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JVマンションってどんなマンション?

JVマンションってどんなマンション?

マンションの販売は通常1社のみで行われますが、時には「JV」という形式をとることがあります。「JV」とは何なのか、メリット・デメリットや代表例を交えながら解説します。

JVとは何か?

JV」とは「Joint Venture=共同企業体」のことであり、プロジェクトにあたって1社の売主が単独で行うのではなく、複数の売主が共同でプロジェクトを行うことを指します。

1社で行えば面倒な社外の調整も必要ありませんし、当然利益も独占できるはずなのに、なぜわざわざ共同で行うのでしょうか。

場合にもよるものの一般に2つの目的があり、1つはそれぞれの得意分野で協力するというもの。一口にデベロッパーといっても企業によって得意な分野や経験が多い条件はまちまちであり、それぞれの強みを活かして協力することでよりレベルの高いプロジェクトが可能になります。

もう1つは、複数社が合わさることで一つの大きな企業と近い状態となり、一社では実施できない規模の事業も扱うことが可能になるため、大規模プロジェクトを実施しやすいという目的です。

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JVと一般的なマンションの違いは?

JVでは大規模な事業がやりやすい、という特徴から必然的にJVによるマンションは大規模なものが多くなります。数十戸程度でJVの形をとることは少なく、多くは数百戸規模のマンションとなり、時には1,000戸以上のものになることもあります。

数百戸以上の大規模マンションとなると量産型のようなマンションになることはなく、デザインや共用施設などにマンションごとの特徴が出やすくなります。特にJVでは各社の特徴が入れ込まれるため、それぞれのマンション事業の中で評判が良かったポイントが組み合わされて他にはないマンションとなることもあります。

一方で難点としては、売主が複数社、しかも普段はライバルとなることもある会社同士での共同事業ということになるため、何らかのトラブルが発生した際の責任の所在に不安があります。1社であればトラブルの際の悪評がダイレクトに響きますが、JVですとやや分散的になり、また対応方針も各社で異なるため、最も対応がいい会社の水準に他の各社が揃えるということは困難です。もちろん最低限のサービス基準に則った対応はされるでしょうが、アフターサービスに重きを置くのであれば注意した方がよさそうです。

管理会社は?

「マンションを建設して販売する」という一時的なプロジェクトであるため売主や施工会社はJVという形をとれますが、継続的な事業となる管理の面を担う管理会社はそうはいきません。

多くのデベロッパーは関連会社として管理会社を有しており、JVのうちどこか1社の関連の管理会社が単独で竣工当初の管理会社となるという形が一般的です。

しかし、JVですと売主が複数いることから、管理会社としても売主と居住者の間に立つことが多い築後10年程度までの期間においては、親会社1社のみの場合に比べて意思疎通がとれず、対応が遅れたり十分でなかったりといった事態が発生しやすくなってしまいがちです。

代表的なマンション

それでは、実際にJVで建てられたマンションから代表的なものをいくつか紹介します。

THE TOKYO TOWERS(中央区勝どき)

THE TOKYO TOWERS売主はオリックス・リアルエステート、東急不動産、住友商事。2,790戸の超巨大マンションで、国内最大戸数(201711月時点)。プールやフィットネスジム、ライブラリー、ゲストルーム、さらに居住者専用ではありませんがスーパーや病院も同じ建物内に擁しており、この規模でないと実現できない共用施設の数々がそろっています。

THE TOKYO TOWERSに実際に訪れた記事はこちら

THE TOYOSU TOWER(江東区豊洲)

THE TOYOSU TOWER三井不動産・野村不動産・三菱地所・東京建物の大手ディベロッパー4社が手がけたマンションです。825戸を誇り、敷地内には4つの庭園が設けられ、緑豊かな環境になっています。近くにはスーパービバホームやアーバンドックららぽーと豊洲があります。

THE TOYOSU TOWERに行ってみた感想はこちら

TOKYO TWIN PARKS(港区汐留)

TOKYO TWIN PARKS 汐留の象徴的なマンション、東京ツインパークスは三菱地所、三井不動産、住友不動産をはじめ、全部で8社によって開発されたマンションです。その名の通り、ライトウィングとレフトウィングの2棟から成り、眼下には浜離宮が見渡せます。

東京ツインパークスのお部屋を訪れた記事はこちら

ザ・コスギタワー(武蔵小杉)

コスギタワー武蔵小杉の再開発を代表するマンションの一つであるザ・コスギタワーは、東京建物・伊藤忠都市開発によって開発されました。武蔵小杉駅前には大型商業施設ららテラス武蔵小杉やグランツリー武蔵小杉があります。

ザ・コスギタワーについて詳しく知りたい方はこちら

まとめ

長所ばかりではありませんが、JVならではのマンションはここで紹介した以外にも多数あります。単独の売主では見つからなかった好みのマンションが、ひょっとしたらJVの物件で見つかるかもしれません。

著者について

株式会社Housmartマンションジャーナル編集部
中古マンションの購入・売却仲介手数料が最大無料になるWEB不動産「カウル」を運営するスタッフが、物件探し、リフォームやリノベーションに役立つ情報、街の魅力、インテリアやDIYのテクニックをお伝えします。

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