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ペットと幸せに暮らすためのマンションの選び方

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ペットと幸せに暮らすためのマンションの選び方

私たちの大事な家族であるペット。マンションでペットと幸せに暮らすためには、どのような点をチェックすれば良いのでしょうか。

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マンションでのペットとの暮らしで気をつけること

ペット不可のマンションでペットを飼うのはNG!

知人の住むマンションはペット不可のマンション。ですが、ここ最近のペットブームで小型犬をこっそり飼う家庭が増えているとか。マンションのエレベーターに遠慮がちに子犬を抱えて乗ってくる住民に会うと、知人もどんな顔で挨拶していいものか困ってしまうそうです。

マンションに内緒でペットを飼えるか?

エレベーターの乗り合わせ

一度、1階のエレベーターで知人と散歩帰りの小型犬を連れた中年のご婦人が乗り合わせました。ご婦人は迷惑をかけないようにという配慮で、端っこの方に遠慮がちに立っています。

エレベーターのドアが閉まろうとしたその寸前に、「乗ります!待って」と住民の女性が乗り込んできました。しかし、その女性は犬を抱いたご婦人を見てハッとしました。「あ、降ります。先に行ってください」と。

この女性が犬嫌いなのは雰囲気で伝わりました。犬を抱いたご婦人は、「大丈夫ですよ。抱いていますから」と遠慮がちに言いましたが、女性は「いいえ、私、ペットの毛にアレルギーがあるからダメなの」と憤慨気味に降りられたそうです。

こういったところもペットをマンションで飼う上で難しいポイントですが、大きなマンションともなると配慮が行き届かないのも仕方なく、難しい問題です。

マンションの管理規約

そのマンションは管理規約にペット不可とありました。正確には、新築購入時点で入居した人については、連れてきた小型犬と猫に関して、一代限りで飼育を認めると書いてあったそうです。

そのマンションは既に築20年を越えており、新築時に連れて来た犬猫のほとんどが寿命を全うしているはずです。マンションに子犬がいること自体が、本来ありえないことのはずですが…。

マンションのペット規約に要注意!トラブルの原因とは?

なぜペット不可のマンションで飼育する事態が起きるのか

管理組合では、マンションでペットをこっそり飼う人が増えていることへの苦情に毎年頭を悩ませていました。

一部の理事からは「いっそのこと、ペット飼育可と規約を変更して、ルールを決めたらどうか」という意見が出ましたが「ペット不可という言葉を信じてマンションを購入した動物嫌いの人、アレルギーのある人にとっては、大変な約束違反になる」ために、なかなか実現できないそう。

そのため、ペット不可のまま、ペットを飼う人たちがルールのない状態で犬猫を飼う状態が続いており、時にペットのことで揉め事が起きてしまうのだそうです。

知人の中学生になる息子さんが、お隣の犬が朝ワンワン鳴いて、飼い主に怒られている声をベランダ越しに聞いて「こんなマンションで飼われていたら、犬も幸せじゃないだろうなぁ。犬も被害者だよね」とつぶやいたそうです。知人は、飼い主と犬をセットでルール違反の加害者と考えていましたが、その息子さんの言葉に、「確かに犬も可哀想だ」と思ったそう。

今回は、ペットが幸せに暮らせるマンションについて考えてみたいと思います。

ペットの飼育ルールを確認しよう

ポメラニアンペット愛好家の方がマンションを購入する際は、ペット飼育について管理規約や細則を確認しましょう。ペット飼育については、主に3つのマンションがあります。

ペット不可マンション

文字通りペット飼育が認められていないマンションですので、購入対象外です。

ペット可マンション

管理組合の規約で、一定のルールの元でペットの飼育が認められています。マンション購入の際には、以下のことを確認しましょう。ポイントはマンションごとにルールがあるということ。入念に確認しましょう。

飼育可能なペットの範囲

ペットの範囲はハムスターや小鳥ならOK、犬猫もOKというように定められていますので、単純にペット可だからうちの犬は大丈夫と思いこまないよう気を付けましょう。また、犬なら体長○㎝までとか、犬や猫は2頭まで可など細かい規定を設けている場合もあります。

新規飼育が可能かも確認

最初に紹介した知人のマンションのように、連れて来たペットのみで、新規に飼うことは禁止されている場合もあります。お子さんが子犬が欲しいと言った時に、飼育可と思って調べてみたら新規飼育は駄目で泣く泣く諦めさせたというケースもあります。

細かな飼育ルールも確認

犬を連れてエレベーターに乗るのは禁止(階段使用のみ)や、乗る場合はキャリーバッグに入れるなどのルールが定められている場合もありますので確認しましょう。

ペット飼育の届け出やぺット委員会

ペットを飼う人たちは管理組合に届け出が必要な場合、またぺット飼育者の交流とルール遵守のためのペット委員会が管理組合の中に組織されている場合もありますので確認しましょう。

ペット共生型マンション

ブリリアマーレ有明タワー&ガーデン37ペットブームの流れを受けて、ペット飼育可マンションから一歩進んだ「ペット共生型マンション」が増えて来ています。このマンションはペット愛好家たちのライフスタイルを応援する形でマンションが設計されています。

