マンションジャーナル

中古マンション購入・売却、住宅ローンのポイントをお届け!仲介手数料が無料のカウルが運営。お得にマンションを買う方法や、不動産投資を成功させるコツ。住宅ローンの気を付けたいポイント、ヴィンテージマンション、タワーマンション、高級マンションをご紹介。

マンションでベランダガーデニングを楽しむときの注意点

マンションでベランダガーデニングを楽しむときの注意点

ガーデニングというと広い庭がある一戸建でないと行えないと思われる方もいるかと思いますが、庭がないマンションであってもベランダやバルコニーを利用して、ベランダガーデニングを楽しまれている方は沢山いらっしゃいます。また、今はまだベランダガーデニングを行っていない方でも「今年の春にはベランダで何か育ててみようかな」と考えられている方もいる事でしょう。

直接地面に植物を植える一戸建てガーデニングと異なり、ベランダガーデニングは、基本的に鉢やプランターなどの容器植えで植物を育てるのが基本となります。

面積や使用ルールに制限があるベランダでは、当然ながら植栽スペースが限定されますし、結果として環境的にも難しい点が出てくることがあるのですが、容器植えにする事で柔軟性のある対応が行えるのです。花例えばコンクリート製のベランダでは夏の暑さは地面よりはるかに厳しい事になる事が多いのですが、そのようなときには風通しがよくあまり日が当たらない位置に鉢を移動することができるのです。また鉢植えで植栽面積が制限されるという事は、必然的に低コストで気軽にガーデニングをはじめられる事になります。

>>マンションを買うなら知らないと損するサービスとは?

しかし気軽に始められるが故に、ベランダで植物を育てるときの注意点などを知らないまま初めてしまい、近隣住民やマンションに住んでいる他の方との間で問題を起こしてしまっている方も現実にいらっしゃいます。

そこで今回はそういう事にならないように、マンションのベランダでガーデニングを行う際に注意する点について整理してみたいと思います。また、おすすめのガーデニング方法や実例も合わせてご紹介していきます。

土の問題

まずは、土について詳しくないと言う方のために、どんな種類の土や肥料があるのかをご紹介していきましょう。

土

赤玉土

火山灰が積み重なってできた関東ローム層の土です。赤土を粒の大きさで分けたもので、小粒・中粒・大粒があります。肥料成分を含まないので、清潔で、どのような植物を育てる上でもベースの土にしやすいのが特徴です。水はけや水持ちがいいので、扱いやすい土と言えます。

 培養土

基本用土と補助用土が人為的に特定の植物に向けて配合・準備された肥料分を含む土なので、誰でも簡単に使用することができます。市販の培養土は、殺菌がされているので害虫などもつきにくくなっています。

腐葉土

腐葉土は、落ち葉を発酵させた土で、もともとある土を改善するためにある堆肥の種です。腐葉土を混ぜることで、土壌を通気性をよくしたり、水もちをさせやすくします。また、肥料が簡単に流れ出してしまうのを防ぐ役割があります。基本的に、自然に腐葉土を作る場合は、バクテリアなどの土壌生物が2年ほどかけて腐葉土を作ります。しかし市販の腐葉土は人工的に腐らせるので、約2ヶ月ほどで完成します。

置き肥

固形の肥料を株元に置く方法です。コンテナ栽培などで、鉢の表面に固形の肥料をおくだけの肥料になります。水やりをすると、少しずつ溶けて栄養になります。

元肥と追肥

元肥とは、植え付け前にあらかじめ混ぜておく肥料のことです。追肥は、字の通りに生育途中で肥料を与えることです。

問題点

ガーデニングをやっている方はご存じだと思いますが、ガーデニングでもっとも大切なのは土です。そしてベランダガーデニングを継続して行ったときに問題になってくるのも、また土なのです。

この問題はあまりベランダガーデニングを扱ったサイトなどでも記載されていないですし、継続してガーデニングを行わないと発生しない問題なのですが、ベランダでガーデニングを行ったとき一番困るのが土の処理問題です。

ベランダガーデニングの基本は鉢やプランターを使った容器栽培です。植物を育てるとき、そこが庭であれば植え替えはあまり考えなくてもいいのですが、狭い容器植えの場合には定期的な植え替えを行う必要が出てきます。

容器内の古い土を捨てて新しい土を入れ、そこにあらためて植物を植えるわけですが、このときゴミとして古い土が発生します。仮に古土を再生して再利用する場合であっても、全部が再利用できるわけではなく、ふるいなどで選別して再利用する事になり、この場合でも結局は大量の廃土が出る事になります(経験的には古土を再利用したとしてもおおむね半分の古土はゴミになります。)

