マンションジャーナル

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リビングの形がライフスタイルに与える影響とは?

リビングの形がライフスタイルに与える影響とは?

今や日本のマンションにおいて標準の間取りとなったLDKですが、そのリビングダイニング、皆さんはマンションを探すときにその広さだけで評価をしていないでしょうか?

「このリビングダイニングは18畳あって十分広いね」とか
「リビングダイニングが12畳しかないからソファを置くとちょっと狭いかも…」だとか。

もちろんリビングダイニングにおいてその広さは重要なのですが、しかしリビングダイニングには広さ以外にも注意すべき重要なポイントがあります。

それはリビングダイニングの形です。

いろいろなマンションの間取り図を見ると、リビングダイニングが「縦長」になっている物件や「横長」になっている物件が存在していますよね。

同じような面積、同じ部屋数であってもマンションによってリビングダイニングの配置や置き方が違っているのです。

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リビング

そして、リビングダイニングは同じような広さであっても「縦長」であるか「横長」であるかという間取りの違いで家全体の使い勝手が大きく変わってくるのです。

今回はリビングダイニングの形によって実際に何が変わってくるかについお教えしましょう。

横長リビングのメリット・デメリット

横長

さて、リビングダイニングには縦長と横長の物件がある、と聞くと、気の早い人は「じゃぁ縦長と横長どっちがいいの?」そう聞きたくなるかもしれません。

しかし、この2つは「どちらがいい」と単純に言えるようなものではなくそれぞれに長所短所が存在します。

そのため、自分の生活スタイルを考えてどちらがいいかをご自身で判断する必要があるのです。

まず「横長」のリビングダイニングの場合、バルコニーに対しリビングダイニングの長辺が接する事になります。

マンションのパンフレット等でワイドスパンなどと謳われているタイプの間取りですが、この間取りは採光面積が大きくなるため日当たりがよく部屋が明るくなるのが特徴です。

また廊下からリビングダイニングに入ったときに部屋が左右に別れる形になるため、リビングとダイニングを明確に分けやすく実際に生活したときに使いやすいのも特徴です。

一方で、この形のリビングダイニングは部屋の長辺を窓にとられてしまうために、どうしても壁が不足気味になります。

実際に部屋に家具等を置こうとしたときその置き場所に困る事が往々にしてあります。

壁が少ないという事はコンセント等も当然少ないわけで電化製品が多い場合などみっともないタコ足配線にせざるをえません。

モデルルームのような物が少ない部屋に住んでいる方には向いていますが、荷物や家具の多い家庭にはやや不向きだと言えます。

また、このタイプで3LDK以上の場合には、その構造上どうしても窓を設けられない部屋が出来てしまいます。

リビングが縦長の間取りであれば、リビングダイニングと並べる形でもう一つ外に面した部屋が作れるのですが、横長タイプではそうはいきません。

どうしても窓がない部屋ができてしまうのです。

もう一つ、日本は海外と比べると南向き信仰が強く日当たりにこだわる方が多いため、マンションを建てるときには南に面した部屋を多く用意する必要があります。

しかし横長の部屋ばかりで構成すると、あまりたくさんの部屋が作れなくなるためデベロッパーは利益を出すのが難しくなるため、どうしても縦長タイプの部屋を多く用意する事になります。

つまり横長タイプの間取はあまり多くないのです。(めずらしいからこそ、新築マンションの販売パンフレットなどでは「ワイドスパン」の部屋があるとそれが強調されるのです。)

横長タイプの物件は縦長タイプよりかなり少ないため、その希少性が一つのメリットになります。

縦長リビングのメリット・デメリット

縦長

一方「縦長」のリビングダイニングは、バルコニー側にリビングダイニングと並べる形で部屋がもう一つ作れます。

この部屋はバルコニーに面していますから当然明るく、またエアコンなどの設置も容易ですし、ドアで出入りするタイプの部屋であれば通常の部屋として独立性が保たれます。

部屋数を多くしたときに、採光に困る部屋が一つ減るのは大きなメリットです。

また窓が少ないという事は部屋の壁が多いという事ですから、家具等の配置に悩む事もありません。

その一方で、縦長のリビングダイニングは部屋の奥が窓から遠くなるためどうしても薄暗くなってしまいます。
さらに奥に位置する形になるキッチンは昼でも照明が必要となる事が多いでしょう。

また縦長の部屋はリビングとダイニングを明確に線引きしずらいというのも来客などが多い家ではデメリットになります。

【自分の生活スタイルにあった間取りを見つけよう】

ライフ

このように、同じような面積であってもバルコニーに対しリビングダイニングがどのように接しているかで、部屋の住み心地はガラリと変わってきます。

さらに注意すべきは、これが新築物件の場合であれば例えば横長リビングの物件は「ワイドスパンタイプ」などと販売員に説明される事も多く、物件の検討中にその構造を意識する事ができるのですが、中古物件であればその違いを意識できている方はほとんどいません。
「縦長」の間取りも「横長」の間取りも、間取りとしては特に目新しいものではないため、中古マンションを選ぶ際には、よほど注意しないとその違いに意識を向ける事ができないのです。

またどちらともいえない正方形に近い形のリビングが用意された間取りの物件も存在します。
このような物件は別の意味で注意が必要です。
通常リビングダイニングはどちらかが長辺になっているため、たとえば部屋にダイニングテーブルとソファを置こうとしたときにスペースが十分に取れるのですが、正方形に近い場合、部屋の長さが足りず両方をうまく置けない場合があります。
部屋全体の広さは一見して十分にもかかわらず、どちらの辺もその長さが足りないためそうなってしまう事があります。

部屋の広さだけを観て判断せずに、実際の間取り図の上に実際に置くであろう家具と同サイズの紙を用意して実際にどう置けるのかをシミュレーションしてみる事が大事です。
部屋の間取り図を見るときには、どうしてもその広さに目を奪われがちですが、その間取りの違いにより実際の住み心地が大きく変わってくるので、ご自身の生活スタイルにあった間取りを見つけるようにしてください。

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