マンションジャーナル

中古マンション購入・売却、住宅ローンのポイントをお届け!仲介手数料が無料のカウルが運営。お得にマンションを買う方法や、不動産投資を成功させるコツ。住宅ローンの気を付けたいポイント、ヴィンテージマンション、タワーマンション、高級マンションをご紹介。

仲介手数料無料は詐欺?裏側のからくりを専門家が徹底解説

仲介手数料無料は詐欺?裏側のからくりを専門家が徹底解説

中古マンションを買おうと思った時や売りたい時、借りたい時に、大きな負担となるのが仲介手数料です。仲介手数料だけで100万円を超えるケースもザラなので、出来るだけ節約したいですよね。

そんな時に気になるのが、仲介手数料無料のサービス。果たしてこれらのサービスは怪しくないのか、嘘はないのか。その裏や口コミ、チェックポイントを不動産の専門家が徹底的に解説します。

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仲介手数料とは

そもそも仲介手数料とは一体何なのでしょうか?仲介手数料とは、中古マンションの購入や売却をした際に、仲介をしてくれた不動産会社に成功報酬として支払う手数料のことです。

中古マンション売買には買主と売主がいますが、不動産会社はその間を「仲介」する立場。物件代金ではなく、あくまで報酬としてお金を支払うのです。

中古マンション購入の場合、SUUMOやHOME’Sなどでいくつかの物件に問い合わせをすると、複数の不動産会社とやりとりすることになります。この場合であっても、仲介手数料は取引の成功報酬なので、お金を支払う必要があるのは最終的に中古マンションの売買を行った不動産会社一社だけです。

仲介手数料の計算方法と相場

↑仲介手数料は数十万〜数百万の費用がかかる

一般的な中古マンション売買では、不動産価格の3%+6万円+消費税という料率で仲介手数料がかかります。世の中の不動産会社の9割以上はこの計算方法で算出した仲介手数料で請求していますが、特定の不動産会社は通常の半額(物件価格の1.5%+消費税)まで仲介手数料を割引しています

ちなみに仲介手数料の「+6万」は、利率の調整で必要な額となります。

物件価格 単位 3%+6万円+消費税 1.5%+消費税 差額
1980 万円 70.6 32.1 38.6
2080 万円 73.9 33.7 40.2
2180 万円 77.1 35.3 41.8
2280 万円 80.4 36.9 43.4
2380 万円 83.6 38.6 45.0
2480 万円 86.8 40.2 46.7
2580 万円 90.1 41.8 48.3
2680 万円 93.3 43.4 49.9
2780 万円 96.6 45.0 51.5
2880 万円 99.8 46.7 53.1
2980 万円 103.0 48.3 54.8
3080 万円 106.3 49.9 56.4
3180 万円 109.5 51.5 58.0
3280 万円 112.8 53.1 59.6
3380 万円 116.0 54.8 61.2
3480 万円 119.2 56.4 62.9
3580 万円 122.5 58.0 64.5
3680 万円 125.7 59.6 66.1
3780 万円 129.0 61.2 67.7
3880 万円 132.2 62.9 69.3
3980 万円 135.4 64.5 71.0
4080 万円 138.7 66.1 72.6
4180 万円 141.9 67.7 74.2
4280 万円 145.2 69.3 75.8
4380 万円 148.4 71.0 77.4
4480 万円 151.6 72.6 79.1
4580 万円 154.9 74.2 80.7
4680 万円 158.1 75.8 82.3
4780 万円 161.4 77.4 83.9
4880 万円 164.6 79.1 85.5
4980 万円 167.8 80.7 87.2
5080 万円 171.1 82.3 88.8
5180 万円 174.3 83.9 90.4
5280 万円 177.6 85.5 92.0
5380 万円 180.8 87.2 93.6
5480 万円 184.0 88.8 95.3
5580 万円 187.3 90.4 96.9
5680 万円 190.5 92.0 98.5
5780 万円 193.8 93.6 100.1
5880 万円 197.0 95.3 101.7
5980 万円 200.2 96.9 103.4
6080 万円 203.5 98.5 105.0
6180 万円 206.7 100.1 106.6
6280 万円 210.0 101.7 108.2
6380 万円 213.2 103.4 109.8
6480 万円 216.4 105.0 111.5
6580 万円 219.7 106.6 113.1
6680 万円 222.9 108.2 114.7
6780 万円 226.2 109.8 116.3
6880 万円 229.4 111.5 117.9
6980 万円 232.6 113.1 119.6

