豊洲だけじゃない!!江東区の魅力的な教育環境とは?

2017.04.15
豊洲だけじゃない!!江東区の魅力的な教育環境とは?
小さなお子さんのいる家庭では、自宅がある学区の小学校がどんなところか気になることと思います。またあまり評判が良くないと、引っ越しを考える家庭も少なくありません。入学を前に口コミや情報を調べていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?現在学校で起こっている様々な問題の解決策の一つとして、少人数制学習を導入した江東区。江東区では、小学校・中学校入学時に通学30分以内(2キロ圏内)に通学できれば、学区外の小学校も選択することが可能です。人気のある学校は抽選になるほどです。そんな江東区の少人数制クラスを注目したいと思います。

監修者:針山昌幸

針山昌幸 プロフィール写真

株式会社Housmart 代表取締役
宅地建物取引士・損害保険募集人資格
『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』
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少人数制クラスとは?  

江東区では「教育推進プラン」を制定し、その中の重要プロジェクトの中に「少人数学習」が含まれています。少人数学習とは、1.2年生対象に少人数学習講師を配置し30人以下での算数・国語をメインとした学習を行うことです。これは文部科学省の学級定数少人数化計画に先駆けて、江東区の独自で行っている制度です。児童一人一人にきめ細やかな指導が出来る為に、基礎学力の向上に大きく影響を与えると考えられています。そして1~2年生での基礎学力定着が、その後の子供達の学力向上に大きく影響していくとの背景からこのような制度を取り組んでいます。また今回の少人数制講師に関しては、教員免許を持つ非常勤講師を配置して、ティームティーチングによる授業で進めていきます。

もう一つの魅力的な教育支援「江東キッズ」

世田谷区は待機児童がもっとも多い区であることはご存知だと思いますが、江東区ではどうでしょうか?マンション建設ラッシュで、2005年に人口41万人だった江東区は、現在49万人に達しようとしています。約10年間で8万にもの増加があった江東区では、少人数制学習以外にも、子育て世代が魅力的と感じる部分があります。それは放課後に子供を預かってくれる「江東キッズ」です。今まで学童クラブは低学年までしか預かってもらえず、高学年に入ると放課後子供を見てもらえる場所がなく、不安に感じていたご家庭も多いことでしょう。しかし江東区では、自主性や協調性を持つことを大事にしつつ、子供教室として預かってもらえるのです。そして共働きや、子供を放課後見てもらえない家庭だけでなく、学区域に住んでいる児童は誰でも参加できるという点も魅力的要因です。地域で子育てをしていこうという試みが、この魅力的『江東キッズ』の制度を作り出したのかもしれません。

まとめ

人口増加に伴い、新しい施設や仕組みがどんどん出来てくる江東区。大型ショッピングモールや、豊洲市場に興味が行きがちですが子育て制度や教育にも力を注いでおり、今後より一層魅力的な地域になるのかもしれません。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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