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もしものときに!防災とは違う「減災」リビングをコーディネートしよう

もしものときに!防災とは違う「減災」リビングをコーディネートしよう

地震大国日本では、いつ大きな地震がくるかわかりません。乾燥した季節になると火事も多くなります。こうした予期しない災害が起きたときに普段から適切な行動をとれるようにしておきたいですね。素敵なインテリアも災害ではどうしようもない…とあきらめないために、今すぐにできる減災方法を紹介します。

防災とは違う「減災」って知ってる?

「減災」という言葉をご存知でしょうか。減災とは、万が一災害が起きたときに被害を最小限にする働きのことです。

似た言葉で「防災」がありますが、防災とは被害そのものを出さないようにする働きです。たとえば津波がきたときに備えて高い防波堤を造り、被害を防ぐことは防災と呼びます。最近では地震に強い家づくりをテーマにした住宅のCMも増えていますね。

しっかり防災対策をしたつもりでも、予期せぬ災害が起きると被害を完全に防ぐのは難しくなります。被害が出ることを想定していかに被害を少なくするか、防災と減災を組み合わせて考えていきましょう。

減災対策の家具の設置方法【地震編】

阪神・淡路大震災での死者数は6,435人におよび、死者の80%以上が家の倒壊や家具などの転倒による圧迫死でした。特に2階建て木造住宅の場合は1階の柱が折れて潰れるケースが多く、建物が倒壊しても2階は生存スペースが残りやすかったため、死者数が少ない傾向にありました。

このことからも普段から長い時間を過ごす「寝室」「リビング・ダイニング」「キッチン」や「避難経路」の近くにある家具が倒れてこないようにすることが重要です。

(参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/阪神・淡路大震災

金具の固定で転倒・落下を防ぐ

リビングに本棚やテレビボード、シェルフや収納棚などの大きな家具が置いてある場合は要注意です。L字型の固定金具で壁と家具とを固定すれば転倒防止になります。賃貸で壁に穴をあけるのが難しかったり、設置ができない場合にはつっぱり棒を家具の上に取りつけて天井で支える方法もあります。その際にはマット式器具やストッパーを家具の下に入れるとさらに効果的です。

家具転倒防止具 L字型金具

出典:https://www.amazon.co.jp/UKショップ-家具転倒防止具-L字型金具/dp/B005TDLY8A

頑丈な焼付塗装を施した鉄製のL字金具とネジで、タンスや食器棚などの木製家具を壁に固定して転倒を防止します。ガラスのついた家具は、倒れたときに割れて凶器になる場合があります。L字金具で固定する方法はもっとも転倒しにくく安全とされているので、持ち家の人はしっかり取りつけたいですね。

不二ラテックス 家具転倒防止用品 不動王 L型固定式

出典:https://www.fujilatex.co.jp/earthquakeproof/fft-001/

壁紙に貼るだけで家具を固定できるので、壁や家具を傷つけなくてすみます。テレビ台など背面が開いているものにも取りつけられ、震度7まで対応しているので安心です。

アイリスオーヤマ 防災グッズ 家具転倒防止伸縮棒

出典:https://www.amazon.co.jp/アイリスオーヤマ-防災グッズ-家具転倒防止伸縮棒-高さ40-60cm-KTB-40/dp/B000S6KSOE

設置面に発泡ポリエチレン素材がついているので家具が傷つきません。工具を使わずに女性一人でも簡単に取りつけができます。ホワイトでインテリアにも合わせやすく、サイズも展開されているので家具に合わせて選べます。

倒れにくい家具にする

家具のプロポーションや重量によって地震のときの動き方は大きく変わってきます。たとえば洋ダンスや冷蔵庫のような背の高い家具や家電製品は、前後に揺れながら歩いて移動する「ロッキング移動」と呼ばれる動きをする場合があります。

食器棚や整理ダンスのように積み重ねてある上の部分や、テレビボードの上に載せたテレビなどがジャンプして落下するケース、ロッキングを起こさずに床面をすべって移動するケースなど、家具は置かれた条件によってさまざまな動きをする可能性があります。

