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ホリエモンはなぜホテル暮らしを選んだのか?

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ホリエモンはなぜホテル暮らしを選んだのか?

日本のIT革命黎明期を切り開いた経営者の1人である堀江貴文氏。

東大在学中に起業したのち急速に会社を拡大し、近鉄バファローズやニッポン放送の買収に名乗りをあげ、一躍時代の寵児となったことはみなさんの記憶に新しいのではないでしょうか。

このように順風満帆の人生を送っていた彼ですが、ご存知「ライブドア事件」により逮捕・収監されてしまいました。

出所後は、持ち前の卓越したビジネスセンスを活かしトークライブアプリ「7gogo」、グルメアプリ「TERIYAKI」そして宇宙ロケット開発など、実に多くの事業を手がけています。

出所後の私生活に目を向けてみると、ライブドア時代は「ヒルズ族」として六本木ヒルズに居住していた堀江貴文氏ですが、家を持たずにホテルを転々として暮らしているそうです。なぜ、彼はホテル暮らしを選択したのでしょう?

ホテル暮らしの理由とは?

家に住むことをやめた理由について堀江氏はこのように語っています。

家に住むことをやめた
「刑務所から出てきたらマンションの賃貸契約を拒まれたりして、非常に不愉快な思いをしたので『もう、家なんていらねぇよ』と。保証金を寝かすのもバカバカしいし。以来ずっとホテル暮らしですが、快適ですよ。余計なモノは全部手放したので、本当に身軽」

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堀江貴文氏のメールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」ではスケジュールが詳細に掲載されていますが、毎日のように分刻みのスケジュールをこなしているため移動がとても多いです。

さらに、結婚という制度に対して異議を唱えており独身であるので彼にとってホテル暮らしはとても身軽で快適だと思います。彼の経済的な状況やライフスタイルを考えると、この選択はとても合理的です。

マイホーム購入に対して堀江貴文氏はどう考えているか?

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Youtube「ホリエモンチャンネル」では中古マンションを購入するべきかという質問に対し、「資産の流動性が低いことが問題。もっと流動性が高くなり、ライフステージの変化に合わせて流動的にマンションを購入・売却できるようになれば、購入自体は選択肢として悪くはない。」という趣旨の発言をされています。

では、家族で暮らす場合はどうでしょうか?

その場合は、もちろん身軽さよりは安住性を求めるのが一般的であり、賃貸よりもマイホームを購入する方が子育てがしやすいなど多くの利点があります。

しかし、堀江氏も指摘しているように資産の流動性が低いことがリスクであることに変わりはないです。

家庭環境や家族構成の変化であったり、将来どんなことが起こるか予測することはできません。

万が一そのような変化があった場合、適切な価格で売却できるかどうかが重要になってきます。

突然ですが、ここで皆さんに質問をしてみたいと思います。適切な価格とは一体なんでしょう?不動産の価格は何で決まると思いますか?少し考えてみてください。

通常、モノの価格は需要と供給という市場原理によって決定されます。 一方、不動産の価格決定にはこの市場原理が働かないことが多いのです。

まず不動産の特徴として、商品が一つしかなく、同じ商品が存在しないという特徴があります。 それゆえ、同じ商品が多数ある他の商材と違い、取引の中で自然と値段が定まっていくということがありません。

結果として、不動産価格は過去の類似物件の取引額をもとに決定されることになります。

このとき過去のデータを網羅的に分析した上で不動産のプロが価格推定を行ってくれればいいのですが、実際はデータの不足により、正確な推定ができていないことが問題です。

またこのようなデータは一般に公開されていないため、一般の消費者には不動産価格はブラックボックス化してしまっているのです。

変化をもたらすIT

そのような問題を劇的に解決するのがビッグデータを扱う技術です。

膨大なデータを処理することによって、推定の精度を高めることが可能になりました。このようなIT技術の導入により、適正な価格がわかるようになり、ますます資産の流動性の低さは解決されていくことでしょう。そして、マイホーム購入を前向きに検討される方が増えていくと思われます。

ちなみに先日、不動産テックサービス(ITを活用した不動産サービス)である「カウル」が、保有する約700万件におよぶ過去の売買・賃貸事例、新築時の分譲価格などのビックデータを人工知能により分析し、現在売りに出されている物件の適正価格を提示できる不動産価格推定機能をリリースしました。

このように既存の不動産産業にメスを入れ、真の顧客視点を持ったサービスを実現する会社が今後出てくることが期待されます。

まとめ

堀江貴文氏がホテル暮らしを選択している理由を題材として、マイホーム購入について考えてみましたがいかがでしたか?

彼のようにしっかりと情報を吟味して意思決定していく「不動産リテラシー」のようなものがますます必要になっている時代のように思われます。

そのような「不動産リテラシー」を高めるコンテンツをこれからもみなさんにたくさんお届けしていきたいと思っています。

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