知らなきゃ損！？女性にオススメの住宅ローンをご紹介

晩婚化や女性の社会進出が加速している現代では、女性も多様な生き方を選択できるようになりました。 現在多くの女性が世に出て働き、結婚せず一生独身でいるという選択も珍しくはない世の中で自分用にマンションを購入したり、資産運用の為に物件を購入する女性も増えています。

そこで、女性でも借りやすいお勧めの住宅ローンについて、いくつかご紹介していきましょう。

金融機関によって商品性が異なるため、各々の特徴をしっかりと捉え、自分に合ったローンを選びましょう。

監修者：針山昌幸

株式会社Housmart　代表取締役
宅地建物取引士・損害保険募集人資格
『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』
（Amazonランキング・ベストセラー1位）

①女性向けに金利を優遇してくれるタイプ

一般の住宅ローンよりも、女性向け住宅ローンは金利を優遇してくれたり、産休・育休中の金利を下げてくれるタイプです。

子育て中の収入減は住宅ローン返済にあたっての心配事の一つなのでとても嬉しいサービスと言えます。このようなタイプの商品は金利幅や金利優遇のタイミング、優遇期間に注意しなければなりません。

また、出産・育児・介護休業時に最大1年間の元金据置ができるサービスを付帯している金融機関もあります。元金据置期間中は利息の支払いは生じるものの、大幅に返済額を抑えることができ、収入減となる休業期間中には非常に心強いサービスと言えます。

このタイプのお勧めの女性向け住宅ローンをご紹介いたします。

• りそな銀行「凛 next」 photo by http://www.resonabank.co.jp/kojin/jutaku/lin/「凛 next」では、オリジナルの金利優遇が受けられます。新規借り入れの場合、最大で1.85%という大きな割引を受けることができます。又、保証料や繰上返済手数料が無料です。
• 中央三井信託銀行「エグゼリーナ」 photo by http://www.smtb.jp/personal/loan/house/for-woman.html繰上返済手数料が無料になります。更に、出産後の金利優遇があります。出産後1年間は、0.1%金利が優遇され、子育てママをバックアップしてくれます。出産後6ヶ月以内に申し出ればそれから1年間金利優遇が適用されます。

②勤続年数や年収要件が低く借りやすいタイプ

一般の住宅ローンよりも、借り入れ要件のハードルを低くし、契約社員や派遣社員でも借りやすいようにしているタイプです。

ただし商品によっては一般のものより金利が高くなってしまう可能性もありますし、将来にあたってローン返済ができるかどうかという点に関しては慎重に考える必要があります。

このタイプのお勧めの女性向け住宅ローンをご紹介いたします。

• スルガ銀行「スーパーホームローンレディース」 photo by http://www.e-ra-de.com/03shop/01_02.html年収や勤続年数に関する条件がない女性向けの住宅ローンです。原則、保証人も不要で、頭金なしでの申し込みも可能です。更に、生命保険の保険料が無料になったり、繰り上げ手数料が無料になる特典が付きます。
• ゆうちょ銀行「ホームローン夢舞台　働く女性応援型I・Ⅱ」 photo by http://javax-usb.org/faq.html いつでも繰上返済が手数料無料で行えるタイプ、勤続年数や経営年数を問わず担保評価額の最大100%借り入れが可能なタイプの2種類があります。ワーキングマザーや独身女性のための住宅ローンです。

③女性ならではの特典をつけてくれるタイプ

特にシングル女性の場合、自分が怪我や病気で動けなくなった際のリスクに備えておくことが大切です。

怪我や病気で就業できなくなった場合に、住宅ローンの月々の返済をカバーしてくれる、ローン返済支援保険があります。

保険料の負担なしで入れるものもありますので、万が一に備えておきましょう。さらに最近では、子供が病気になった時に親の代わりに迎えに行ってくれるサービスや、家事代行サービス等を付帯しているケースもあります。

共働きで家事育児との両立が難しいと感じている場合は、このような商品を活用するのも手かもしれません。

このタイプのお勧めの女性向け住宅ローンをご紹介いたします。

• 三菱東京UFJ銀行 photo by http://www.bk.mufg.jp/innovation/fintech2015/index.html

• りそな銀行「凛 next」 photo by http://www.resonabank.co.jp/kojin/jutaku/lin/ 万が一怪我や病気で就業できなくなった場合の住宅ローン返済をカバーしてくれる「ローン返済支援保険」が付帯されています。 保険料は無料です。更に、”がんと診断されたらローン残高が０円”となる三大疾病保障特約が、金利に+0.15%で付帯することができ、女性にもっとも多いと言われている乳がんや子宮頚がん等の女性特有の病気に備えることができます。

まとめ

いかかでしたか？女性にお勧めの住宅ローンをご紹介してきましたが、一般的な住宅ローンでも雇用形態に関わらず総合的に見た上で融資してくれる場合もあります。

女性向けの住宅ローンと併せて、一般的な住宅ローンも検討に入れた上で判断されることをお勧めします。

まずは、自分に合っていそうな住宅ローンを取り扱っている金融機関に相談してみましょう。