(参考:https://www.fdma.go.jp/html/life/kagu3.html

家具を転倒させないためには、固定アイテムを使う以外に背の低いものを選ぶという方法があります。重心が低ければ低いほど倒れにくくなり、奥行きがあるほど安定をします。家具の買い替えを考えている人はリビングを一度見直して、もしもの災害に備えて転倒しにくい形状のものを選んでみてはいかがでしょうか。

減災対策の家具の設置方法【火事編】

火事は地震や津波と大きく関わってきます。阪神・淡路大震災が起きたときの神戸市では、ガス漏れやろうそくなどの転倒による火災が発生し、市街地火災に発展しました。地震発生で停電になり、灯りとして使っていたろうそくが余震で倒れて火事に繋がった事例もあります。

また、東日本大震災では津波が起きたときに破壊された家や車両からの漏電、衝突による火花が大規模市街地火災に発展しました。

火事が起きる身近な例だとモバイルバッテリーの発火やコンセントとプラグの間にほこりがたまって出火する「トラッキング火災」がありますね。ペットを飼っている家では留守番中のペットが配線をかじったり、コンロを誤作動させて火災に繋がるケースもあります。

普段から火元は気をつけている人も常に火事の危険性を頭に入れて部屋作りをしましょう。

部屋に家具やものを詰めこみすぎない

部屋に必要以上に家具やものが詰めこんであると、火災発生時に燃え移って被害が広がる可能性があります。特に紙類や段ボールが出しっぱなしの場合は注意が必要です。

火災が起きたときに逃げ遅れる原因にもなるので、家具をぎゅうぎゅうに入れすぎないようにしましょう。

なにげなく置いておいたペットボトルに直射日光があたって虫眼鏡のように光を集め、まわりの紙類などが発火をする「収れん火災」というものもあります。防火カーテンは火災時に役立ちますが、それに加えて強い日差しから部屋を守る遮光機能も兼ね備えているものだとより安心です。

燃えにくい材質のものにする

地震で暖房器具の転倒からカーテンに火が移って火事になるケースもあります。こうした場合に備えて、燃えにくい材質のものをインテリアに取り入れると安心ですね。「防災物品ラベル」のついたカーテンは、今では数多く取り揃えられています。高層マンションに住んでいる人は消火活動が遅れる可能性もあるので特におすすめです。

「HAUSKA 」1級遮光防炎カーテン

出典:https://www.amazon.co.jp/aiika-遮光率99-99-選べる32色-無地の1級遮光防炎カーテン「HAUSKA」(フォックスゴールド)【幅100cm-丈175cm%EF%BC%8F1枚入】/dp/B00U5NQ9K2

国の防炎性試験をパスした、高い防炎性能持つカーテンです。さらに日差しや視線から部屋を守る「1級遮光カーテン」なので外の光を気にしなくてすみ、リビングだけでなく寝室でも活躍します。カーテンは部屋の雰囲気を左右するので、買ってみたもののイメージと違ったという失敗は避けたいものです。こちらは6種類の無料サンプルが取り寄せられるので通販でも安心です。

日本製防火シャギーラグ

出典:http://www.bellemaison.jp/ep/srvlt/EPFB00/EPFB0005/dProdDtlShow?BELN_SHOP_KBN=100&KAT_BTGO=D78232_441_2013_L&SHNCRTTKKRO_KBN=03

見た目もおしゃれな防火ラグは、インテリアに合わせやすい落ち着いたカラーです。日本製で、防炎の他にも防ダニ、抗菌加工など機能も充実しています。円形タイプもあり、カラーバリエーションも様々なので部屋に合わせて選べますね。

小型インテリアの災害対策

出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=インテリア&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&crtsec=all&sl=ja&pp=40&p=2

災害時に怖いのは大型家具だけではありません。花瓶や小型テレビ、パソコンなど身近に置いているものが飛んでくる可能性もあります。インテリアを考えるときには災害時を想定して小物や中型家電のものの置き方も工夫しましょう。

高いところに重いものを置かないようにする

地震の場合は、高いところに置いた重いものが落下してケガに繋がることがあります。なるべく重いものは低い位置に移し、高いところは万が一落下しても被害の少ないものを置くようにしましょう。飛び散った破片で避難経路を塞いでしまう可能性もあるので注意が必要です。

