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【知らないとマズイかも】地震であなたの街はどのぐらい揺れやすい?

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【知らないとマズイかも】地震であなたの街はどのぐらい揺れやすい?

いまだ収束の気配が見えない熊本を中心とした今回の地震ですが、当事者ではなくてもこれを遠方の火事とは考えずに、その教訓を今後に生かす事を考えるべきだと思います。

さて、今回の地震に限りませんが、大きな地震が起きると、とりあえず家やマンションの耐震性について気になるものです。
実際に不動産系の雑誌やサイトを見ると、これから購入する方であれば「1981年の新耐震基準後に建てられたマンション」を買うように、というアドバイスが頻繁に出てきますし、すでに「新耐震基準」については、中古不動産を買おうとしている方には常識であると言ってもいいでしょう。

しかし、地震の事を考えてマンション選びをする場合、気にするポイントはこの「新耐震基準」だけで問題ないのか?もっと重要な事が抜け落ちてはしていないのか?

そういう疑問を持った事はありませんか?

実は重要なポイントがあるのです。
建物が新耐震基準かどうかよりはるかに大事なポイントです。

それは建物が建っている土地です。その建物が建っている土地が、地震に強い強固な土地なのか、それとも軟弱な土地なのか。

これは、その上に建てられている建物が新耐震基準によるものかどうかより、よほど地震に対して重要な意味を持ちます。

その建物が建っている土地が軟弱であればそもそも建物自体の揺れも大きくなってしまうわけで、極論を言えば強固な地面の上に建つ旧耐震の家と、弱い地盤の上に建つ新耐震の家であれば、前者の方が安全である可能性すらあるのです。

今回は熊本で発生した地震を踏まえて地盤の大切さについて考えてみたいと思います。

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益城町の被害状況から見る地盤の大切さ

今回の熊本の地震についての報道を見ると、各地で土砂崩れが発生し橋の崩落や多くの建物の倒壊が発生しています。

特に最大震度7を記録した益城町周辺では、多くの家が倒壊しました。倒壊は特に古い家屋に多く、それにより多数の死傷者が出たのですが、実際にこの町で倒壊した家屋を調べてみるとそこにはある共通性がある事がわかりました。

それは、倒壊した建物が町を東西に流れる川沿いに集中していたという事です。

それを報道したNHKのニュースをYoutubeで見る事ができます。
益城町の被害 町を東西に流れる川沿いに集中

昔から土地を選ぶときに「水が出る土地は買うな」と言われています。水が出るような土地の多くは、元々が池や沼であったり川であったりしたところなのですが、そういうところは地盤が弱いためあとで問題が起きやすいのです。

地盤が軟弱な土地の場合、いざ地震がきたときにはより大きな揺れがその上に建つ建物を襲う事になるため、どうしても大きな被害をこうむりやすくなります。

そして実際にそれを証明するかのように、今回の益城町では町を東西に流れる秋津川に沿った地域に被害が集中しているのです。

便利なサイトの紹介

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では、実際にその土地の地盤がどの程度の揺れにくいかを簡単に知る方法はないでしょうか?

実は、今回の地震より少し前に、朝日新聞で便利なサービスが紹介されていました。
住所を入れれば地盤の強固さがわかるというサービスです。

朝日新聞デジタル 揺れやすい地盤

こちらのサイトの「あなたの街の揺れやすさは?」というところに、地盤を調べたい土地の住所を入力する事で、その土地がどのような種類の土地でどの程度揺れやすいかの目安を知る事ができます。

地盤の強固さについては、このサイトだけではなくいろいろなサイトで情報を確認する事ができますが、使いやすさやわかりやすさでいえば、いまのところ上記の朝日新聞のサイトが一番簡単でわかりやすいと思います。

では、実際にいくつか東京の住所を入れてみて地盤について調べてみましょう。

検索例

 

さて、筆者は学生時代、江戸川区の平井(JR総武線平井駅)という街に住んでいました。この平井という地区、実際に住んでいる方ならご存じなのですが、土地にある特徴があります。

それは平井という街自体が、荒川と旧中川に挟まれた中州のような土地に作られているという事です。どう考えても地盤が強固だとは思えませんが、実際にはどうなのか?

上記のサイトで、江戸川区平井の土地を確認してみましょう。

東京都江戸川区平井1丁目で検索すると地形の種類が「三角州、海岸低地」、揺れやすさの目安が2.4で「特に揺れやすい」
と表示され、やはり地震がきたときの事を考えると不安のある土地である事がわかります。
これと比較するために西東京都方面の住所を入れてみましょう。
どこでもいいのですが、同じ総武中央線各駅停車での西側の終点である東京都三鷹市の住所を見てみます。

住所を入れてみると、地形の種類は「ローム大地」、揺れやすさの目安は1.45で「場所によって揺れやすい」と表示され、これは関東地方ではごく標準的な土地だと言えるでしょう。油断は禁物ですが、地盤についてあまり神経質にならなくてもいい土地だと言えます。

では東京で地盤が固い土地はどこかと言えば山地になります。具体的な住所でいえば、たとえばあきる野市乙津。ここの地盤を見てみると地形の種類は「山地」、揺れやすさの目安は「0.57」で平井とは逆に非常に揺れにくい土地だという事がわかります。
こうして見ると、同じ東京であっても土地により地盤の堅牢さが大きく変わってくるわけで、これからマンションの購入を考えている方や、いま現在住んでいる土地がどの程度地震に強いかを知りたい方は、ぜひ上記サイトに住所を入力して試してみてください。

まとめ

繰り返しますが、建物がいくら丈夫であっても建っている土地が軟弱であれば地震の際にはどうしても大きな被害を受けやすくなってしまいます。

このようなサイトを利用して、少しでも安心できる土地に家を持つようにしてください。

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