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未来の「住まい」がスゴすぎる!(その3)

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未来の「住まい」がスゴすぎる!(その3)

今回も引き続き、ハウスビジョン2016のレポートをお届けします。

1.遊動の家(三越伊勢丹)

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この作品は三越伊勢丹と建築家の谷尻誠氏、吉田愛氏のコラボによって作られました。

この作品のコンセプトは「ライフスタイルが家になる」。

この作品は、定点居住していない「ニュー・ノマド」と言われる人々を対象としています。

具体的な住民のイメージとしては、世界を駆け回りパソコン1台あればどこでも働き、1年の3分の1の期間は海外出張中。

そして、世界と比較して日本が独自に持つ良さを好み、認識している人物。

実際に作品の中に入ると、日本の「わびさび」や「余白」の美意識を活かすように高級家具で室内がレイアウトされていました。

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これらの高級家具は百貨店が強みとして持つ、高い商品調達力によって調達されたものです。

働き方がこれから変化していく中で、こういったコンセプトの家が増えてくるかもしれませんね。

2.木目の家(凸版印刷)

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次にご紹介する「木目の家」は、凸版印刷と日本デザインセンター、原デザイン研究所によってつくられた作品です。

この作品の特徴は、家の表面がほぼ全て印刷された木となっていることです。

これは凸版印刷の高度な印刷技術の組み合わせによって可能となっており、かなりのリアリティを持った木目となっていました。

実際に作品の中に入ってみると、生体センサーが埋め込まれている箇所があり、そこでは心拍数などの人間の微細な振動を感知してストレスチェックをすることができました。

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さらに、LED光を通過させて壁に文字を映し出すこともできます。これは新たな住居内での家族間のコミュニケーションツールとなりそうです。

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印刷物の上に住むという感覚はとても新鮮で、さらなる印刷と住まいの融合の可能性を感じさせてくれました。

3.内と外の間/家具と部屋の間(TOTO/YKK AP

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次に紹介するのは、TOTO,YKK AP,建築家の五十嵐淳氏、家具デザイナーの藤森泰治氏のコラボによって生まれた作品です。

五十嵐氏は、「窓」を単なる壁の開口部と考えるのをやめ、そこに新しい機能を仮想し空間の可能性を見出そうとしました。

また、藤森氏は家具を部屋から切り離された道具と考えず、空間と機能を同時に作り出す家具のあり方を模索していました。

両者の考えが組み合わさり、中心の部屋から放射状に様々な機能を持った空間が窓を開口部として展開していました。

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まさに、窓の中に住むという感覚です。

食事のための空間、くつろぐための空間、思考するための空間など、観察すればするほど不思議な感覚を覚える住まいとなっていました。

まとめ

以上、3回にわたってハウスビジョンのレポートをお届けしました。

これからの「住まい」はテクノロジーとアイデアによってますます変化していくことでしょう。

「住まい」の限りない可能性を感じさせてくれた素晴らしい展示会でした!

ご紹介した作品、コンセプトがどのように実用化されていくか非常に楽しみです!

>>その1はこちら

>>その2はこちら

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