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「駅徒歩〇分」の計算方法とは?

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「駅徒歩〇分」の計算方法とは?

マンション購入を考えて物件情報を見ていると、駅徒歩〇分とか、最寄りのスーパーまで徒歩〇分という表示が出ています。

しかし、実際駅から歩いてみると、もっとかかってしまうこともあります。

確かに、足の長さだって人それぞれですし、歩く速さにも個人差があるはずです。あの“徒歩〇分”はどうやって計算するのでしょうか。

徒歩〇分の謎

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不動産広告に何でも自由に表記してしまっては、不動産を購入しようとしている人たちに不利益が生じます。

そこで、不動産の広告は、「宅地建物取引業法」の32条で誇大広告の禁止が、33条で広告の開始時期の制限が、また「不当景品類および不当表示防止法」でも取り決めがあって規制されています。

ただしこの「不当景品類および不当表示防止法」は不動産だけではなく広告全般についての法律であり細かな規定はありません。

しかし、その中に「公正取引委員会の認定を受けた独自のルールを設定することができる」とあることから、業界団体として「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」を定めて規制しています。

徒歩〇分についても、この規則により決められた計算方法があるのです。

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徒歩所要時間の計算方法

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「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」第5章表示基準の第10条において、徒歩所要時間は以下のように取り決められています。

〔各種施設までの距離又は所要時間〕

(8)道路距離又は所要時間を表示するときは、起点及び着点を明示して表示すること(他の規定により当該表示を省略することができることとされている場合を除く。)。

(9)団地(一団の宅地又は建物をいう。以下同じ。)と駅その他の施設との間の距離又は所要時間は、それぞれの施設ごとにその施設から最も近い当該団地内の地点を起点又は着点として算出した数値を表示すること。ただし、当該団地を数区に区分して取引するときは、各区分ごとに距離又は所要時間を算出すること。

(10)徒歩による所要時間は、道路距離80メートルにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示すること。この場合において、1分未満の端数が生じたときは、1分として算出すること。

(不動産の表示に関する公正競争規約施行規則より抜粋)

これにより、徒歩の所要時間は分速80mで計算されることとなり、1分未満の端数は切り上げとなります。

470mの距離であれば、470m÷80m=5.875(分)となり、端数は切り上げるため「徒歩6分」となります。

駅とその物件の間の距離は、駅から最も近い物件内の場所を起点として計算します。

また、ここには信号や踏切の待ち時間などは加える必要がない一方、歩道橋や地下道などを通るため余分に歩く距離は加えなければならないことになっています。

基準は誰?

尚、分速80mは、ハイヒールを履いた女性の足を想定して計算されており、これは女性目線で考えられているといえますね。

徒歩〇分だけど、実際歩いてみたら近かったとか、信号待ちが多くて意外と遠く感じたという誤差は、この前提条件との違いで出て来るのでしょう。

広告だけを信用するのではなく、やはり実際に自分の足で歩いて確かめてみることが大切です。

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