中型家電や小物には滑り止めをつける

リビングに置いてあるテレビは大震災のときにジャンプして落下するケースもあります。転倒防止器具をテレビボードだけにつけて安心するのではなく、上に載せた中型家電や小物も固定しておきたいですね。

プロセブン 耐震マット

出典:http://okaimono.univ.coop/system/item/1717/

こちらは個体と液体の両方の性質をもつゲルに粘着性と低反発弾性をプラスした新素材で、貼るだけで簡単に家具の固定ができます。大型家具はもちろん、花瓶やパソコンなどの小物類の落下も防げます。震度7クラスの揺れにも対応しています。

紙類は火元の近くに放置しない

火元はキッチンだけではありません。リビングにも書類や雑誌類などの紙製品はたくさんありますね。燃えやすいものは暖房器具やコンセントの近くなどに放置しないようにしましょう。

最近ではペーパーアイテムもかわいいものがたくさん出ています。ハロウィンや誕生日、クリスマスにもインテリアとして飾りつけをする機会も増えていますね。ケーキに載せたろうそくから火事になることもあるので、火を使うときには十分まわりに注意しましょう。

あわてず落ち着いた行動を…もしもが起きたとき

減災対策をしっかりしていても、もしものときにパニックになってしまっては被害が広がる可能性があります。まずは落ち着いて身を守ることが大事です。

地震発生時にできること

  • 大きな家具や窓から離れてテーブルなど丈夫な机の下に隠れる
  • 扉を開けて避難経路を確保する
  • あわてて外に飛び出さない
  • 火を消してブレーカー、ガスの元栓を切る

避難する際にはクッションや雑誌など身の回りのもので頭を保護しましょう。

大きな揺れは数十秒で収まります。大きく揺れているときにあわてて火を消すと火傷をしてしまう可能性もあるので、揺れが収まってから行動しましょう。

火災発生時にできること

常備してある消火器で初期消火をおこなう

身長以上の火の場合は逃げることを最優先してください。

消火器が近くにない場合は濡らしたタオルや大きなフタなどを使い、火元にすべらせるようにかぶせて空気を遮断して消火をします。天ぷら油に火がついたときにあわてて水をかけるのはもっとも危険な消火方法です。かえって火が大きくなってしまうので注意しましょう。

衣類に火がついたら転がって消火をします。そのあとに水をしっかりかけて消火してください。

大声で近所の人に知らせる

大規模な災害では近所の人の協力が生死を分けます。お互いの家族構成やライフスタイルを情報交換するなど、普段から交流をしておくと心強いですね。避難するときにも声をかけ合って行動するようにしましょう。

防災用品を分散収納して「もしも」に備える

靴は避難経路に家族分用意する

靴を玄関の一箇所だけに集めておくと、火災で収納場所に行けないときに取り出せなくなってしまいます。地震発生時も窓ガラスが割れたり、ものが散乱すると危険です。玄関とは反対側の外に出られる窓の近くや寝室などに家族分の靴のストックがあると安心です。スリッパでも代用できます。

防災用品のストックコーナーをつくる

出典:https://www.amazon.co.jp/My-Room-快適通販-20色から選べる-折りたたみ式収納スツール-TRUNK-トランク-1P-色-モスグリーン-tu-25796/dp/B00CAG7MKS

大震災が起きたときに防災グッズが飛ぶように売れました。誰もが「もしも」に備えて考えましたが、時間が経つと危機感が薄れて防災用品も押入れの奥にしまいこんでいる人もいるのではないでしょうか。防災用品は独立して収納することを心がけて、いつでも取り出せる状態にしておきましょう。

まとめ

出典:https://dot.asahi.com/ad/150827/index2.html

災害時の対応は日頃からやっていることしかできないと言われています。自分の命を自分で守るためにも、災害時の家族との対応などを普段から話し合っておくと安心です。「いつも」心地よく過ごせる空間であり、「もしも」のときも被害が少なく安心して暮らせる部屋作りを心がけてくださいね。

著者について

yyyuka9
武蔵野美術大学卒業後にグラフィックデザイナーとして働き、現在は育児を優先してライターとして活動しています。収納術やインテリアの記事を中心に、分かりやすくて読みやすい記事を心がけて執筆してまいります。

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