仮に4000万円の中古マンションの場合136万円、6000万円の中古マンションの場合200万円というお金がかかるのです。この手数料を半額または無料に出来たら、大きいですよね。

世の中のほとんどの不動産会社がこの計算方法で仲介手数料をお客さんから貰っています。大手不動産会社はもちろん、財閥系や地域の不動産会社もこの金額が相場であり、手数料を交渉することも中々出来ません。

仮に交渉したとしても「社内ルールで値引きは出来ません」と言って断られるのがオチです。

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仲介手数料無料の仲介会社は少ない

世の中にはたくさんの不動産会社がありますが、彼らの飯のタネは仲介手数料。中古マンション売買取引を成立させることでお金を貰うわけです。

不動産屋というと「お金を持っている」「儲けている」というイメージがありますが、この成約報酬が彼らの利益となります。この儲け部分を無料にしてしまうと、売上をあげられないので、単純に無料にする不動産会社はほとんど存在しません。

しかし、一部の不動産会社は仲介手数料を安くしたり、無料にしてサービスを提供しています。

仲介手数料が無料になる5つのサービス

では、さっそく具体的な仲介手数料無料のサービス5つをご紹介しましょう。自分がどんな中古マンションが欲しいか、どんな不動産の探し方をしたいかによって、最適なサービスが異なってきます。

 1.会費制のサービス

↑会費制を取ることで高品質なサービスを提供する

従来の中古マンション売買の手数料は成約報酬といって、契約が決まって初めて手数料がかかります。一方最近出てきた「カウル」というサービスでは、毎月一定額の会費を支払うことで、仲介手数料が無料になるという新しい仕組みを導入しています。

現在は港区、中央区、品川区、大田区などの東京神奈川県を対象エリアとしています。また中古マンションに限定しているのも特徴でしょう。

会費を支払わなくても、仲介手数料は半額。また後ほどご説明するリフォームリノベーション済物件や、売主物件などの場合も仲介手数料無料になるのが特徴です。すでに8000名以上が利用しているサービスです。

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2.売主物件だけ扱うサービス

通常の中古マンション売買では、買主側と売主側にそれぞれ不動産会社がつきます(合計2社)。売買が成立すると、不動産会社はそれぞれ買主・売主から手数料をもらいます。

一部の不動産会社では、自社で売却の依頼を受けている物件については、手数料を無料にするケースがあります。売主から手数料を貰うので、買主の分の手数料はいらない、というパターンです。

これは非常に良心的なケースで、ほとんど見られないパターンです。不動産会社にとってみれば、買主・売主両方から手数料をもらえれば2倍儲かる計算になるからです。この取引を両手仲介といい、大手不動産会社は積極的に狙っています。

また不動産会社が自社で所有している物件(売主物件といいます)については、手数料がいらないという場合もあります。新築マンションなどと同じイメージです。

デメリットとしては、紹介してもらえる物件に「売主物件」という限定があるということです。

3.リノベーション中古マンションだけ扱うサービス

↑リノベーション物件は人気がある

上記でご説明した「2.売主物件だけ扱うサービス」の変化系がリノベーション中古マンションだけ扱うサービスです。

通常中古マンションの売主は個人ですが、たまに不動産会社が中古マンションを買い取り、自社でリノベーションを行い、販売するケースがあります(業者売主物件という言い方をします)。