土

さて、この古土ですが、一戸建てであれば庭があるためそこに捨てれば問題ありません。捨てられた古土は自然界でリサイクルされていずれいい庭土へと再生される事でしょう。しかし庭のないマンションだとそういうわけにもいきません。

鉢植え植物の植え替えは、品種や容量にもよりますが、2,3年に1回は行うものです。また1年草であれば、毎年古い土を廃棄し新しい土を使事になります。

鉢に入っている土の量ですが、比較的コンパクトな6号鉢でも容量は2リットル、バラなどを植える最低サイズである8号鉢ともなると5リットルほどの土が出ます。また野菜を育てたり寄せ植えを行う60cm程度のプランターであればその容量は12リットル程度。

つまり、ある程度の数の鉢やプランターがある場合、毎年植え替えなどの際に数十リットルの廃土が出るのです。

いちいち捨てるのはめんどうだから…と、たとえばこの廃土をベランダの排水溝に流してしまう方もいるようですが、これは絶対にやめてください。マンションのベランダの排水設備は、当然ですが大量の土が流されてくるような条件をそもそも想定していません。

最悪の場合、マンションの排水管が詰まり大規模な工事が必要になる可能性がありますし、そうなってしまってはとても責任が取れません。

ベランダガーデニングの場合には、植え替えのときに出る廃土はかならずちゃんとした手段で廃棄するようにしてください。土が何ゴミになるかは自治体にもよるのでそれに準じてもらえばいいのですが、中には「土は収集しない」という自治体もあるようです。自分の住む自治体で土がどのような扱いになるかをよく確認してきちんと廃棄するようにしてください。

マンションに共同庭などがあり、そこに土を捨てられるようであれば扱いはだいぶ楽になります。

またガーデニングで出る土は、単純にただの土だけとは限りませんから、その内容に応じて分別してゴミに出すようにしてください。(たとえば鉢底石の代わりに軽量プラスチック製の鉢底材を使用した場合は、プラスチック系のごみになります)

ベランダ耐荷重の問題

多くの植物を育てるために沢山の鉢を並べたり、雰囲気をよくするために床面にデッキパネルやおしゃれなガーデンストーンなどを並べたり、凝り始めるとキリがないのがガーデニングです。普段あまり考える事はありませんが、実はベランダにも耐荷重が存在します。ガーデニング

ガーデニング資材を使用する場合には、管理規約上は問題なくても安全を考えてできれば軽いものを使用するようにしましょう。たとえば20リットルの土が入ったポットは単純に20キロ以上の重量がありますし、おしゃれな素焼きのテラコッタなどであれば鉢だけで5キロ10キロある場合もままあります。

ガーデンストーンなどでも立派なものでは10キロ前後あるものもありますし、さらに砂利を敷き詰めたり…と、あまりいろいろな物を使用すると無意識のうちに数百キロのものをベランダに置くことになりかねません。ガーデニング資材の中にはベランダガーデニングのために軽量化されたものもあるので、可能であればそういう物を使用するようにしましょう。

実際に、筆者個人の経験でも、資材は軽いものの方が普段の取り回しが行いやすく便利です。12号のイタリア製のテラコット鉢に寄せ植えをしていた事があるのですが、実際に土を入れてしまうと、少し移動させるにも一苦労でちょっとした模様替えにも困るようになった事があります。
植え替えなどを行うときにも大変ですからできれば軽量なものを使用する方が望ましいでしょう。

また通常時だけではなく災害時の安全経路の確保の意味でも、いざというときに動かしやすいものの方が何かと助かる事になります。

おすすめの鉢

ここからは幾つかおすすめの鉢について、紹介します。

サカタのタネ 鉢 ジフィーポット 丸型5.5cm 40入

土に戻る素材でできているので、鉢が小さくなったら、そのままポットごと、大きい鉢に植え替えることができます。手間が省けるので、楽チンです!

鉢引用:http://amzn.to/2utINH3

>>>この鉢をチェックする

軽量コンクリート製植木鉢 フォリオ エッグ ブラックウォッシュ 30cm

軽量のコンクリートを使用しているので、重厚感があるのに、軽いというのがいいですね。インダストリアル系の家具が好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
鉢引用:http://amzn.to/2vnd7iY

>>>この鉢をチェックする

大和プラスチック ポット ナミツボ 底面穴あき加工済み φ460×H660 67型 ブラック

プラスチック製なので軽量で、デザインもスタイリッシュで素敵な鉢です。鉢引用:http://amzn.to/2vnd7iY

>>>この鉢をチェックする

安全性の問題

育てている花を多くの人に見てもらいたいと思ったり、ベランダ内を広く使いたいからであったり、あるいは日差しを確保するため等の理由でベランダの外側にバスケットなどをつるして植物を育てている方がいらっしゃいます。これは絶対にやめてください。

