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超お買い得な”ワケあり物件”の実態とは?

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超お買い得な”ワケあり物件”の実態とは?

先日、千葉の豪邸が破格の値段で落札されたのをご存知でしょうか。

これは、千葉市が税金の滞納で差し押さえた物件をヤフーの官公庁オークショントで競売にかけたもの。敷地が160坪で、3階建の10LDKで浴室が2箇所という豪邸。

入札の最低価格は、756万円と破格のお値段でした。

地元の不動産業者によると、このエリアで同程度の物件なら4,000万円は下らないとのこと。

入札の最低価格が破格になった理由は、この物件が未解決の殺人事件の現場だったから。

俗にいうワケあり物件で、殺人現場という“心理的瑕疵”が相場を大きく下回る価格になった原因です。

何しろ殺人事件の現場になった家ですから、敬遠されるのは当たり前。

いくら安いとはいえ、そういう物件は気味悪がって購入する人はいないだろうと思いきや、落札した強者がいたので話題になったわけですね。

気になる落札価格はというと、11,111,100円で入札者は一人だったようです。

落札したのは不動産業者で、今後どう活用するかはまだ決まっていないようですが、リフォームしてシェアハウスにすることも考えているとか。

滅多に出ない非常に魅力的な物件で、いざとなれば自分で住んでも良いと思っているとのこと。やはり、かなりの強者ですね。

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瑕疵(かし)の告知義務

ウィキペディアによると、瑕疵とは「通常、一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと」とあります。

不動産取引において、何らかの「瑕疵」がある場合は事前に告知することが義務付けられています。

建物の構造や設備に関する物理的な瑕疵は比較的分かりやすいのですが、「心理的瑕疵」の線引きは微妙で、必ずしもすべての情報が告知されるとは限りません。

殺人事件や自殺の現場ということであれば、「心理的瑕疵」として間違いなく告知義務があります。

しかし、それがお隣となると話は別で、過去に告知義務はないという判例があります。

また、敷地を一歩でも出た場所で起きた事であれば、告知する義務はありません。

それと「孤独死」については非常に微妙で、発見されるまでの期間や腐乱状態によって違うようです。

発見が早く、すぐに病院に搬送されて死亡が確認されたというケースと、数週もの間誰にも気づかれず、発見された時は既に腐乱していたというのでは、同じ孤独死でも受け取り方が違いますからね。

また、マンションの共有部分で事件や事故があった場合、一般的に告知義務があるとされていますが、必ずしも告知されるとは限りません。

法的に告知義務があるかといえば、状況次第で曖昧なところがあります。

知らなければ分からない?

人の死についての心理的瑕疵は、個々に受け取り方が異なります。

ですので、気の持ちようということになりますね。そもそも、知らなければ気にならないでしょう。

何も事情をしらなければ、霊とか気にしないで生活できるわけですよね。

でもここで人が亡くなった、そう思うだけで夜中に物音がすると霊の仕業ではないかと怖くなってしまう。人間の心理とは、そんなものでしょう。

しかし、世の中には霊感が強い人がいて、普通の人には見えない物が見えるとか感じることがあるのです。そういう人は霊的現象を察知して、ここには聞かされていない何かあると疑いを持つ。

そこで売り主や家主を問いただすと、「実は以前に・・・」ということになるわけです。

霊感のあるなしは別にして、そこに住んでいれば噂話しとして過去の事実が耳に入ることもあります。

後で発覚すればトラブルや賠償問題に発展することになりますから、微妙ではあっても心理的瑕疵は正直に告知しておくべきでしょう。

ワケありでも安さを重視する人は意外と多い?

千葉のワケあり物件の落札者のように、心理的瑕疵を気にしない人もいるようです。

先日テレビ局が実施したアンケート調査によると、値段が安くなるなら自殺や殺人などの「心理的瑕疵」があっても構わないと答えた人が4割強もいたのです。

そうはいっても、そう思うということであって実際に住むかどうかは分かりませんけどね。いざとなったら尻込みする人もいるでしょう。

しかし安さを追求して、敢えて「ワケあり物件」を望む人もいるようです。仮に霊的な現象があったとしても、それは気の持ちようと割りきっているみたいですね。

深夜に理由の分からない物音がするとか、体の一部が痛くなるといったことがあったとしても、それが霊によるものとは限りませんからね。

そもそも、霊現象は科学的に実証されてはいませんから。確かに、気の持ちようではありますね。

霊は怖い存在ではない

科学的に実証されていないとはいえ、多くの人は何となくでも霊の存在を意識してしまう。

だから、自殺や殺人といったいわくつきの物件を気味悪がって敬遠するわけでしょう。

これは本当にあった話なのですが、ある青年がアパートを借りて住み始めると、夜中に自分の顔を覗きこむ女性が見えるというのです。

この青年は霊の存在はまったく信じないタイプだったのですが、何度も同じ現象が起きたので、さすがに怖くなって霊に詳しい人に相談しました。

そしてアドバイスされたのは、部屋の片隅に水をいれたコップを置いて線香と花一輪を備え、「ごめんなさい、自分には何もできなので、これで勘弁して下さい」と唱えながら手を合わせなさいというものでした。

青年がそれを実行すると、その後は何ごとも起きなくなったそうです。

彼にアドバイスした人によると、大概の霊現象は霊が自分の存在を知って欲しい、何かを伝えたいという意志が起こすものだそうです。

なので、その存在を認めて霊に思いを馳せ、真摯な気持ちで手を合わせることで霊は安堵するとのこと。

霊がどうのということではなくても、事故現場に花が手向けられている光景をよく見かけますよね。

きっと、亡くなった人の冥福を祈る自然な思いがそうさせるのでしょう。

花を手向ける人の思いが通じれば、少なからず霊は癒やされるということなのでしょう。

まとめ

人はよく「縁」という言葉を使いますが、住まいとも何かしらの縁によってつながっているのではないでしょうか。

もし、たまたま選んだ住宅で霊現象が起きたとするなら、もしかすると、そこにいる霊と何かしらの縁があるということかもしれませんね。

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