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いまさら聞けない 待機児童問題とは

いまさら聞けない 待機児童問題とは

みなさんは、いつ頃から待機児童が問題とされていたのかを知っていますか?国が初めて待機児童数を発表したのが1995年です。現在2017年、それから22年も経ってますね。

2000年代から「少子化、少子化」と言われてきたことを考えると、正直なところ「なんで少子化なのに、待機児童問題が解消されないの?」と不思議でならないですよね。

そこで今回は、なぜ待機児童問題が解消されないのか、元学童保育所職員だった筆者の目線から、その原因について紹介しましょう。

都市部への人口の集中

まず、待機児童の原因として考えられるのは、都市部への人口の集中です。いくら豊かになった日本だとしても、地方に比べれば都市部の方が明らかに物も仕事も豊かと言えます。

誰だって、豊かな場所で生活してみたいですよね?その結果、地方は過疎となり、都市部は人口爆発を起こしています。

当然、都市部では子どもの数が急激に増え、これまでの保育施設だけでは対応しきれないという状況になります。これじゃ、いくら少子化と言われていても、待機児童が出てしまいますよね。

事実、筆者が働いていた学童保育所もまた、毎年のように待機児童が100人近く出ていましたよ。小学生を対象とした学童保育所でさえこの状況です、幼児を預かる幼稚園や保育園はさらに深刻な状況と言えるでしょう。

女性の就業率の上昇

また、女性の就業率の増加も原因として考えられます。もちろん、女性が活躍するのは素晴らしいことです。ただ、問題は夫婦どちらも子どもを見ることができない状況です。

おおよそ2000年代まで、日本は高度経済成長期として、夫婦どちかが働いていれば十分に生活することができていました。だからこそ、待機児童問題もそこまで深刻かしなかったと言えます。

事実、筆者が学童保育所で働いていた際、「私が働かないと…」と夜8時頃まで仕事をしてから、施設まで迎えに来るお母さんも大勢いらっしゃいました。仕事に育児、女性の負担は大幅に増えているように感じます。

当然、どちらかが主婦(主夫)であれば、子どもを預ける必要はないですよね?つまり、社会的に経済が低迷しているということが、女性の社会進出を進め、待機児童問題を深刻化させているということです。

まとめ

「都市部への人口の集中」「女性の就業率の増加」、今回は待機児童問題に対してこの2つを主な原因として挙げました。もちろん、この他にも様々な原因が考えられます。

ただ、これだけは言えるのは、すでに進んでしまった待機児童問題、今すぐ解決するのは難しいということです。もちろん、政府や自治体は待機児童問題を解決するために、保育施設の増設、保育士の待遇改善などを積極的に行っています。

それでも、まだまだ効果が出ていると言えない状況です。では、私たちはどうすればいいのでしょうか?まずは、視野を広げてみることをオススメします。

認可外保育園を選ぶのもいいでしょう。倍率の低い保育施設のある地域を探すというのも1つの手です。今ある状況で何が最適なのか、自分自身で考えてみることが大切です。
参考:http://www.asahi.com/special/taikijido/「朝日新聞 DIGITAL」

著者について

株式会社Housmartマンションジャーナル編集部
中古マンションの購入・売却仲介手数料が最大無料になるWEB不動産「カウル」を運営するスタッフが、物件探し、リフォームやリノベーションに役立つ情報、街の魅力、インテリアやDIYのテクニックをお伝えします。

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