このような物件の場合、売主である不動産会社は、他の仲介会社にも販売の協力を依頼します。仲介会社にとってみれば、個人の売主であろうと、不動産会社の売主であろうと、同じことです。そして売主から手数料をもらえるため、買主からは手数料を取らずに無料にする、というサービスが成立するのです。

リノベーション物件であれば、部屋の中は新築同然で、新築マンションの2/3程度の価格で購入することが出来ます。デザイナーズのマンションもあり、保証期間も長いため、最近人気が強いのが特徴です。

この種のサービスのデメリットとしては、リノベーション済みの物件に紹介される物件が限定される、という点があります。

4.新築一戸建てだけ扱うサービス

「リノベーション中古マンションだけ扱うサービス」と同じように、「新築一戸建てだけ扱うサービス」も存在します。建売物件などの新築一戸建ても、売主である不動産会社から手数料をもらえるため、買主からは手数料をもらわない、という会社があります。いわゆるパワービルダーが建てた戸建てなどは、このようなサービスを利用するのがオススメです。

5.キャッシュバックを行うサービス

仲介手数料無料とまでは行きませんが、キャンペーンにより現金のキャッシュバックがあったり、諸経費分の費用を負担してくれる会社もあります。この種の金額としては10万〜60万程度のキャッシュバックが相場です。

ビジネスモデルと利益

上記の5つのモデルから分かるように、仲介手数料無料といっても、どこかからは利益を得ていることが分かります。ただ手数料無料の分、利益が圧縮されていることは間違いありません。

その分、広告費を削減したり、仕事のシステム化を進めることで人件費を削減するなどのビジネスモデルの転換を図っているのが、これらのサービスの特徴と言えるでしょう。

不動産仲介サービス品質のチェックポイント

これらのサービスをチェックするポイントは、どのような点なのでしょうか?中古マンション購入が人生で初めてという人も多いのではないでしょうか。

コストは安く、サポートはしっかりしている会社を選びたいですよね。そこでサービスの良し悪しを見分ける6つの大事なポイントをお伝えします。

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1.SUUMOやHOME’S、不動産ポータルサイトの物件を取り扱っているか

↑他社の取り扱い物件を紹介してもらえるのが最低条件

物件購入を考えている人であれば、みなさんスーモやホームズを利用しているのではないでしょうか。「おっ、これいいな」と思った時に、その物件を取り扱っているかどうか、実際に手数料が無料のサービスに問い合わせてみましょう。

取り扱っていなければ、いくら手数料が安いといっても問題があります。またその際の対応スピードなども、サービスの品質を見極める重要なポイントになります。

2.会社やサービスの口コミ・評判が良いか

↑ネット上には不動産会社の口コミがあふれている

実際にその仲介業者のサービスを使ったユーザーの口コミを確認しましょう。いままで過去にトラブルがないか、本当に利用して大丈夫かどうかをチェックする必要があります。評判や実績をチェックすることが大切です。

悪質な業者の場合、国土交通省や都道府県から懲罰を受けている可能性があります。下記のページでは、不動産会社のネガティブ情報をまとめています。

>>国土交通省ネガティブ情報等検索システム

会社のWEBページに社長の顔写真が載っているかどうかも、一つの判断材料になるでしょう。過去に何らかの問題を起こしたことがある会社、過去にやましいことがある会社の場合、社長の顔を表に出したがらないものです。

実際に住宅の取り扱いに問題がなく、手数料が無料だったとしても事務手数料という名目で手数料を取るというがあるケースもあります。

テレビや新聞などのメディアにどれだけ取り上げられているかも一つの指標になります。特に大きなメディアになればなるほど「取り上げて大丈夫なサービスか、評判はどうか」というサービス比較や評判、口コミチェックを入念に行っている為、目安とすることが出来ます。

関連記事:仲介手数料無料の不動産屋って評判実際どうですか?

