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ラタン素材のインテリア、お手入れできてますか?長持ちさせるたった1つの方法

ラタン素材のインテリア、お手入れできてますか?長持ちさせるたった1つの方法

夏が近づくと、アジアンスタイルやリゾートスタイルのインテリアが気になります。まず思い浮かべるのが、ラタンという素材で作られている家具類。涼しげで良い感じですよね。

しかし、実際に私たちはラタンというのがどのようなもので、どんな種類があるかわかっているでしょうか。よくよく調べてみると、ラタンは夏だけでなく、冬にも心地よい素材ということもわかります。

ここでは、ラタンについて、その種類や長く愛用するために必要なお手入れ方法などについてもご紹介していきます。

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1.ラタンとは何なのか?

photo by Yahoo

ラタンを日本語では籐(とう)と呼んでいます。

日本では自生していない植物で、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピンなどの東南アジアを中心として、南米やアフリカなどの熱帯雨林や亜熱帯地域のジャングルに自生する大変強靭な植物です。

日本名の籐が「藤」と似ているためか、また竹のように節があるためか、フジツルの一種とか竹の一種と誤解を受けてしまいますが、実はヤシ科の植物です。

表皮には棘があり、成長して自立ができなくなると倒れてこの無数の鋭いトゲで他の樹木に巻きつきながら、光を求めて上へ上へと伸びていき、その全長は時に100~200mにもなることがあります。

ラタンの種類は200種類以上あり、太さも数ミリのものから数センチのものまで多種多様です。ラタンの成長は早く、10年ほどで家具を作れるくらいの大きさになります。

ラタン家具の生産地として有名なインドネシアのラタンは、家具素材としての品質や種類が世界一といわれています。

2.ラタンにはどのような種類があるのか?

ラタンには200以上の種類がありますが、その中でも家具素材として使われる6つのラタンを紹介しましょう。

セガ(Sega)

photo by Kaiteki

日本で見るラタン家具の多くがこのセガで作られています。

太さ10㎜ほどのつるの表面は、ホーロー質になっていて、これにより象牙に近いといわれる見事な艶を保っています

硬度もあり丈夫なのでいろいろな家具に使われており、産地としてはインドネシアのカリマンタン島(マレーシアではボルネオ島と呼びます)が有名です。

また、セガの葡萄のような果実は食用にもなっています。

ロンティ(Lunti)

photo by Rakuten

ロンティはセガのように表面にホーロー質がないため、美しい艶こそありませんが、着色が可能なためにヨーロッパでは好んで使われています。

弾力性があって水に濡らすと柔らかくなり編みやすくなります。日本では籐あじろ等と呼ばれるラグなどでお馴染みです。

ウンプル(Umbulu)

photo by geocities

軽くて柔らかいウンプルは、繊維が荒く編み芯には適さず、フレームには柔らかすぎです。

しかし値段が安いのと、太さもあるために、安い家具やフレームの補助などに活用されています。

マナウ (Manau)

photo by texens

しっかりしたホーロー質で覆われたマナウは、太く強靭で節目も少なく、太さも均一のため、皮つきの状態で家具素材として使われています。

あまり収穫されないため、希少な材料となっており、高級家具のフレームに使われています

トヒチ(Tohiti)

photo by tougaku

スラウェシ島などインドネシアに分布するトヒチは、加工しやすく曲線がきれいに作れるため、椅子のフレームなどで重宝されています

染色することでラタンの細かい目が浮かびあがってきます。

バタン(Batang)

photo by Photobucket

バタンはまっすぐなラタンで、柔軟性はあまりなく、曲がりにくい特徴を持っており、まっすぐなフレームや緩いカーブのフレームに適しています

現在は、マナウが希少となっているため、バタンが代用され、よく使われるようになっています。

3.編み方によって座り心地などは変わるのか?

ラタンの椅子の座面や背もたれには、いくつかの編み方があり、それによって肌ざわりもちがってきます。

皮籐(籐の皮)や平芯などの平べったい材料による「四ツ目編み」「アジロ編み」「カゴメ編み」「市松編み」。丸い芯を使った「ざる編み」「流し編み」などがあります。

背もたれとしては、「アジロ編み」は強度も優れて座った感触も心地がよいです。「四ツ目編み」も座り心地はよいですが、アジロ編みよりもすき間があり強度が落ちます。流し編みは丸芯を格子状に編んでおり、クッションなどを置いた方が座りやすくなります。

4.ラタンの魅力とは何か?