マンションの1階に住んでいる場合でない限り、あなたのベランダの真下には別の人が住んでいてその人達のベランダがありますし、道路があって人が歩いているかもしれません。下のベランダには当然洗濯物が干される事もあるでしょうし布団をかけて干す人もいるかもしれません。道であれば人が歩いているかもしれませんし、自動車が停まっているかもしれません。

もしベランダの外側で植物を育てていると、水遣りの水や鉢からこぼれ落ちる土や枯れた花や葉が下に落ち、それがトラブルにつながる可能性があります。最悪の場合は鉢自体が落ちるかもしれません。そうなると最悪人命に関わる事故につながる可能性があります。

ガーデニング

ベランダの内側に吊り下げている場合も、薬剤散布や水やりの時は、一旦カゴを外して下に置いた状態で行ってください。風邪で、外に薬剤や水が出てしまうと、トラブルの元になります。

マンションのベランダの使用方法については管理規約にて定められている事が多いので、ベランダガーデニングであってもそれに従って使用するようにしてください。

また管理規約に関わらず、他の部屋の迷惑になる可能性がある事については細心の注意を払って行ってください。

管理規約の問題

ここまで何度か管理規約について触れてきました。基本的な事なのですがマンションのベランダはその部屋の持ち主が自由にできる専有部分ではなく、あくまでも共用部の専有使用権を持っていることがほとんどなのです。

そのため、その部屋の持ち主であってもベランダの使用には制限がかかります。ベランダの使用規則についてはマンションの管理規約で定められていますので、それを遵守してベランダガーデニングを楽しむようにしてください。わからない場合は、きちんと管理会社に確認をとってからガーデニングを楽しみましょう。

また、ベランダを汚さないように、鉢の下にネットを敷いて、土の流れを抑制するなどした工夫をしましょう。

初心者でも簡単なガーデニング植物

手間のかからない多肉植物

今、女子の間で大人気の多肉植物。フェイクのものが100均ショップにも販売されています。
フェイスでは物足りないけど、世話をできる自信があまりないなと言う方におすすめなのが、多肉植物です。

多肉植物はほとんどが水分でできています。水を溜め込む性質があるので、頻繁にお水をあげる必要はありません。また、適度な日当たりで十分生きていくことができることと、スペースを取らないので非常に育てやすいです。

ハオルチアやアロエ、セダム、サボテンなどご自身の好きな多肉植物を探してみてください。

多肉植物引用:http://amzn.to/2v2exjr

>>>多肉植物を購入する

虫のつきにくいハーブ系

ハーブ類は害虫がつきにくく、ベランダでガーデニングする際に害虫対策が必要ありません。特にペパーミントやレモングラスがつきにくいです。
他にもタンジーやローズマリーなどもおすすめです。ハーブ類も育てるのが比較的簡単で、お手入れもそれほど必要としませせん。

また、食べることのできるバジルやミントなどがあると便利ですね。植物引用:http://amzn.to/2vnktmD

>>>ハーブを購入する

季節によったお花

季節を合わせてお花を育てると、比較的簡単にお花を咲かせることができます。ここでは、季節ごとのお花の種類を紹介します。

パンジー ビオラ チューリップ なでしこ デイジー
朝顔 ベチュニア ニチニチソウ ポーチュラカ ジニア
マーガレット マリーゴールド カランコエ アリッサム 金魚草
プリムラ ガーデンシクラメン 葉牡丹 ユリオプスデージー ノースボール

花

ガーデニングをしたい方のためのマンション選びのコツや鉢やお花の選び方を書いた記事もありますので見てみてください。

まとめ

ベランダガーデニングの本などに載っている素敵なガーデニングは、実は実際にはしてはいけないことがたくさん載っている場合があります。ガーデニングの本は、撮影用のガーデニングなので、綺麗で美しい、真似したいと思ってしまいますが、実際に暮らす上では難しいものが多いでしょう。

どうしても見た目がいいものは、目を惹かれがちなのですが、現実的に考えて非常時などに危ない、近隣住民の迷惑になる、といったガーデニングになるのは、悲しいですね。楽しいはずのガーデニングがトラブルの元になってしまっては本末転倒です。ルールを守って、常識の範囲内で楽しいガーデニングライフを送ってください。

また、ベランダの収納スペースを上手に使う方法についての記事も公開していますので、ぜひ読んでみてください。

【永久保存】殿堂入り人気記事

Return Top