリアフリー設計
- エレベーター3基
- ビューラウンジ
- ゲストルーム・シアタールーム・コミュニティルーム・スタジオルーム・キッチンラウンジ
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスは、充実した共用施設を持っています。
まず21階にレインボーブリッジをはじめひろびろと広がる海景を眺められるビューラウンジを設けています。
お部屋の向きによって見えない方角の眺めも楽しめ、訪問客をご案内して話をはずませることができます。
4階にはラグジュアリーなゲストルームが、さらに映画が観られるシアタールーム、住民の交流ができるコミュニティルーム、スタジオルーム、キッチンラウンジなどがあります。
エントランスには管理人が常駐していますが、日勤で夕方には勤務終了になりますが、警備員によって24時間の有人管理が行われています。
またゴミ置き場は地下にあり24時間ゴミ捨てができます。
さらにエレベーターは3基あり、1基は幅が広く荷物運搬もできる仕様になっています。
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスは、管理費がやや高いといわれています。
最も安い部屋で21,000円、中間価格帯で33,000円、高い部屋では49,000円にもなります。
これはビューラウンジをはじめ充実した共用施設の管理代も影響しているのかもしれません。
駐車場は161台分が設けられています。
使用料は自動車が24,000〜35,000円/月、自転車は300円/月、バイクが2.000円/月です。
専有部
- 床暖房
- 複層ガラス
- ディスポーザー
- タンクレストイレ
- 手洗い水栓付きトイレ
- ペット可
- アウトフレーム工法
- 24時間セキュリティシステム
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスの専有部を見てみましょう。
居室の床は全室フローリングになっています。
リビングには床暖房も設置されています。
また窓がワイドで大きめなことから、居室から外の眺めがよく見えます。
窓ガラスは複層ガラスで、断熱性能が高く、結露が起こりにくくなっています。
居室の玄関床はホワイトの人造大理石仕上げ。
玄関ドアを開けたところから、上品さと清潔感があるアプローチが印象的です。
キッチンにはディスポーザーが標準装備されているのがうれしいポイント。
生ゴミをさっと処理できるので、生活空間の臭いが気になりません。
またトイレはスッキリしたデザインのタンクレストイレ。
トイレ内に手洗い水栓ボウルがあり、お子様にも衛生的に使用できます。
さらに横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスはペット可の中古マンションです。
(限度基準あり)ペットとともに暮らす楽しみはかけがえのないもの、お子様にペットと一緒に海沿いを散歩する楽しみを味わっていただけます。
さらに居室内の構造がアウトフレーム工法になっているのも、居住者にとっては有利です。
アウトフレーム工法は、構造体の柱や梁を外側に出す工法。
これによって居室内は凹凸がなく広く使えます。
また居室では24時間セキュリティシステムが利用できるようになっています。
セキュリティ機能は充実
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスの共用部は24時間有人管理されています。
また館内に防犯カメラも多く、居室内も24時間セキュリティシステムによって二重、三重にガードされています。
オートロックはTVモニター付きで来た人を見てから解錠できるしくみ。
さらに玄関ドアはダブルディンプルキーを使用し、サムターン回しなどの侵入を防ぎます。
耐震性
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスの建築構造は、制震構造を採用しています。
制震構造は、建物に及ぶ地震エネルギーを建物内部に設けられた制震ダンパーで吸収して地震時の揺れを低減する構造です。
制震ダンパーはゴムや油圧を使用して作られた器具で、地震の揺れを吸収します。
物件は地上29階と高層タワーマンションですが、耐震性は高いと考えていいでしょう。
建物としてのブランド力
デベロッパー、施工会社の信頼性
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスのデベロッパーは横浜市住宅供給公社です。
横浜市住宅供給公社は公的性格がある横浜市の特定協約団体なので、信頼性は高いとみていいでしょう。
施工会社は鹿島建設です。
鹿島建設は日本のスーパーゼネコン5社に数えられる企業のひとつ、長い実績を持つ大手総合建設会社なので、施工に関しても安心できます。
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海沿いの快適さを楽しむ住環境
マンション周辺の自然環境
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンス周辺の自然環境をみてみましょう。
物件から歩いて約10mでポートサイド公園です。
ポートサイド公園は緑は少なめですが、お子様が走り回れるスペースには充分に恵まれています。
さらに徒歩圏内に緑の多い神奈川公園、高島中央公園もあります。
またシーバスに乗ると山下公園に行くことができ、海沿いの自然を思いきり満喫できる環境です。
保育所は激戦区
- ナーサリー横浜ポートサイド
- ひびき金港町保育園
- 幸ヶ谷小学校
- 栗田谷中学校
では教育環境をみてみましょう。
保育所はマンション内にナーサリー横浜ポートサイドがありますが、横浜市認可保育園のため人気が高いです。
現在、5歳児に空きが2名ある状態、0歳児では待ち人数が15名です。
その他のポートサイド地区の保育園は空きが少ない状態、ひびき金港町保育園はいくらか空きがあります。
学区に指定された公立小学校は幸ヶ谷小学校、また中学校は栗田谷中学校です。
しかし横浜市には学校が多いことから、お子様を私立学校に通わせる方も少なくありません。
さらに国際都市・横浜ならでは、アメリカンスクールに通わせる家庭もあります。
神奈川県神奈川区 保育所空き・待ち状況:http://www.city.yokohama.lg.jp/kanagawa/kurashi/kosodate/image/30.08.01aki.mati.pdf
犯罪率
神奈川警察が発表した平成 30年1〜7月の刑法犯市区町村別認知件数では、物件のある横浜市神奈川区の犯罪総数は560件。
これはワースト1の港北区(985件)やそれに次ぐ鶴見区(789件)と比較すると少ない件数で、神奈川区は犯罪率が低めのエリアだといっていいでしょう。
交通事故件数
横浜市が発表した平成30年6月末までに発生した人身交通事故の発生件数では、神奈川区は297件。
これは最も多い港北区(355件)、続く旭区(330件)などと比較すると少ないですが、横浜市内では5番目に件数の多い区域です。
神奈川区は人身交通事故の発生件数は多めのエリアだといえます。
ハザードマップの指定
国土交通省のハザードマップでは、横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスの敷地は、洪水・土砂災害の危険性は「範囲外又は未整備」とされています。
また地形からわかる災害リスクでは、盛土地・埋立地であるとされています。
出典:国土交通省 ハザードマップ(https://disaportal.gsi.go.jp/maps/index.html?ll=35.467136,139.630888&z=15&base=pale&ls=seamless%7Ctsunamishinsui_raster%2C0.8&disp=01&vs=c1j0l0u0)
まとめ
横浜ポートサイドプレイスタワーレジデンスは、竣工してから10年以上経過した中古マンションですが、いまだに人気のある物件といえるでしょう。
魅力のポイントは、窓からの眺め、そして横浜ポートサイド・ライフを存分に満喫できるところでしょう。