共用部分

共用部分では1階に「ペット用足洗い場」が設けられていたり、一般居住者とペット同伴者が外出の際顔を合わせずに済むようお散歩動線が別になる工夫がされていたりします。ペット用足洗い場は高級マンションでよく見かけますね。

芝浦アイランドグローヴタワーの例

人気の芝浦アイランドグローヴタワーはペット共生型マンションとは謳ってはいませんが、ペット愛好家にも一般居住者にも配慮がなされたマンションです。

2階正面エントランスとは別に24時間利用可のペット飼育者用の出入り口が1階にあり、ペットの足洗い場も完備されています。エレベーターもメインのエレベーター8基はペット禁止で、1階のペット出入り口にペット同伴可のエレベーターがあるので、一般の居住者の方がペットと遭遇する機会はほぼゼロといえます。

芝浦エレベーター↑芝浦アイランドのエレベーター

このようにペット可のエレベーターを別で作ることは、マンションの規模によってはなかなか難しいですが、ペットが乗っていることを知らせるボタンをエレベーター内に設けてペットアレルギーの方に知らせる配慮をするなどの工夫をしているマンションも多いです。

専用部分

ペット共生型マンションでは、住戸の内部にも色々工夫がされています。ドアの下の部分には、ペット用ドアが取り付けてあり、ペットが自由に出入りできるようにしてあったり、壁材がペット臭を消臭する機能のあるものや、猫が引っ掻いても傷がつきにくいものになっていたりします。

最近、室内犬に腰痛持ちが多く、これは滑るフローリング材が原因ではないかと言われています。その対策として、滑りにくい床材を採用するなどの工夫もあります。

ペット別の暮らし方

最後にペットと言えば真っ先に思い浮かぶ、犬と猫と一緒に暮らす上での注意点をご紹介します。

犬と暮らす

犬の鳴き声がうるさい時は…?

マンションでの生活では、犬の鳴き声がトラブルの原因になることもしばしば。壁や窓の防音対策に気を配るという選択もありますが、一番の近道は愛犬とのよい関係を築くこと。吼えることで何かをアピールしないように、幼犬のときにしつけることが大事です。どうしても吠えてしまうなら防音のカーテンなどを購入するのも一つの手段です。

また、犬が過度に吼えるのはストレスの表れの可能性も。吼える原因を突き詰め、それを出来る範囲で取り除いてあげましょう。

例を挙げると、留守番は犬にとって大きなストレスになることも。犬は元々集団で生きる生物であり、ひとりで過ごす時間が苦手。留守番をストレスと感じてしまうと、留守中にずっと吠えてしまうこともあるそうです。犬は甘やかすのもほったらかすのもご法度。犬との暮らしを考える前に、自分のライフスタイルが犬に合ったものか、よく考えましょう。

犬との生活における家具の選び方

まず大事なのは犬が入っていい場所とダメな場所を明確に教えること。なぜなら犬は好奇心がとても強い生き物で、群れる習性があるため、飼い主が行く場所には必ずついていきます。また子犬は興味のあるものをすぐ口に入れてしまうので、口に入れられたら困るものは犬の届かない範囲に置くようにしましょう。

また、犬は前足で床を掘って寝床をつくる習性があります。ソファやベッドを傷つけられたくないなら、上がらせないようなしつけが必要です。

猫と暮らす

多様なライフスタイルに対応する猫の習性

もちろん個別の性格にもよりますが、猫は基本的に群れる習性を持ちません。そのため飼い主への依存度が低く、幅広いライフスタイルの人が飼うことができます。

猫1匹に対して2部屋が必要

ただし狭いマンションだと運動量や刺激が不足し、それがストレスになってしまいます。一般的に、猫1匹に対して2部屋以上が必要と言われています。「1部屋しかないけど猫が飼いたい!」という方はついたてやロールスクリーンで部屋を区切ったり、収納家具を利用して狭いトンネル状の道を作るなどして、猫が楽しめる空間を用意しましょう。

余裕がある方はキャットタワーも

もともと猫は木の上を隠れ場所として暮らしてきたので、高い場所が大好き。来客から身を隠したりして様々な目的で使えるキャットタワーを用意できると理想的です。

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猫との生活における家具の選び方

先ほど述べたように猫は高いところから空間を見渡すのが大好きで、足場のある場所にはどんどん上がっていこうとします。そのため壊れやすい小物を高いところに置くと猫に壊されちゃうかも。横型のブラインドも足場にしてしまうので、できる限り設置しないほうが安全です。

爪とぎは自分の爪に合うものしか使用しないので、市販のものをいろいろ試して猫にフィットしたものを一緒に探してあげましょう。どうしても壁に爪を立ててしまう場合は、その場所に傷つけてもよい丈夫な家具を置いてガードすると良いでしょう。

【保存版】猫と一緒に快適に暮らす方法まとめ

まとめ

寝そべる猫

ペットが幸せに暮らせるマンションは、ペットや飼い主だけでなく、ペットを飼わない一般居住者も不満を感じることなく暮らせるマンションです。件の知人のマンションのようにペット問題に直面しているマンションでは、管理組合が逃げ腰になるのではなくしっかりと機能してくれるといいと思います。

これからマンション購入を考えているペット愛好家の方は、ペット可のマンションでもペット共生型マンションでも、ペットが苦手な方もいるということを忘れずに、ルールを守ってペットとの幸せなマンションライフを叶えてください。

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