マンションジャーナル

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子どもが家に帰ってくる家づくり

子どもが家に帰ってくる家づくり

子育てに悩みはつきものです。保育園や幼稚園という社会に出てからは、小さな社会の一員となります。朝、具合も悪くないのに登園したがらないと、登園拒否を心配したり、お友達と仲良くできないと、「仲間外れになるのでは?」と心配したり…。

小学校に上がれば、また少し社会は広がります。「勉強はついていけているの?」「お友達はいるの?」「いじめられてない?」そして「いじめてない?」と、また心配は増えていきます。

中学生、高校生ともなると、進路のことが心配だけれど、特に男の子などは親離れの準備なのか…。「ご飯、まだ?」「もう、寝る」と、2単語位の会話しかしてくれなくなって…。何を考えているのかわかりません。女の子は、家族よりもお友達との付き合いの方が大事みたいで、片時もスマホを話さないし…。それも成長のうちと思ってはみても、何をしているのかわからない分、心配にもなります。

「暖かい家庭で、美味しいご飯を用意してどーんと構えて待っていればいいのよ」なんて、おばあちゃん世代は言いますが、共働きの家庭ではそんなわけにもいきません。

まず私たち親にできることは、子どもにとって居心地のいい家、子どもが帰ってくる家をつくることではないでしょうか。一日外で頑張って神経すり減らし、疲れもするでしょう。そんな子どもが家に帰ってホッとできる家づくりのヒントを紹介します。

保育園・幼稚園時代

この時期の子どもの心配はお友達関係。仲良しのお友達はできたかな?小学校に上がる時に仲良しの友達と一緒になれるかな?

この頃の子どもたちっては、何か特別な時間を共有すると、すぐに仲良しになれるものです。たとえば、保育園や幼稚園ではない場所で楽しく遊ぶ経験です。お休みの日に皆で広い公園に出かけるとか、降園後にお友達を家に招くことなども効果的です。「〇〇ちゃんに大切なお人形を見せる約束したの」そんな子どもの小さな約束は叶えてあげたいですね。

この時期の子ども達の付き合いは、子どもだけでは無理なのでお母さんも一緒。家にお友達を招く時はお母さんも一緒に呼びます。母も子もにぎやかに過ごせる家なら、自然とお友達も集まって来ます。

また、共働きで普段は子どもと一緒の時間が少ないなら、寝る前の読み聞かせを習慣づけてはいかがでしょうか。読み聞かせは、子どもの想像力を育て、言語能力を高めてくれます。大好きなパパやママの声で聴く読み聞かせは、子どもの心を安定させ情操教育にもとてもよい影響があります。子どものベッドの脇には、読み聞かせ用の本棚を設けましょう。

テーマ:お友達が集まる家

出典:http://roomclip.jp/photo/ktRI

◆広いリビングかリビングの横にプレイルームがあり、母親たちがお茶を飲んで歓談しながら子ども達が遊ぶのを見守れる間取りがいいでしょう。

◆おもちゃのお片付けが習慣になるよう、遊びスペースにはおもちゃ収納を置きましょう。何をどこにしまえばいいか、子どもでもわかるようにしておけば、お片付けも皆で楽しみながらやれるはずです。

◆トイレや洗面所が子ども達でもすぐわかる間取りなら、いちいち母親が案内しなくてもすみます。目印にドアノブに可愛い飾りをかけておいてもいいですね。「おトイレはキリンさんマーク、洗面所は象さんマーク」と覚えられます。

