ブランズ横浜は横浜駅徒歩5分の注目マンション!

2018.08.13
ブランズ横浜は横浜駅徒歩5分の注目マンション!

ブランズ横浜のメリット

  • 利便性抜群!!ビッグターミナル横浜駅徒歩5分
  • 豊かな緑地を配したランドスケープデザイン

ブランズ横浜のデメリット

  • 商業地のため治安面に不安が残る
神奈川県を代表するビッグターミナル駅である横浜駅から徒歩6分。この利便性の高い立地に2018年1月に竣工したマンションがブランズ横浜です。横浜駅周辺は昔から商業の中心地として栄えてきたため、マンションを建設するようなまとまった土地は少なく、横浜駅徒歩5分圏内で210戸規模のマンションが建設されたのは初めてです。それゆえ、大規模マンションならではのコンシェルジュサービスや多彩な共用施設は他の中古マンションとの差別化のポイントとなっています。圧倒的な利便性を誇るものの、商業地の中という立地は「落ち着いて住む」ということについては不向きと捉える面もあります。今回は、横浜の中心地に完成した「ブランズ横浜」を詳しくご紹介いたします。

ブランズ横浜の概要

  • ㎡単価:127万円
  • 住所:神奈川県横浜市西区北幸2丁目11-2
  • 横浜市立宮谷小学校 徒歩11分(880m)
  • 横浜市立軽井沢中学校 徒歩15分(1200m)
  • 間取り:2LDK
  • ブルーライン 横浜駅 徒歩5
  • 相鉄本線 横浜駅 徒歩8
  • 相鉄本線 平沼橋駅 徒歩8
  • 東急東横線 横浜駅 徒歩8
  • みなとみらい線 横浜駅 徒歩9
  • 階数:地上17階 地下1
  • 築年:20181
  • 戸数・規模:全210

ブランズ横浜の総合評価

資産性

エリアのブランド力

北幸二丁目というアドレスはブランド力が高いとは言えませんが、横浜駅が最寄駅という地域性は高いブランド力を持っていると評価出来ます。横浜と言えば「風光明媚な港町」としてイメージが良く、最寄駅の横浜駅もターミナル駅として高い知名度を誇ります。北幸二丁目に住みたいというブランド力は無くとも、横浜駅周辺に住みたいという需要は高いでしょう。

エリアの将来性

横浜駅を利用している方はお分かりかと思いますが、横浜駅は長年工事が続いています。平沼地区、南幸地区、北幸地区、鶴屋町地区、センターゾーン、みなとみらい中央地区、横浜ポートサイド地区に分かれて開発を続けており、2020年には駅ビルが開業予定になっています。ブランズ横浜は北幸地区に該当しており、企業と共存するビジネスの街がテーマになっています。横浜駅周辺は、再開発の進行により、高い将来性が見込める地域です。

マンションの立地条件

横浜駅周辺は「業務・商業専用地区」に指定されており、住宅用途の建物は建設出来ません。このブランズ横浜は、この地区を通り過ぎてすぐの立地にあるので、「横浜駅最寄りの大規模マンション」と言っても過言ではありません。商業地域としても大きな発展を遂げていますが、住宅として考えれば、その希少性が高い立地は資産性の高さにつながるでしょう。

利便性

交通利便性

  • ブルーライン 横浜駅 徒歩5
  • 相鉄本線 横浜駅 徒歩8
  • 相鉄本線 平沼橋駅 徒歩8
  • 東急東横線 横浜駅 徒歩8
  • みなとみらい線 横浜駅 徒歩9
多数の鉄道路線が利用できる利便性は横浜駅の最大の魅力です。JR東海道線は東京駅に繋がり、湘南新宿ラインは新宿駅・渋谷駅・池袋駅を通り、埼玉方面へ繋がります。京急では羽田空港へのアクセスできますし、相鉄線では海老名駅などの県央エリアにも行けます。湾岸エリアは高速道路も充実しており、川崎からアクアラインを抜ければ千葉県木更津まで1時間かからずに到着します。親の通勤と子の通学が別方面でも両者とも便利に生活できるでしょう。

生活利便性

エントランスにはコンシェルジュサービスが配されており、共用施設の予約やクリーニング・宅急便の取次などを行ってもらえます。宅配ボックスには入りきらない配送物を預かるサービスも実施しており、自宅で再配達を待たなくて良いので高い利便性を感じられるでしょう。

