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今、不動産融資が活発になっている理由とは?

今、不動産融資が活発になっている理由とは?

アベノミクスの影響も多くの国民には僅かしかありません。

企業の内部留保が過去最高を記録する一方で大企業のべースアップも僅かであり、日本の個人消費は現在思ったような伸びを見せていないようです。

しかし不動産投資業界は全く別で、日本銀行の貸高を見ても、こと不動産向けの貸出残高は2016年末時点で70兆円以上と過去最高を記録しています。

なぜ不動産投資だけこれだけ融資が活発なのか、その背景を見て原因を探っていきましょう。

 マイナス金利が産んだ超低金利が投資を誘発

まず最も大きな要因としてあげられるのは、日銀のマイナス金利政策に伴う、各金融機関の超低金利ローン融資といえます。

2016年2月に導入された、日銀のマイナス金利政策により、各金融機関はそれぞれの資金を日銀に預けておくのではなく、積極的な融資を行わなければ利益が出ない状況となっています。

そのため金融機関でも積極的なローンの融資に取り組んでおり、その中でも特に、不動産という優良かつ資産性が落ちにくい担保を確保してからの融資が可能である不動産投資に対する金融機関の融資はハードルが確実に低くなっているといえるでしょう。

そのために不動産投資に興味を持つ人間に対して、金融機関も診査を通りやすくし、かつ金利自体も低いので投資家にとっても非常にローンを利用しやすい状況となっているのです。

これらの条件が噛み合って、融資と投資が盛んになっているといえるでしょう。

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オリンピック需要を前に地価高騰

 

円安になると、相対的に日本の物価は下落し、海外の投資家にとっては投資をしやすい状況になるといえます。

また2020年に東京オリンピックの開催を控え、東京は今最も世界中から注目を浴びやすい国際都市になっているともいえるでしょう。

さらに東京は世界各国の首都の中では、相対的に見て地価が低かったという状況もあり、海外からの不動産投資マネーが流入し続けている状況に変わりはありません。

観光客によるインバウンド商品は落ち着きを見せましたが、観光客の数自体は今も増加傾向にあり、海外の人間を対象にした民泊施設の需要もどんどん増え、規制の緩和も進んでいます。

投資熱が高まると必然的に地価の上昇が続き、ある意味「どのタイミングで買っていつ売るか」のチキンレースが発生しているともいえます。

上昇中の不動産に対する投機目的の資金の流入があるために、不動産融資も活性化しているのです。

 相続税率のアップで、現金を不動産に替える人が増えた

不動産を購入する人が増えた背景として、マイナス金利政策と同じように叫ばれるのが、相続税率の上昇です。

1億円以上の資産がある人にとっては、現金で遺産があると数千万円を相続税として、課税される事になり、それを防ぐために、現金を不動産に変えようという動きが進んだのです。

現金を不動産へ変えると、その時点で相続税として計算される資産価値が7割程度になり、その不動産を賃貸に出せばさらに計算上の資産価値は下がります。

また資産価値は土地と建物の価値で算出されるので、それぞれの住居の持ち分となる土地が狭いマンションはさらに計算上有利になり、かつ換金性の高い高層マンション投資が人気となっているのです。

税金逃れの対策として、20階以上の高層マンションの高層階には、固定資産税の増額などの検討もされていますが、課税額を考えれば、多少固定資産税が高くなっても、高層マンションの購入のほうが、節税効果が大きいといえるでしょう。

まとめ

不動産融資が加熱している背景として、よく言われる要因は今挙げていったものになります。

しかしそれ以外にも、ITの発達で個人でも物件情報が入手しやすくなった、不動産投資に関する知識も本屋セミナー、そしてウェブサイトで学びやすくなったなどの要因も考えられます。

株やFXと比べれば資産価値が落ちにくく、「失敗が少ない」ミドルリスク・ミドルリターンの投資方法として、今後さらに不動産投資を行う人が増え、若年層の投資としても一般的になっていくかもしれません。

現に少額からの不動産投資が可能なソーシャルレンディングは海外でも人気であり、国内でも扱う会社が増えています。若いうちからの資産形成と、老後の生活費として、不動産投資を検討していく価値はありそうです。

著者について

株式会社Housmartマンションジャーナル編集部
中古マンションの購入・売却仲介手数料が最大無料になるWEB不動産「カウル」を運営するスタッフが、物件探し、リフォームやリノベーションに役立つ情報、街の魅力、インテリアやDIYのテクニックをお伝えします。

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