3.スマホアプリがあるかどうか

↑アプリを提供していれば、かなり使いやすいサービスと言える

今ではスマホで不動産探しをする方が、ほとんどになってきました。スマホ用のWEBサイトやアプリがある会社であれば、自社システムの構築に力を入れており、サービスの品質が高いことが期待出来ます。

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4.値引き交渉はしっかりしてくれるか

↑あくまでも不動産のプロとして、サービス品質が高いことが前提

中古マンション売買の取引において、値引き交渉は大事なポイントです。不動産取引は買主と売主の相対取引なので、本人同士の合意さえあれば、大きな値引きを行うことが出来ます。家電などの購入と違い、数十万円以上の値引きが狙えるのが、不動産取引の醍醐味です。

特に端数の50~90万円は値引き交渉出来るケースが多く、是非とも狙って行きたいところです。

不動産会社の中には、無理な手数料無料を打ち出すばかりで、顧客のサポートに力を入れ入れていない会社もあります。価格交渉力がどの程度あるかも、不動産会社選定のポイントです。

もちろんマンションによっては、最初から相場に比べ安い物件もありますので、なんでもかんでも、値引きが出来るわけではありません。場合によっては、満額でも早急に抑えた方が良い中古マンションもあるのです。

5.住宅ローンの相談に乗ってくれるか

↑状況によって最適なローンは異なる

中古マンションを購入する場合、ほとんどの方が住宅ローンを利用するでしょう。この時、あなたの状況に合わせ、ベストな住宅ローンをお勧めしてくれるかどうかも確認してください。

住宅ローンの選定には中古マンションの築年数や広さ、あなたの年収や勤続年数、将来のライフプランや金利情勢など様々な要素を考える必要があります。住宅ローンを正しくお勧めしてくれる不動産会社こそ不動産のプロと言えます。

関連記事:仲介手数料って高くない?不動産会社って何してるの?

6.サイトの更新は頻繁か

不動産会社の中にはサイトの情報更新が遅い会社もあります。とうの昔に売れた物件がずっとサイトに掲載され続けているのです。このような会社は内部のオペレーションのレベルが低く、会社のリソースが不十分であると言えます。逆にサイトの更新が頻繁に行われており、新機能の開発などがあるサービスは顧客満足の向上に熱心であると言えます。

広告費はたくさんかけて集客力はあっても、サイトに載っている情報自体が古い場合は要注意です。

仲介手数料無料の会社は信頼できる?

仲介手数料無料サービスのチェックポイントはお分かり頂けたでしょうか。

「それでも無料サービスを使うことに抵抗がある!」という方向けに、よくある疑問点にお答えします。

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1.値引きは違法ではないのか?

↑なんとなく怪しい「無料」という言葉

そもそも手数料を割引するのは法律的に問題はないのでしょうか?実は法律で決まっているのは「不動産仲介会社が貰って良い上限金額」であり、そこから金額を下げることや、無料にすることは全く問題ないのです。

世の中の不動産仲介会社は何食わぬ顔で請求書を出しますが、手数料自体は本来価格交渉が出来るものなのです。

しかし世の中の業者がほぼ一律で同じ料金を請求しているため、あえて安くする必要はない、ましてや無料など言語道断と考えている不動産仲介会社が殆どなのです。

関連記事:仲介手数料って値引きしてくれないの?割引を引出せる4つのパターンとは

2.なぜ仲介手数料を安くするの?

↑一部の会社はライバルと差をつける為に努力をしている

あまり知られていませんが、実は世の中には不動産会社は31万社もあり、法人数だけで言ってもコンビニ店舗の6倍も数があるのです。また売却依頼を受けた物件は不動産会社同士で情報を共有しなければならないという法律があるため、取り扱っている物件情報に差はなく、差別化が図りにくいという業界構造があるのです。

ブランド力や知名度の高い大手不動産会社であれば既存のサービスで良いのかもしれませんが、新しい企業は様々な試行錯誤を繰り返すことで、他社と差別化を図ろうとしています。無料や割引などの今までと違った料金体系も、このような業界の裏事情から生まれてきたのです。

関連記事:東京で中古マンションを仲介手数料無料で買うことは可能か?

