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チラシに書いてある【規定・所定の仲介手数料、手数料を頂きます】って一体なに?

チラシに書いてある【規定・所定の仲介手数料、手数料を頂きます】って一体なに?

不動産を探していると、必ず不動産会社から渡されるのがマイソクと呼ばれるチラシです。これは売主から売却の依頼を不動産会社が、マンションの情報を完結に1枚の紙にまとめたもので、インフォシートとも呼ばれています。

様々な情報が記載されているマイソクですが、よ〜く見ると「ご成約の際は、規定の手数料及び消費税を別途申し受けます。」と書いてあります。これは一体、どういう意味なのでしょうか?

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チラシをよく見てみよう

実際に、マイソクのどこにそのような文言が書いてあるのか、チェックしてみましょう。

マイソク

これが一般的なマイソクです。物件価格や間取り図、お部屋の中の写真や最寄駅、毎月の管理費・修繕積立金などの情報が書いてあります。

関連記事:中古マンションのマイソク(販売図面)の見方を徹底解説!

マイソクで注意したいのが、重要な情報ほど小さな文字で書いてあるということ。マイソクの右下の文字に注目してみましょう。

所定の仲介手数料↑これは一体・・・

小さな文字で手数料についての記載があります。これは一体、どういう意味なのでしょうか?

規定=社内規定ということ

規定というと、何やら公的なイメージがします。「国が決めたという意味かな?」と思ってしまいがちですが、これは「社内規定」、つまり社内ルールという意味です。規定ではなく、所定と書かれていることもあります。

これは考えてみると恐ろしい話です。飲食店やお店であれば、メニューや看板などに料金が書いてありますが、仲介手数料はそれぞれの不動産会社が社内ルールとして料金を決めており、それは詳細がチラシには書いていないということになります。

寿司屋さんでいうと全てのメニューに「時価」と書いてあるというイメージでしょうか。

不動産屋の店内には、仲介手数料の表記がある

それでは、不動産会社に支払う仲介手数料の料金は売買契約直前まで分からないのでしょうか。

実は、不動産会社のお店にいくと、かならず仲介手数料についての取り決めが掲示されているルールになっています。

大抵は、お店の入口や、応接室に下記のような紙で記載されています。

仲介手数料の上限金額

実は上記の紙は、不動産会社が登録している不動産協会から配られるもので、どの不動産会社も同じフォーマットの紙を店内に貼っています。

「えっ、じゃあどの会社も仲介手数料って同じなの?」

と思われたかもしれませんが、厳密に言うと少し違います。

上記の紙をよ〜く読んでみると、「不動産会社がもらって良い上限金額」と記載されている事に気づくと思います。

実は、不動産会社がもらって良い仲介手数料の上限金額は法律で決まっており、その内容が上記の紙に記載されているのです。

仲介手数料として受け取って良い金額は、下記の計算式で求めることが出来ます。

不動産価格×3%+6万円+消費税

いくらチラシに「所定の金額を頂戴します」と書いてあっても、上記の計算式以上の金額を請求されることはない、と言う事です。

一部の不動産会社は値引きをしている

上記でご説明した通り法律で決まっているのは、不動産会社が受け取ってよい最大の金額だけなので、不動産会社よっては、仲介手数料の値引きを行っています。これらの不動産会社は、膨大な不動産会社の仕事をシステム化によって効率化したり、無駄な広告費をかけない事などによって、割引を実現しています。

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関連記事:仲介手数料無料は詐欺?裏側のからくりを専門家が徹底解説

しかし仲介手数料は、不動産会社にとっては飯のタネなので、殆どの会社が3%満額で請求するのが普通になっています。

契約直前になって「仲介手数料を割引してくれませんか?」と言っても、断られるのがオチなので、仲介手数料を抑えたい場合は、上記のような割引を提供している会社に相談するか、前もって不動産会社の営業マンに交渉しておく方が無難でしょう。

仲介手数料について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事も是非ご覧ください。

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著者について

(株)Housmart(ハウスマート)代表取締役針山 昌幸
一橋大学で経済学を学ぶ。大学卒業後、大手不動産会社で不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。顧客の利益が無視された不動産業界の慣習や仕組みを変えたいと志す。  
2011年、楽天株式会社に入社。大手企業に対し、最新のマーケティング・ビックデータ・インターネットビジネスのノウハウを元にコンサルティングを行う。
2014年9月株式会社Housmartを設立し、代表取締役社長に就任。最新のマーケティング手法を駆使した中古マンションの売買を行っている。
著書「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」がAmazonランキング・ベストセラー1位(マンションカテゴリー)を獲得。Housmartの経営を執り行う傍ら、テレビや雑誌への出演など、マンション専門家としての活動も行う。

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