施設・設備グレード

設備

共用部
  • 24時間セキュリティシステム
  • 宅配ボックス
  • 駐輪場(309台分・月額200~400円)
  • バイク置場(4台分・月額7000円)
  • ミニバイク置場(8台分・月額3000円)
  • ペット足洗い場
駐車場
住戸数210戸に対して駐車場は80台分、そのうち平置が7台分です。月額料金は30000円~43000円です。駐車場の付設率は38%とかなり低めに設定されています。数戸をまだ販売中ですが、既に駐車場は満車の状態です。利便性の高い立地ですので、将来的には車を手放す方が増えそうですが、しばらくは駐車場の確保がネックになるでしょう。
専有部
  • ディスポーザー
  • 食洗機
  • 浴室暖房乾燥機
  • 保温浴槽
  • ミストサウナ
  • 節水シャワーヘッド
  • トイレ手洗い
  • 超節水タンクレストイレ
  • 合わせ複層ガラス
  • TVモニター付インターホン
「人生を極める住まい」をコンセプトに持つブランズシリーズは高い設備仕様を誇ります。ディスポーザーや食洗機が設置されているのはもちろん、トイレには2日で180Lの水を節約できる超節水タイプが採用されています。キッチンには、天然御影石のカウンタートップを配し、バックカウンターなど収納が充実しています。注目ポイントは「合わせ複層ガラス」です。通常の複層ガラスは2枚のガラスで空気層を作る仕組みですが、こちらは3枚ガラスです。熱伝導率を抑える効果があり、高い冷暖房効率が魅力です。また、商業地の中にある立地に配慮し、騒音対策としてサッシは遮音等級がT-3またはT-2の製品が採用されています。交差点の街頭レベルの音を静かな事務所や公園のレベルまで遮音する効果がありますので、高いレベルの居住空間が実現しています。サッシの交換は、マンション全体での合意が必要ですので、初期から高い品質の製品が導入されているのは中古になってもアピールポイントの1つになります。

共用施設

  • オーナーズガーデン
  • オーナーズラウンジ
  • ガーデンビューサロン
  • ゲストルーム
  • ミーティングルーム
敷地内に豊かな緑地を配した設計がブランズ横浜の特色です。ガーデンビューサロンでは、オーナーズガーデンを眺めながら友人とのパーティーを楽しむことが出来ます。また、横浜駅周辺に大規模マンションは中古含めて希少ですので、ゲストルームを有するマンションも少ないと考えられます。横浜観光に来た友人とガーデンビューサロンでパーティーをして、ゲストルームに泊まっていただく、このような利用方法がイメージ出来ます。この他、ミーティングルームなどが設置されており、将来的な管理組合の会合などでも利用出来そうです。

セキュリティ

  • 24時間有人管理
  • 24時間オンラインセキュリティシステム
  • ダブルオートロックシステム
  • 防犯カメラ(21台)
  • ディンプルキー
  • ダブルロック(住戸玄関)
ブランズ横浜では、商業地域に位置していることからセキュリティ面が充実しており、機械警備と人的警備の両面から高いセキュリティを実現しています。機械警備はダブルオートロックシステムと24時間オンラインセキュリティシステムがメインです。風除室とエントランスの2箇所に設けられたオートロックは開錠作業を2回実施することで不審者が居住者と一緒に侵入してしまうのを防止する役割を果たします。また、24時間オンラインセキュリティシステムは、火災・非常・防犯の警報を24時間体制で受付し、状況によって警備員を派遣するシステムです。人的警備では、日中に管理員・コンシェルジュ・警備員、夜間に警備員という24時間有人管理が実現しています。多くのマンションでは日中の警備員は配置しておりませんので、この点はブランズ横浜の強みと言えそうです。警備員がしっかりと見回りをしている姿は中古マンションとなっても見学に来た検討者に安心感を与えるでしょう。

耐震性

ブランズ横浜では、強固な支持地盤に現場造成杭を打ち込む方式を採用しております。既成杭よりも現場の地盤状況に合わせて対応できる魅力があります。しかしながら、「制震」や「免震」の構造にはなっておらず、あくまで地震に耐える耐震構造となっています。昨今では「制震」や「免震」の大規模マンションが増えてきておりますので、耐震レベルに不安を感じる声がインターネットの口コミに複数見られます。「免震や制震だから安全」とは言い切れませんが、建物が揺れにくい分、地震時の建物損傷は免震や制震の方が少ないと考えられますので、長期の資産形成と考えると懸念材料となってしまうポイントです。

