

- 16.4ヘクタールの広大な再開発が生み出した良質な住環境
- 駅まで信号が無い安全性の高い道のり
- 三菱地所グループが手掛けた安心感
- 1149戸のビッグコミュニティ

- こどもが多く、小児科などが混雑気味
三菱製鋼の工場跡地として残された約16.4ヘクタールの広大な敷地。これは東京ドーム4つ分の敷地に相当します。この広大な敷地は「東雲キャナルコート」と名付けられ、独立行政法人都市再生機構(通称UR)と三菱グループによって再開発が行われました。商業施設や行政機関が入る合同庁舎など新たな街並みが創造すると共に多くのタワーマンションが誕生しました。
Wコンフォートタワーズはそのタワーマンションの1つです。三菱地所グループが手掛けたタワーマンションであり、EASTとWESTの2つのタワーが特徴的です。辰巳駅への橋に一番近く、信号無しに駅まで行き来が出来る利便性の高い立地にあります。「コンフォート」とは快適・慰めなどを意味し、東雲運河の水辺に寄り添い、リゾートを思わせる住環境が魅力です。
街並みが一体となって開発されたため、道路・公園・商業施設がきれいに整備された魅力的な住環境である一方、多くのタワーマンションが建設されたので、保育園や小学校などの受け入れ状況が気になる点として挙げられます。
今回は、東雲の代表的なタワーマンション「Wコンフォートタワーズ」を詳しくご紹介いたします。
見出し
Wコンフォートタワーズの概要
- ㎡単価:61万円 ~ 78万円
- 住所:東京都江東区東雲1丁目9
- 江東区立第二辰巳小学校 徒歩9分(720m)
- 江東区立辰巳中学校 徒歩9分(720m)
- 間取り:1LDK / 2LDK / 3LDK
- りんかい線 東雲駅 徒歩10分
- 東京メトロ有楽町線 辰巳駅 徒歩12分
- ゆりかもめ 豊洲駅 徒歩20分
- 東京メトロ有楽町線 豊洲駅 徒歩20分
- 階数:地上54階 地下2階
- 築年:2005年2月
- 戸数・規模:全1149戸
Wコンフォートタワーズの総合評価
資産性
エリアのブランド力
地域として再開発された東雲キャナルコートとしてブランド力は高いと考えられます。駅からの道のりや周辺の道路や公園の整備など新しい街並みが造られている点は他地域のタワーマンションと一線を画す特徴と言えます。
豊洲ほど商業施設は多くないものの、生活に便利な施設が揃っておりますので、ファミリーには安全性を含めて暮らしやすい住環境です。
立地条件
東雲の他のタワーマンションよりも辰巳駅が近い立地は高く評価出来ます。数分の差ですが、マンションを売却する際の査定では駅距離はとても重要な要素ですので、東雲の他のマンションよりも資産性が保たれやすい立地と考えられます。都心部からの距離も近いため、他の地域の再開発が進んだとしても資産性は保たれるでしょう。
街の将来性
湾岸エリアは築地市場の豊洲移転や2020年の東京五輪などにより、開発・整備が進んでいます。また、有楽町線は延伸する計画もあり、豊洲地域の価値は維持または向上していくものと考えられます。東雲キャナルコートが今後年数を重ねていく中で大きな変革(イオンの撤退など)が無ければ将来的にも魅力の高いマンションです。
低層階の眺望は懸念が残る
※こちらは2018年7月現在の情報で更新しております。
現在、Wコンフォートタワーズの南方面に江東ポンプ場の新施設が建設中となっております。
▼実際の建設計画平面図
※引用元:東京水道局ウェブページより
▼立地上での建設位置について
2020年までに建設が完了予定ですが、これらが建設完了することによりWEST棟の東サイドのお部屋・EAST棟の南向きのお部屋については低層階が一気に眺望を塞がれてしまいます。東雲運河への圧倒的な開放感が売りのEAST棟ですがポンプ棟が6階建として建設予定のため、低層階南向きのお部屋については資産性を考える上で留意しておいた方がいいかもしれません。
WEST棟については、EAST寄りではない限りお部屋からの眺望は変化なく、眼前の既存の建物 (水道局関連施設)以外も建設予定がなく低層階でも眺望は確保されていると言えます。
利便性
エレベーターは13基
エレベーターは50~60戸に対して1台が適正と言われています。Wコンフォートタワーズは全部で13台のエレベーターが設置されており、設置割合で考えれば不足気味と捉えられてしまいます。しかしながら、タワーマンションのため、1回の可動で各階多くの居住者を移送できますので、デメリットではないと思われます。
各階のごみ置場
タワーマンションとして当たり前かもしれませんが、各階にごみ置場があるのは大きな魅力です。ごみの持ち運びが非常に楽であり、気軽にごみをだせるので、室内保管が少なく衛生的です。
コンシェルジュサービス
コンシェルジュサービスは日常の利便性が大きく向上するサービスです。宅急便の発送は外まで持っていくには重く、自宅へ集荷に来てもらうと待ち時間が発生します。コンシェルジュへ頼めば、時間を有効に使うことが出来ます。クリーニングの取次も行っており、どのようなサービスが利用できるかを知ることで日常の生活において大きなメリットを感じられるサービスと言えます。
設備グレード
部屋の広さと開放感
お部屋の広さや窓の大きさは変えることが出来ません。Wコンフォートタワーズは他のタワーマンションに比べて専有面積が広いタイプの住戸が多い構成になっており、親御さんとの同居であったり、お子様が成長したとしても、ゆとりをもって暮らすことができる広さを有しています。また、インターネットの口コミでは開口部の大きさに関して称賛する意見が多くあります。眺望や陽当たりは変えることの出来ない価値として高く評価されるポイントです。
リフォームを検討する時期
2005年に分譲されてから10年以上が経過しています。住宅設備は日進月歩の革新が続く業界であり、当時の設備は少し古いと感じられるかもしれません。キッチンや洗面台の収納は引出型ではなく扉型のタイプです。現在では中の物が取り出しやすい引出型が主流。天井高などお部屋の広さはしっかりと確保されているマンションですので、リフォームを施すことにより、高い魅力を維持できるでしょう。
ブランド力
新築分譲時の売主は三菱地所グループ
新築時の売主は三菱地所・三菱商事・菱進都市開発の三菱グループです。日本を代表する財閥系の企業グループであり、その中で不動産を手掛ける三菱地所はザ・パークハウスのブランド名で高い分譲実績を誇ります。斬新なデザイン性よりも質実剛健、本質を高いレベルで実現することが三菱地所の特徴です。当マンションもプールなどの華やかな設備は無いものの、天井高や開口部の大きさなど普遍的な価値に力を入れた造りです。
施工は戸田建設株式会社
戸田建設株式会社は1881年に創業した老舗の建設会社です。日本の建設会社として大手と準大手の間ぐらいの企業規模です。マンションでは、富久クロスやリエトコートアルクスタワーなど数多くの実績を有しております。マンション以外にも公共施設や医療施設、上下水道などのインフラ施設、商業施設など幅広い建築物の施工を担っており、信頼の置ける技術を有しています。ブラジルやタイ、アメリカなどにも支社があり、国際的な実績も豊富にあります。
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