3.仲介手数料が安いサービスを利用するメリットとは

↑手数料を抑えれば無駄な費用はいらなくなる

言わずもがな、手数料が安くなるということは、それだけ諸経費を押さえられる点にメリットがあります。中古マンション購入の場合、物件価格の6~8%程度の諸経費がかかると言われています。物件自体の値引き交渉をすることは難しい場合も多いのですが、仲介手数料無料のサービスを利用すれば、確実に諸費用を抑えることが出来ます。

こういった諸費用は、基本的に住宅ローンで借りることが難しいのが現状。余程、借入希望金額に対して年収の余裕があったり、勤めている会社が大きいなどの特徴がある場合は諸費用部分まで住宅ローンに含めることが可能なケースもあるのですが、そうではない場合、諸費用ローンという金利の高い商品を使わなくてはいけなくなります。また年収に対して借入金額の割合が大きい場合、諸費用ローンも組めないケースが多いのです。

関連記事:仲介手数料は住宅ローンで借りられるのか?

4.専任媒介マンションも無料に出来るのか?

広告やチラシを見ていると「専任媒介物件」という広告を見ることがあります。専任というと特定の不動産仲介会社でしか購入出来ないイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?結論から言うと、これらの物件でも仲介手数料無料にすることが可能です。

専任媒介物件とは、売主が1つの不動産会社に独占的に売却を任せている状態。実は多く売主が、自分のマンションを専任媒介契約で不動産仲介会社に売却依頼しています。

不動産仲介業者からすれば、専任媒介契約で売却依頼を受けることが出来れば、確実に売主から手数料をもらうことが出来ます。毎月のノルマに追われる不動産営業マンにとって、これはとてつもなく美味しい依頼なのです。ほぼ全ての大手不動産仲介会社に「毎月専任媒介物件を何件獲得すること」という目標が設定されています。

そうすると、専任媒介契約の依頼を受けている会社からのみ、マンションを紹介してもらえそうなものですが、実はどの会社からでも紹介を受けることが可能です。

不動産はとても大切な資産のため、専任媒介契約で売却の依頼を受けた不動産仲介会社は、他の不動産会社と協力して購入希望者を募らなければいけない、という法律があるのです。具体的な仕組みとしては「レインズ」と呼ばれる不動産仲介会社だけが使える情報ネットワークシステムにマンション情報を登録し、お客様を紹介しあうのです。

故意に他の不動産仲介業者を排除する行為は「囲い込み」といって法律で厳しく禁じられています。この囲い込み問題は近年、週刊誌や経済誌などのメディアに何度も取り上げられ、不動産業界のコンプライアンスは大きく改善されました。

つまり、SUUMOやHOME’S、athome、Yahoo不動産などの不動産ポータルサイトに広告が掲載されている中古マンションは、仲介手数料無料の業者から問題なく紹介してもらえます。

関連記事:専任媒介契約の物件は他の不動産会社でも買えるのか?

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5.新築マンションはどうなるの?

新築マンション購入はそもそも仲介手数料がかかりません。最初から物件価格に手数料が含まれているため、表面上は手数料がかからない様に見えます。新築マンションを購入するメリットとしては、手数料部分までマンション価格に含まれているため、住宅ローンが借りやすいということです。

関連記事:新築マンション購入には仲介手数料ってかかるの?

6.仲介手数料を支払うタイミングはいつ?

仲介手数料は契約時と、引渡しの際に半分ずつ払うケースがほとんどです。大手の仲介会社であればあるほど、そのルールが徹底されています。仲介手数料は現金で支払う必要があるので、注意してください。

関連記事:仲介手数料っていつ払うの?分割払いは出来る?

7.途中から他の不動産会社に乗り換えられるの?

「なんとなく仲介手数料無料の会社がいいけど、途中から不動産会社を変えられるの?」と思われるかもしれませんが、問題はありません。中古マンション取引の仲介手数料は成功報酬のため、その不動産会社でマンションを購入しない限り、お金を支払う必要はないのです。

ただ一部のケースでは、途中で不動産会社を変えられないケースがあります。詳しくは下記の記事をご覧ください。

関連記事:要注意!仲介手数料を安くするなら知っておくべき不動産業界のルールとは?

