
最近、港区や江東区などのエリアで赤い電動自転車を多く見かけるようになりませんでしたか?
ドコモバイクシェアが提供するサイクルシェアリングシステムで利用可能な自転車で、登録すれば誰でも気軽に利用できる非常に便利なサービスとなっています。今回はこのサービスの概要や登録方法についてご紹介します!
サービス概要
「バイクシェアスマートシェアリング」は主に短距離・短時間の利用を目的としたレンタルサイクルの貸出しサービスです。
サービスを展開しているエリア内にはいくつも赤い電動自転車が止められているポートがあり、その赤い自転車を利用し終えたら、利用後はまたポートに戻します。借りたポートとは違うポートに返却することもできるので、区をまたいでの乗り捨ても可能です。
例えば、千代田区で借りて文京区で返却することは可能なのですが、対象エリア以外では借りることはもちろん、返却することができません。返却はできませんが、停車はどこでも可能です。(道路交通法に基づいて!)
因みに、自転車にはそれぞれGPSがついていて、ポート以外の場所では返却することができませんのでご注意を。
サイクルポート
サイクルポートは2017年1月時点では対象エリア内で合計200箇所以上に展開しており、現在も拡大を続けています。ポートは駅周辺に設置されていることが多いので、非常に便利に利用することができて、乗り捨てできるというメリットも十分に実感することができるでしょう。
麻布十番から徒歩1分、都内最大級・駅近のサイクルポート。撮影したのは平日の午後14時頃、雨も降りそうな天候にも関わらず、残り台数はたったの2台!利用者の多さが伺い知れます….
こちらは、田町駅から徒歩5分のグランパーク内のサイクルポート。このポートで借りて、湾岸エリアの散歩がてらに自転車で移動という選択肢もアリですね!土地柄、ビジネスでの利用もはかどりそうです。
展開エリア
2017年7月時点では、千代田区、港区、中央区、江東区、新宿区、文京区、大田区、横浜市都市部でサービスを展開しているほか、広島や仙台、沖縄などでも展開されています。
登録ページについてはそれぞれの区ごとに分かれていますが、どの区で登録しても対象エリア内の自転車は全て利用することができるようになります。
自転車について
自転車はブリヂストンの「BIKKE」です。
サドルの位置も調整可能です。
電動アシストは「強」「標準」「オートエコ」の3段階。ギアも3段階変更可能です。
電動アシストとギアの変更で、上り坂があっても楽に移動することができます。特に電動自転車に乗ったことがない方には一度利用していただき、電動アシストを味わっていただきたいと思います!
料金
料金については、「1日会員」「月額会員」「1日パス」という3つのプランがあります。
最も一般的な1日会員であれば、最初の30分は150円、その後は30分ごとに100円となります。1時間利用した時の料金は250円です。
月額会員は自宅から駅までの移動など、日常的に利用する方にはオススメのプランです。1日会員の場合、1回につき30分未満の利用で13回利用すると1,950円かかってしまうので、14回以上の利用が予想される場合には元が取れる計算となります。
支払いについては、登録しているクレジットカードかドコモケータイ払いとなります。カードをかざすか非常にスムーズです。
登録方法
使おうと思ったら、まずは登録が必要です。ここでは登録の方法についてご紹介します!
まずは、利用規約に同意します。
同意した後は、IDやパスワードのほか、氏名やメールアドレスなどを入力します。IDは登録完了後にメールで送られてきますが、パスワードはお忘れなきようご注意を。
「会員証登録」という項目で「登録する」を選択すると、お手持ちのおサイフケータイ、または交通系ICカードを会員証として登録するためのパスコードが発行されます。
入力確認画面です。メールアドレスなどを確認して、「登録する」を選択!
最後に、利用時の決済方法として「クレジットカード払い」か「ドコモケータイ払い」かのいずれかを選択し、情報を入力したら登録完了です!
利用方法
利用(開錠)方法には、ICカードを自転車のカードリーダーを利用する方法と、その都度パスコードを発行する方法の2パターンあります。
カードリーダーを利用する方法
カードリーダーを利用するにあたっては、Suicaなどの交通系ICカードかお財布機能付き携帯電話が必要になります。
カードを会員証として登録し、カードをかざすことによって利用できるようになります。マイページにログインして、会員情報の「設定・変更」を選択します。
会員情報の下にプルダウンが出てくるので、そこで「会員証登録」を選択します。
すると、8桁のパスワードが表示されますので、自転車の操作パネルで、
「START」→「ENTER」→ 表示されている8桁のパスコードを入力 → カードをかざす
という手順を踏めば、完了です!
パスコードをその都度発行する方法
自転車を借りるためには、ネット上で借りようとする自転車の番号を指定した上でパスコードを発行する必要があります。
借りようとする自転車を指定するためには、①駐車場から選ぶ、②自転車を指定するという2つの方法があります。マイページのトップから「自転車を借りる」という項目を選択します。ここでは、ご利用明細や会員情報の設定・変更なども行うことができます。
①駐輪場から指定する場合
借りる自転車があるポートを選択します。
そのポートにある自転車の一覧が表示されるので、利用する自転車を選択します。
このパスコードを指定した自転車に入力すると、鍵が開いて利用することができます!
②自転車を指定する場合
はじめに、自転車番号を入力します。
自転車番号とは、後輪の泥除け部分に記載してあるアルファベット3字と4桁の数字の番号のことです。
自転車一覧の該当する番号を選択すると4桁のパスコードが発行されます。そのパスワードを自転車に入力すると、鍵が開いて利用できるようになります。
個人的には自転車から指定する方がシンプルでオススメです!
まとめ
いかがでしたか?
特に都心の微妙な距離の移動にはとても便利で、今や私もヘビーユーザーとなりました。電動アシスト付きなのも良く、移動も楽々です。
また、シェアリングエコノミーの流れを受け、湾岸エリアなどの住人の方にとっては自転車を所有する必要がないという点も支持を受けています。
利用されたことのない方には、是非一度ご利用していただいて、利便性の高さを体感してもらいたいと思います!