

- 商業都市「新宿」を生活圏とした利便性の高い住環境
- 日常の生活をサポートするコンシェルジュサービス
- 地震の揺れを免れる「免震構造」

- 首都高速に隣接していて騒音と排気ガスが懸念される立地
- 賃貸住戸が多いことによる居住者層への懸念
フェニックス西参道タワーは初台を代表する24階建ての中古タワーマンションです。京王線の初台駅を最寄として小田急線の参宮橋駅は徒歩10分以内で利用できるという利便性の高い立地です。
また、マンションには日常生活をサポートするコンシェルジュサービスが導入されている他、ゴルフラウンジやフィットネスジム、シアタールームなど余暇に利用できる様々な施設が揃っております。
今回は、このフェニックス西参道タワーを詳しくご紹介いたします。
フェニックス西参道タワーの概要
- ㎡単価:93万円 ~ 95万円
- 住所:東京都渋谷区代々木4丁目30-5
- 渋谷区立代々木山谷小学校 徒歩7分(560m)
- 渋谷区立代々木中学校 徒歩18分(1440m)
- 間取り:1DK
- 京王線 初台駅 徒歩6分
- 京王新線 初台駅 徒歩6分
- 小田急線 参宮橋駅 徒歩9分
- 小田急線 南新宿駅 徒歩13分
- 都営大江戸線 都庁前駅 徒歩13分
- 階数:最上階地上24階 地下1階
- 築年:2012年8月
- 戸数・規模:全193戸
フェニックス西参道タワーの総合評価
資産性
エリアのブランド力
渋谷区代々木四丁目のブランド力は高くも無く、低くもありません。新宿駅を徒歩圏で捉える立地は変えがたい利便性を有します。しかしながら、特別な地域ではありませんので、エリアのブランド力が資産性を押し上げる要因になることはありません。
立地条件
最寄駅徒歩6分、そして新宿駅を徒歩圏で利用できる立地は非常に高く評価されます。西新宿が近いので賃貸運用も期待できます。ここまで高い利便性を有しながらも、新宿中央公園や代々木公園などの大型公園が近くにありますので、休日のリラックスも楽しめます。

街の将来性
良くも悪くも不変的な評価と考えられます。利便性の高さという絶対的な物差しがあり、新宿駅が寂れることが今のところ考えられません。
地域で再開発などの計画は今のところはありませんので、急に資産価値が高まることは考えにくいものの、大幅に資産価値が低下することも考えにくい立地です。
しばらく住んで手狭になったら、別のマンションに移り、このマンションを賃貸運用をするというプランも有効性が高く、将来的な魅力が高いマンションです。
利便性
コンシェルジュサービス
日常生活をサポートするコンシェルジュは、利便性を高めるポイントの1つです。クリーニングや宅急便など少し手間を要する作業がマンション内で完結するので、時間を有効に利用することが出来ます。
光ファイバー対応
昨今はインターネットのつながりやすさもマンションを評価するポイントの1つです。一昔前のマンションが光ファイバーが導入出来ず、通信速度が遅い場合もあります。フェニックス西参道タワーは光ファイバーが利用できるため、高速インターネットが気軽に利用出来ます。
設備グレード
必需品の浴室換気乾燥機
浴室換気乾燥機はどのような家族構成でも便利さを感じる優れものです。単身者は洗濯物の取込が不要となり、急な雨で干しておいた洗濯物が濡れてしまうという心配はありません。また、ファミリーでも夜間を利用して乾燥させることができ、時短家事につながります。そして、花粉症の方には、花粉が付かない環境で乾燥できる力強い味方です。
TVモニター付インターホン
既に多くのマンションで普及していますが、モニターで視認できることでセキュリティが高まる設備です。訪問販売を断るのにも使えるため、女性の一人暮らしにはとても重宝する設備です。
ブランド力
新築分譲時売主はトーシンパートナーズ
トーシンパートナーズは1988年に設立された会社です。投資用マンションを得意としており、フェニックス西参道タワーは低層階が賃貸運用に向いた1Rタイプ、高層階がファミリータイプに分かれています。マンションは200棟以上の実績を有しており、大手ディベロッパーほどでは無いものの一定の信頼の置ける会社です。
施工会社は前田建設工業
前田建設紅葉株式会社が1919年に創業したゼネコンです。竹中、大林ほどの規模ではないものの、日本では有数の建設業者です。病院や学校、公施設なども手掛けており、その技術力は高く評価されております。マンションではシティタワー有明や中野ツインタワーなど豊富なタワーマンションの実績を誇ります。
住環境
自然環境
新宿西口公園や代々木公園などの大型公園が徒歩圏にあります。しかしながら、こどもが遊ぶ身近な公園は少なく、この大型公園のみが自然を感じられる環境と言えるでしょう。水辺なども無く、自然を豊かに感じる環境を望まれている方は他のエリアを探した方が良いでしょう。
子育てしやすいか
子育てには不向きです。小中学校が遠く、お子様が遊ぶ公園も決して多いとは言えません。インターネットの口コミには、夜のお仕事の方とマンション内で会うことがあるとのコメントが複数見られます。特にトラブルになったとの口コミはありませんので、過度の心配かもしれませんが、親としては安心して暮らしにくいでしょう。
治安はいいか
警視庁が発表している「犯罪情報マップ」では、代々木四丁目エリアは昨年度26~67件の犯罪が確認されています。他の地域に比べても特別高いエリアではなく、心配をする必要は無さそうです。とはいえ、新宿駅からも歩けるエリアですので、自転車の盗難などは数件発生しています。最低限の防犯は考えておきましょう。
交通事故件数は?
警視庁が発表している「交通事故発生マップ」において、マンション周辺は75件/km2の事故発生の地域に位置しています。これは、比較的事故が多めの地域であり、事故の内訳は事業用車輌が多くを占めます。東京オペラシティを中心に高くなっており、事業用車輌の通行量がそのまま事故数に比例していると考えられます。お子様がいらっしゃったりする場合は接触事故などに注意をした方が良さそうです。
ハザードマップでは?
渋谷区のハザードマップを確認したところ、浸水の被害を受ける可能性の地域には含まれていませんでした。地震発生時の液状化も可能性は低いエリアです。しかしながら、前面道路の甲州街道は緊急自動車専用路に指定されています。これは、災害時に応急対策に従事する車輌以外は通行できないことを定めています。東日本大震災の時に多くのサラリーマンが徒歩で帰宅したように、災害時には前面道路の様子が一変する恐れがあります。緊急車輌が継続的に通行するため、自身は無事でも大きなサイレンが騒音になってしまうかもしれません。