8.万が一解約になったら仲介手数料はどうなるの?

中古マンション購入は、解約のリスクがあります。その中でも一番よくあるのが「ローンキャンセル」という、住宅ローンが利用出来ないことによる解約です。

住宅ローンの事前審査が通過したにも関わらず、本審査が通過しない場合は、白紙解約となります。このケースの場合、買主には責任がありませんので、仲介手数料を戻してもらうことが可能です。

一方、購入契約の際に支払う手付金を放棄して契約を解約する「手付解除」や、契約違反による解約の場合、買主・売主どちらかの都合による解約ですので、仲介手数料は戻ってきません。

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マンション売却は仲介手数料無料で可能?

それでは、中古マンション購入ではなく、売却する場合は、仲介手数料を無料にすることは出来るのでしょうか?

1.相場は購入と同じ

中古マンションを売却する場合、大手不動産会社や地元の不動産会社も、ほとんどの会社が購入手数料と同じ3%+6万円+消費税、という料率で仲介手数料がかかります。

2.売却には売れないリスクがある

↑売却は購入以上に難しい

中古マンション売却は、購入と大きく事情が異なります。中古マンション購入においては、究極的には購入しない、という選択肢もありえます。

しかし中古マンション売却においては、なんらかの事情があって販売をするケースがほとんど。例えば「新築マンションを購入したので、今住んでいる中古マンションを売却しなれければいけない」「実家に戻ることになったので、売る必要がある」「相続した物件を売却する」など、売りたいタイムリミットが決まっています。

このような場合、いつまでたっても物件が売れないことは大きな不利益になります。特に買い替えの場合、新しい住居とまだ売れない住居、両方の住宅ローンを支払わなくてはいけないというにはまってしまう可能性があります。こうなると売り急ぐあまり、買主の大幅な値引き依頼を受けざるを得ず、大きな損をしてしまうことになります。

3.売却手数料が無料のからくり

↑仕組みに気をつけないと思わぬ不利益を被ることも

売却の仲介手数料無料をうたうサービスは非常に数は少ないものの、存在します。それらのサービスは、自社の買主にのみ物件を紹介し、買主から手数料を貰うビジネスモデルになっています。つまり他の不動産仲介会社と協力をせずレインズに登録をしないのです。

ある意味、購入の仲介手数料無料サービスの逆バージョンと言うことも出来ますが、先ほどもご説明したように売却にはタイムリミットがあるケースがほとんど。しっかりとした売却活動が出来ないと、売値を必要以上に下げることになり、本末転倒の問題になってしまいます。

中古マンション購入においては、どの不動産会社でも紹介出来る物件数に違いはありませんが、中古マンション購入を検討している顧客を持っている数はそれぞれの会社によって全く違います。

1つの不動産仲介会社が購入検討者を30人持っているとすれば、1,000社の不動産仲介会社が集まれば30人×1000社=3万人の顧客がいることになります。レインズに登録をしないということは、この3万人の見込み顧客を全て捨てることになります。

不動産は消費財などの一般商品と異なり、大量の顧客に同じ物を売るわけではありません。たった1人だけ、あなたのマンションを気に入ってくれる人を見つければいいのです。言うなれば、大量の砂の中から、あなたの物件を買ってくれるダイヤモンドのような顧客を見つける作業になるのです。他社の顧客を利用出来ないのは、あまりにも危険です。

4.半額のサービスがオススメ

一方、完全に無料ではないものの、仲介手数料半額などのサービスはオススメです。これらの会社はしっかりとレインズにマンションを登録し、不動産ポータルサイトなどで集客を行います。仕組みとして、WEB化やシステム化を推し進めることで無駄なコストを削除し、利益を確保しているのです。