◆公園が近く、外でも中でも遊べる立地なら、自然と友達が集まります。

◆寝室には読み聞かせの本を並べた本棚を置きましょう。毎晩子どもに本を選ばせて、読み聞かせの時間を作りましょう。

小学校時代

小学校に上がった子どもの心配は、お友達関係にプラスしてお勉強のこと。最初が肝心、しっかり宿題や予習復習を習慣づけたいものです。東大など難関大学に合格した家庭は、小さかな頃からリビング学習の習慣があったというデータがあるように、わざわざ子ども部屋を用意して個室にこもらせるよりも、リビングで母親が見守りながら勉強させてもいいのです。特に、共働きで夕方帰宅してからが忙しいご家庭は、母親がキッチンに立ちながら国語の宿題の音読を聞いてあげたり、わからない問題を教えてあげたりしてはどうでしょうか。

小学校に上がると、学校からお手紙や集金袋などをもらって帰ります。うっかりお金を持たし忘れたなんてことのないように、皆が見えるところにコルクボードをかけて、それらを貼って忘れないようにしましょう。

また、家族団らんの時は、テレビの話題ばかりでなく、家族で同じ本を読んでそれぞれが感想を話し合うと、子どもも読書の励みになり自然と読書の習慣ができてきます。お父さんも、スポーツ雑誌ばかり読まないで、子どもと一緒に本を選んでみましょう。

テーマ:リビング学習ができる家

出典:http://roomclip.jp/photo/ktRI

◆キッチンから見守れるところにダイニングテーブルを配置してそこで勉強をさせましょう。

◆リビングに子どもの勉強道具を片づけるチェストなどを用意し、夕飯時は子どもがさっとテーブルの教科書を片付けられる工夫をしましょう。

◆リビングの皆が見える壁にコルクボードをかけ、学校からの手紙や集金袋は忘れないように貼りましょう。

◆本棚をリビングに置き、親も子どもも本を手に取りやすい環境を作りましょう。

中学・高校時代

子どもが中学生、高校生になると、子どもは少しずつ親離れしていきます。個室で好きなことに集中したりして、自分の世界を広げていきます。この頃の心配ごとといえば、勉強のことなら高校受験や大学受験など進路のこと。それ以外では、男の子ならだんだん口を利かなくなって何を考えているのかわからないこと。女の子なら、スマホでSNSに夢中になってしまうことでしょうか。昔と違い、どんな友達と付き合っているのかもわかりません。

これは実際に筆者の身近で聞いた話なのですが、いつの間にか子どもの部屋に家出したクラスメイトが来ていて、何日も泊まっていたのに親が全く気づかなかったとか…。子ども部屋が玄関に近く、誰が出入りしているのか把握できなかったのだそうです。

過干渉になるのではなく。さりげなく子どもを見守れるような親子関係、そして家の間取りがいいですね。

テーマ:子どもを見守る家

出典:http://roomclip.jp/photo/tFh8

◆子どもが部活や塾から遅く帰ってきても、ドアが開けばすぐに「おかえり」と声が聞こえる家にしましょう。一日頑張って帰ってきて、きっとホッと一息つけるでしょう。

◆子ども部屋はリビングを通らなければ入れないような間取りにしましょう。朝寝坊しても、遅く帰ってきても、必ずリビングを通る仕掛けを作れば、必ず親と顔を合わせますし、「おはよう」「おかえり」「おやすみ」と言葉を交わせます。

◆音楽を聴いたり、本を読んだり、新聞を読んだり、それぞれ違うことをしているのに、なんとなく家族が集まってくるリビングを作りましょう。座り心地の良いソファや、ちょっと奮発して買ったスピーカー、パソコンも共有するならリビングに置きましょう。時には昔遊んだボードゲームなどを持ち出して、家族で楽しめたらいいですね。

 

まとめ

子どもが家に帰ってくる家づくりのヒントをご紹介しました。小さな頃はそばに寄り添い、成長と共に自主性を促していくような、そんな子育てができればいいですね。

著者について

株式会社Housmartマンションジャーナル編集部
中古マンションの購入・売却仲介手数料が最大無料になるWEB不動産「カウル」を運営するスタッフが、物件探し、リフォームやリノベーションに役立つ情報、街の魅力、インテリアやDIYのテクニックをお伝えします。

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