マンションジャーナル

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住み心地のいい中古マンション購入のために注意すべき十箇条とは?

住み心地のいい中古マンション購入のために注意すべき十箇条とは?

私は大学卒業後、新築マンションの販売や中古マンションの仲介業に携わってきました。不動産の仕事をしていると、このマンションを購入しようと考えているのだけれど、どう思う?と友人からちょくちょく相談を受けます。

その際私はいつも10個の観点から、そのマンションの住み心地を判断し、アドバイスしています。購入前に様々な観点から物件をみることで、良いところだけではなく悪いところも出来る限り分かっていた方が、悔いのない納得のできるマンション購入に結び付くと思っています。

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広告に記載されている徒歩所要時間は異なります!

広告に表記されている駅からの徒歩所要時間は80m=1分で計算されていますが、実際歩いてみると数分長くなるのが一般的です。途中に坂がある場合、広告で表記されている駅からの時間は平坦の道を想定しているため、徒歩だと大幅に時間が異なることもあります。

物件の周辺は夜も安心安全を感じられますか?

昼だけでなく、夜の時間帯も駅からマンションまで歩いてみることをお勧めします。
実際に駅までの道のりを見ることで、人通りや街の雰囲気・街灯の位置等をみることが出来、安心安全に暮らすことのできる街か確認できるはずです。

外と繋がりをもてる場所ですか?

コンビニやスーパー・医療・教育機関・公共施設は最低限どこにあるか抑えておきましょう。

マンション周辺に生活利便施設や公園がないためお子様と家に閉じこもってしまうという理由から、マンションの売却をお考えになっているお客様が以前いらっしゃいました。

お子様がいる場合、徒歩圏内に公園や子供文化センターなどがあると、子供と親自身の居場所となり、外と繋がりをもてる場となります。

修繕積立金の値上がりはどの程度ですか?

私は、40戸以下の総戸数が少ないマンションをお勧めしていません。なぜなら、管理費や修繕積立金の負担が大きくなるからです。
総戸数が少ないにも関わらず、機械式駐車場が設置されていると、維持管理や取替費用が発生するため、高額な費用を自分たちで負担し続けなければなりません。

長期修繕積立金計画をチェックすることで、この先20年の費用負担が予想出来ます。タワーマンションも大規模修繕の際に費用が膨大なことから、修繕積立金が上がっていく傾向が見られます

共用施設は利用しますか?

大規模マンションの場合、共用施設が充実していることが多いですが、自分たちに必要なものか見極めることもポイントでしょう。
パーティルームやゲストルーム・来客用の駐車場があると、家族や友人を招待しやすいでしょう。

見えない部分に気を付けて!

フルリフォームをしていてお部屋は一見新築のように綺麗でも、設備の劣化は修繕されていない場合があります。特に給排水管は、マンション全体の共用部分にもあたるため、自分ではどうすることもできません。30年以上の築年数が経ったマンションを購入する場合は、設備の修繕状況を確認する必要があります。

眺望は変わる可能性があります!

新築マンションの場合、下の階を購入する場合は特に注意が必要です。
前面が公園の場合は問題ありませんが、駐車場や築年数の経ったアパートがある場合、その土地に新たに建物が建てられたり、建物の高さが変わる可能性があります。その場合、眺望や日当たりが変わってくるので注意が必要です。

南向きだからといって良いとは限りません!

窓の大きさや周りの建物の高さによって同じ向きでも日の入り方が異なってきます。
東向きは午前中のみの日差しがあるため、冬は洗濯物が乾きにくく、西向きは午後中日差しがあたるため、窓の多いお部屋だととにかく暑いです。また、南向きは、日中の間日差しがあり、人気のある方角ですが窓の多いお部屋だと朝から夜までとにかく暑いです。
どの方角が良いかは家族のライフスタイルによって、また洗濯物をどこに干すかによって重要度が異なってきます。

生活しやすい間取りですか?

自分たちの住まい方や家族構成の変化に対応できるものか考えて間取りを見る必要があります。家事の導線がスムーズか、子供を家のどこで遊ばせるか等イメージしてみることも大切です。キッチンと洗面所がつながっている間取りや備え付けの収納が至る所にある部屋はお勧めです。

「新築」に惑わされないように!

新築のマンションを購入する場合でも、周辺にどんなマンションが供給されているかを知り、比較することは大切です。もしかしたら「新築」という価値があるだけで、割高になっており、既に供給されている中古マンションの方がスペックが高い場合もあるからです。

以上、10の観点を挙げましたが、この中でご自身の優先順位と妥協できるポイントを考えることも重要です。見落としがちな項目も挙げているので、中古マンション購入をする際、これらの判断基準を参考にして頂けたら幸いです。

著者について

花房愛
慶応義塾大学文学部を卒業後、不動産会社に就職。売買・賃貸の仲介営業やお客様ダイヤルの対応・土地活用の提案等を通して、不動産の実務経験を積む。不動産の供給についての課題や消費者へ正確な情報が行き届かない現状を知り、不動産についてさらに学ぶために慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科に進学し、マンションの建替えについて研究。
山積する住宅問題を改善していくためには、行政へ直接働きかけていく必要があると感じ、川崎市と神奈川県それぞれの住宅政策審議会で委員を務めた経験もある。
現在は、母と賃貸管理業を営む一方で、今まで培ってきた知識をわかりやすく消費者に届けるため、マンションジャーナルにおいて記事を執筆中。

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