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仲介手数料無料サービスの口コミ・評判

実際に仲介手数料無料のサービスを利用した方の口コミをご紹介します。

1.豊洲(江東区)でタワーマンションを購入した村田様

「港区や江東区など、湾岸エリアのタワーマンションを中心にマンション探しをしていました。大手の仲介会社を使っていた時、『自分は3%の手数料を納得して支払う事が出来るのだろうか?』と悩んでいました。そんな時、同僚に教えてもらったのがカウルというサービスでした。何度も他の仲介業者と接点を持っておりましたが、正直ダントツで対応が良かったです。「困った時に相談に乗って頂ける」と言うスタンスが非常に心地よかったです。物件に関する情報、住宅ローンの申請に関する相談、税務関連の相談等クライアントである私が必要とするサポートに対してピンポイントで全て満足のいく対応をして頂けたと思っております。」

2.有明(中央区)でタワーマンションを購入したI様

「マンション検討をするなかで、他の不動産会社も利用したのですが、カウルさんのサービス品質は他社以上だと思います。WEB上でコミュニケーション、書類共有が完結するためやり取りがスムーズですし、何かあった時の電話での応対も、深夜までご対応頂きました。不明点が出てきた時も迅速に調査し応対して頂けたので、この仲介手数料でこの品質はありえないな、と思いました。」

3.月島(中央区)でタワーマンションを購入した森田様

「実は、仲介手数料無料のサービスを知ったのはたまたまではなく、マンション購入を検討する中で大きな疑問があったからです。普通の不動産会社は物件価格×3.24%の仲介手数料を請求します。たまに値引きすることもあるようですが、大きくは変わりません。どう考えても手数料が高すぎるし、手数料ほどのサービスを不動産会社から提供されるとは到底思えませんでした。ところが、どの不動産会社に行っても同じように3.24%かかると言われます。

正直「こいつらはグルか?」と思いました。「業界の慣習だから」という馬鹿げた理由で泣く泣く高額の手数料を払うのは納得がいきません。しかし、マンションは買いたいのです。そこで、「今の時代ならリーズナブルな手数料で不動産仲介をする会社も中にはあるのではないか?」と思ってインターネットで検索し、出てきたのがカウルのWEBサイトでした。

マンション購入の過程で思ったのは、不動産会社のサービス品質は、個々の担当者の力量によるところが大きいということです。大手だからと言ってそのメリットを感じることはなかったです。結局のところ、担当者がお客さんの欲しい情報を先回りして教えてくれたり、煩雑な手続きの段取りをミスのないようにアレンジしたりできるかどうかで、お客さん側のストレスが大きく異なると感じました。

カウルにお願いする前にいくつか別な不動産会社に相談をしていましたが、担当者によって質がバラバラで、物件の購入手続きをお任せできると思ったのは僅かでした。その点、カウルの担当者はレスポンスもよく、その都度出てくる選択肢のメリット/デメリットをきちんと解説してくれて、スムーズに購入手続きを進めることができました。」

まとめ

仲介手数料無料のマンション購入サービス、いかがでしたでしょうか?不動産の売買は人生の一大事なので、仲介手数料だけが全てではありませんが、上手く活用して賢く費用を抑えたいですよね。

「なんとなくあやしい」「何か罠があるのではないか」「からくりが分からない」という疑問の解決に役立てて頂ければ幸いです。

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著者について

(株)Housmart(ハウスマート)代表取締役針山 昌幸
一橋大学で経済学を学ぶ。大学卒業後、大手不動産会社で不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。顧客の利益が無視された不動産業界の慣習や仕組みを変えたいと志す。  
2011年、楽天株式会社に入社。大手企業に対し、最新のマーケティング・ビックデータ・インターネットビジネスのノウハウを元にコンサルティングを行う。
2014年9月株式会社Housmartを設立し、代表取締役社長に就任。最新のマーケティング手法を駆使した中古マンションの売買を行っている。
著書「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」がAmazonランキング・ベストセラー1位(マンションカテゴリー)を獲得。Housmartの経営を執り行う傍ら、テレビや雑誌への出演など、マンション専門家としての活動も行う。

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