ラタンには自然素材だけが持つ様々な魅力があります。

夏は涼しく冬は暖かい

ラタンは呼吸をしています。ラタンの表面のホーロー質は、熱伝導性があり、夏は湿気を吸収して表面はいつもサラッとした感じになっています。

ですので、汗ばんだ体で触れても、ひんやりべとつかないのです。

一方で、乾燥した冬には内部に吸収した水分を放出して湿度を上げる性質があり、冬には暖かく感じられます

ラタンは原産国が南国のため夏の家具と誤解を受けていますが、実は寒い国でもラタン家具は人気なのです。

強くて安全

ラタンは丈夫で軽く、100%天然素材でアレルギー体質の人も使用できシックハウス対策としても有効です。

また、最近ではホルムアルデヒド等の有害物質を吸着してくれることもわかっています。

自然に優しい

ラタンは樹木に比べて成長が早く、10年もすれば家具素材として使用できます。家具素材にするまでには、棘の処理など手間はかかりますが、一度手に入れたらきちんとしたメンテナンスで長く安全に使用でき、最後は土に返せるので、自然に優しい素材といえます。

5.ラタンが使われている代表的なアイテム

ソファ

photo by valuetsuhan

photo by aflat

ラタンのソファを置けば、それだけでお部屋がリゾートスタイルに変身。非日常の空間が出来上がります。お揃いのアームチェアやテーブルも併せて、癒される空間を演出しましょう。

チェスト

photo by Rakuten

ラタンのチェストは通気性がよく、いろいろなサイズがありますから、ランドリールームなどでの使用に最適

また、カラーリングを合わせればどんなインテリアにも似合います。並べて置いても威圧感がなく、統一感が保てます。

パーティション

photo by Rakuten

お部屋を仕切りたいとき、ラタンのパーティションなら圧迫感が薄れます。編み込みなので風や光を通してくれるので快適に使えます。

6.ラタンの使用上の注意とお手入れ方法

ラタンの使用上の注意

  • ラタンの家具を購入直後は、塗装の匂いが気になるかもしれません。その場合は、開梱したら風通しの良い場所にしばらく置いておきましょう
  • ラタンからささくれが出て、身体や衣類を傷つけてしまうことがあります。ささくれを見つけたら、カッターナイフで取り除くようにしましょう。
  • ラタンは天然素材ですので、直射日光や冷暖房が当たる場所、あるいは乾燥している場所では、劣化が早まります。なるべくそのような場所での使用は避け、乾燥してるなと思ったら、時々濡れた雑巾をしっかりしぼって拭くようにしましょう。また梅雨など多湿の時は、通風や換気をしましょう。
  • 家具を移動する場合、引きずっては床を傷つけてしまう可能性がありますので、必ず持ち上げて運びましょう

ラタンのお手入れ方法

  • 普段のお手入れは、乾拭きと、網目の誇りをはたきなどで取り除く程度で十分です。もし、網目の間にホコリが溜まるようなら、掃除機で吸い取るようにしましょう。
  • ラタンの黄ばみ、シミや汚れが気になったら、家庭にある中性洗剤を薄めて布につけて拭くか、塩水をブラスにつけて磨くのでもきれいになります。ワックスやシンナーなどの使用は必要ありません。乾燥している場合は、一旦濡らしてよく絞った雑巾で拭いてから始めましょう。
  • 天然素材のラタンは、丸洗いも可能です。全体的に汚れが気になるなら、丸洗いしてみましょう。ただし、しっかり乾燥させることが大切です。
  • ラタンの丸芯を巻いている皮籐がはずれた場合は、一度濡らしてから巻き直すようにしましょう。ラタンは乾燥すると縮む性質があるので、ゆるく巻いておけば大丈夫です。最後はボンドで止めておきましょう。また、皮籐のゆるみがひどく、自分で修復するのが困難な場合は、専門業者にメンテナンスに出すことも考えましょう。

まとめ

ラタンの家具について、知っているようで知らないことが多かったのではないでしょうか。ラタンの家具は、自然に優しく呼吸する家具で、メンテナンスをしながら大切に使えば長い間使えます。これから家具を選ぶ場合、ぜひラタンの家具も候補にして選んでみてください。

著者について

株式会社Housmartマンションジャーナル編集部
中古マンションの購入・売却仲介手数料が最大無料になるWEB不動産「カウル」を運営するスタッフが、物件探し、リフォームやリノベーションに役立つ情報、街の魅力、インテリアやDIYのテクニックをお伝えします。

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