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なぜ日本人は新築好きなのか?

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なぜ日本人は新築好きなのか?

先日のニュースで、2016年に首都圏で販売したマンションの統計を取ったところ、中古マンションが新築マンションを上回ったという衝撃的結果が発表されました。今までマイホーム=新築というイメージをもつ日本人にとって異例の結果だと思います。では何故日本人が新築好きになったのかその理由について注目したいと思います。

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日本人は新築好き

もともと『日本人は新築好き』と言われており、そう思われる背景には、『マイホーム=新築』というイメージを持っているからなのです。

このような新築思考になった背景には、第2次世界大戦で焼け野原になり、その後極度の住宅不足になったことが影響していると言われています。当時住宅不足を解消するために、大量の新築物件が供給されました。

また高度経済成長期の際には、地方から大勢の労働者が東京に集まり、彼らの住み家を確保するために『ベッドタウン』が作られました。そして大量の新築物件が建築されたのです。

そんな過去の住宅事情から、マイホーム=新築という印象が日本人につけられていきました。

それと『中古中物件より、新築物件の方が儲かる』という売り手の心理からも日本人が新築物件へと流れた理由として考えられます。

例えば新築分譲マンションを販売した場合、売り主は利益率が15%得ることが出来ます。それに対して、中古マンションだと仲介業者が手にする手数料の利益率は6%程度になるのです。そのような背景から、販売店も新築マンションの販売に力を入れることになりました。

上記のような理由から日本人がマイホーム=新築というイメージを持つことになりました。

欧米では中古物件が当たり前

アメリカは89.3%、イギリスが88%、フランスでも68.4%になります。日本は14.7%にしかならないのです。

もちろん日本は地震大国である点や、木造住宅技術向上のために建て替えることで技術向上を図った背景もあると思いますが、欧米に比べると日本の中古物件シェアは大幅に少ないと言えるでしょう。

日本でも人気の高まる中古物件

出典:http://transform-cat.com/

日本でも『リノベーション』という単語が普及し始めてから、中古物件にも人気が出るようになりました。

ここで一つ、“リフォーム”と“リノベーション”の違いを知っていますか?

“リフォーム”は古くなった建物を、新築の状態に戻すという意味を持っています。原状復旧とも言われます。 “リノベーション”は中古物件に手を入れることで、性能を新築よりも向上させたり価値を上げることを指します。

このリノベーションが普及し始めたことで、新築物件よりも手に入れやすい中古物件に手を加えることで、自分たちの好きな空間を手に入れやすくなったのです。

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また中古住宅のリフォームに対して2014年政府は、『住宅リフォーム事業者団体登録制度』を創設しました。これは消費者の保護、適正価格でのリフォームを目指す為に作られたものです。そしてリフォームの減税制度や、補助金制度の見直しもされ、政府としてもリ中古物件を推奨する動きもあります。

それと同時に、様々なリノベーション物件を目にする機会の多くなった私たち日本人も、中古物件への印象が変わっていき、上記のような中古物件が新築物件の販売個数を上回る結果となったことでしょう。

まとめ

近年、日本の中古物件市場も充実してきています。マイホームを検討している方は、自分にふさわしいのはどんな物件なのかじっくり検討してみてはいかがでしょうか。

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