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未来の「住まい」がスゴすぎる!(その2)

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未来の「住まい」がスゴすぎる!(その2)

今回も引き続きハウスヴィジョン2016のレポートをお届けします。今回紹介するのは、Panasonic、大東建託、LIXILの作品です。

1.Panasonic「の家」

Panasonicと建築家の永山祐子氏のコラボレーションによって生まれた「の家」。

この作品のコンセプトは「モノで満ちる家からコトで満ちる家へ。」

なぜ「の家」という作品名が付いているのかというと、実はこの作品は上から見ると薄い壁でひらがなの「の」の形で作られているからなのです。

これによって入口から部屋の内部まで自然に導かれる感覚がしました。

IoTとは「モノのインターネット」という意味で、モノが通信機能を持ち、自動認識や遠隔計測などを行うことです。

その壁にIoT技術を活用することで、なんと壁自身がスクリーンになったり、スピーカーにもなります。

近い将来、壁で、スポーツ中継を相当な臨場感で楽しんだり、外国のショップの服をバーチャルで試着して購入したり、AI機能を持ったセキュリティシステムを備えることが可能になります。

また、リビングにいながら医者の診療をうけることもできるなど実に、様々な機能が実現可能です。

写真は、タブレット端末を通して壁を見た時のものです。

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2.大東建託「賃貸空間タワー」

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次に訪れたのは、大東建託と建築家の藤本壮介氏がコラボした作品「賃貸空間タワー」。

コンセプトは「賃貸住宅の再定義」。

従来の賃貸住宅は専有空間を最大化し、共用部分は通路のみという構成でしたが、この作品ではプライベート空間を最小化し、共用空間を最大化するように設計されています。

まさに1つの町のようなコミュニティを作り上げ、新しい価値を生み出そうという考えが根底にあります。

実際に作品を見学してみると、一人一人の本を一箇所に集約させることで趣味や関心事を共有できる共用の本棚や、お年寄りも学生も使えるようなシアタールームがありました。

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これらの仕掛けによって一つの街のような空間が生まれ、人と人のつながりを生みやすい環境になると思います。

3.LIXIL「凝縮と開放の家」

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次に紹介するのはLIXILの「凝縮と開放の家」。

この作品はLIXILと建築家の坂茂氏のコラボレーションによって生まれました。

この作品で画期的なのは、風呂、トイレ、キッチンなどの水まわりを1つのユニットに凝縮していることです。

このユニットは部屋のどこにでも配置することができるので、自由な空間レイアウトを実現することができます。

写真には、収納できるお風呂の写真を載せています。

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なぜ、こんなことが可能かというと水を上方に処理する画期的な給排水システムを用いており、躯体から完全に独立しているためです。

これらのユニットは「凝縮」という概念を表しています。

また、この作品は紙のハニカムボードを合板で挟んだ「PHPパネル」を利用して組み立てられており、室内空間には太い梁も大きな柱もないので敷地を最大限に生かした解放感のある空間を生み出すことができます。

この「PHPパネル」は、軽くて強いことが特徴であり、短い期間で輸送することができるので、災害時など、仮設住宅としての利用が期待されます。

また、住宅の構造が非常にシンプルなので簡単にWEBで設計や見積もりのシュミレーションをすることが可能です。

>>その1はこちら

>>その3はこちら

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