デザイン

ガラスと白壁によってさわやかでクールな印象を与える外観のブランズ横浜。低層階には螺旋階段を配した回廊がアクセントとデザイン性を加えています。設計は株式会社NAP建築設計事務所が担いました。同事務所の代表作は原宿と表参道の中間にある東急プラザ表参道。ブランズ横浜と同じく、都会の中で緑を感じさせる設計になっており、コミュニケーションを重視する設計を得意としています。

ブランド力

デベロッパー

ブランズ横浜のデベロッパーは東急不動産株式会社です。「人生を極める住まい」をキャッチフレーズにブランズのブランド名でマンション分譲を展開しています。東急という名称ではありますが、北は北海道、西は関西エリアという広いエリアで分譲している実績があります。近年では毎年グッドデザイン賞を受賞しているほどデザイン性に優れたマンションを提供しております。

施工会社

施工会社は西松建設株式会社です。1874年に創業した歴史のある会社であり、1965年からは香港にも支店を設けて海外事業に力を入れています。マンション事業ではザ・パークハウス中野タワーやアトラスタワー本郷駅前などのタワーマンションなどを手掛けており、住居施設の建築実績も豊富です。

住環境

横浜駅を知る人には「ハマボールの横」と伝えれば場所が分かるほどに商業の中心地に位置しています。敷地南側に面する運河の桜は美しく、四季を感じながら日々の生活を送れるでしょう。懸念は道路向かいに焼肉店があることです。どの程度の高さまで臭いが上がってくるのかは分かりません。購入を検討するときには、営業時間中にお部屋の中で臭いがどの程度するのかを確認した方が良いでしょう。

マンション周辺の自然環境

徒歩5分以内に北幸町公園や軽井沢公園などお子様が遊べる公園が点在しています。横浜駅から反対側になるので、比較的落ち着いた公園です。また、駅を挟んで反対側、みなとみらいエリアまで行けば、臨港パークや港の見える丘公園などの大型公園があり、海も見える開放感が得られます。家族でのピクニックや散歩にはみなとみらいエリアがお勧めです。

教育環境

  • 宮谷小学校   約780m(徒歩10分)
  • 軽井沢中学校  約1000m(徒歩13分)
  • 南幸保育園   約270m(徒歩4分)
  • 横浜岡野保育園 約300m(徒歩4分)
小学校が徒歩10分、中学校が徒歩13分と少し距離があり、道のりはマンションから上り坂です。少し交通量のある通りを横断する必要もありますので、通学路には注意が必要です。交通便のアクセスは非常に良い立地ですので、私学への通学には向いています。公立学校同様に、駅からマンションまでの道のりの安全確保を考える必要があります。

治安

横浜駅周辺を管轄する戸部警察署の公表データによりますと、北幸地区を含む第5地区では、2018年6月末までに暴行事件が18件、傷害事件が16件、万引が86件発生しています。その多くがブランズ横浜から近い南幸地区で発生しており、他の地区よりも明らかに多く発生しています。防犯についてはしっかりと注意しておいた方が良いでしょう。

交通事故発生件数

西区では2018年1月から6月までに170件の事故が発生しております。昨年は同期間で202件の事故が発生しており、減少傾向にあります。事故が多いのは国道1号線であり、追突事故が多いようです。他地域から比べて特別多いことはありませんが、事業用車輌が多いエリアですので、注意が必要です。

ハザードマップ

北幸地区は河川氾濫において、約50cmの浸水が想定される地域に指定されています。河口に近いエリアですので、大雨の時には注意が必要です。1階から3階までは商業施設になっており、居住区は4階より上です。地下駐車場などは浸水リスクが高く注意が必要ですが、居住区の家財まで浸水する可能性低いでしょう。また、横浜駅周辺は液状化の可能性があるエリアに指定されています。建物本体は支持層まで杭を打ち込んでいるため、被害は少ないと思われますが、外構の被害は考えられます。

まとめ

ブランズ横浜は、交通アクセスや商業地という生活の利便性は抜群である一方、治安や自然環境など居住目的での住環境には不安が残るマンションです。交通アクセスの良いマンションは賃貸運用もしやすく資産価値が落ちにくいので、長期的な資産形成には適したマンションかもしれません。少し偏った特徴を有しているマンションですので、どのような環境で暮らしたいかを知るためにも実際に見学してみてはいかがでしょうか。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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