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ル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館が世界遺産へ登録決定!

ル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館が世界遺産へ登録決定!

大小さまざまな美術館・博物館が集まる東京・上野。その上野の杜の中にある代表的な美術館が、国立西洋美術館です。

この国立西洋美術館、絵画・彫刻など美術品の所蔵・展示施設として機能していることはもちろん、本館である建物を設計したのは近代建築の巨匠の一人に数えられているフランス人建築家の「ル・コルビュジエ」。

建物そのものが近代における一つの美術作品でもあるという存在なのです。また、この建物は日本国内でル・コルビュジエが設計を手がけた唯一の建築物でもあります。

上野の国立西洋美術館のうち、ル・コルビュジエの手がけた本館が、世界遺産に登録されることが決定しました。

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建物の特徴

国立西洋美術館4

国立西洋美術館本館は、鉄筋コンクリート造の地上3階、地下1階建の建物。

1階部分はル・コルビュジエの建築によく用いられる「ピロティ」と呼ばれる柱で構成された吹き抜けになっており、その上に重厚感のある箱形の構造物が建造されているのが特徴です。コルビュジエ作品としては後期のものとなります。

もし世界遺産に登録されるとすれば、世界遺産としては「おとなしい作品」という印象を受けます。

当時実際にはコルビュジエは劇場などを含めたもっと壮大な計画を日本側に提示していたのですが、受け止める日本側にその余裕がなく、最終的に現在の形に落ち着いた、と言われています。(コルビュジエとしては不満だったようです。)

国立西洋美術館2

おめでたい話に水をさしてしまうかもしれませんが、コルビュジエの建築作品の中では、評価はそれほど高くない作品とみられており、実際に世界遺産登録の申請でも、コルビュジエのいくつかの作品はすぐに登録されましたが、この国立西洋美術館本館は、二度落選の憂き目を見ています。

二度の落選と、三度目の挑戦

2016y06m02d_150057667出典:http://ishintai.org/

国立西洋美術館は、2009年と2011年にも、世界遺産の登録を目指してユネスコの審査を受けていました。いずれも世界遺産への登録は見送られ、今回が3度目の挑戦。

しかし、三度目の挑戦で何と今回は国際記念物遺跡会議(イコモス)が、国立西洋美術館を世界遺産に登録するようユネスコに勧告したのです。

最終結果は7月に行われるユネスコの世界遺産委員会での最終審査を待ちますが、イコモスから登録の勧告があった場合、世界遺産委員会でもほぼ承認されるため、国立西洋美術館の世界遺産への正式な登録が、今回ほぼ確実になった、と考えられます。

東京で初めての世界遺産誕生へ

国立西洋美術館5

もし国立西洋美術館が世界遺産に登録されることになれば、東京都内では初めてとなる世界文化遺産が誕生することになります。

世界遺産登録にあたって、過去二回の審査の中で、ユネスコから周辺環境についての指摘を受けた台東区は、三度目の挑戦に向けて、環境整備を計画。

世界遺産への登録が正式決定され、2020年のオリンピックを前に、良いタイミングともなりそうです。

photo by 日本の世界遺産

著者について

株式会社Housmartマンションジャーナル編集部
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