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滅びゆくものは美しい!日本の美しい廃墟まとめ

滅びゆくものは美しい!日本の美しい廃墟まとめ

今、廃墟がブームです。

廃墟を好み、廃墟を訪ねてわざわざ旅をするという人たちがいます。廃墟好き、廃墟マニアなどと呼ばれています。

廃墟を好む理由は人それぞれ色々です。

心霊スポットに行くようなスリルを感じている人もいます。一方で、廃墟の朽ちていく美しさに魅了されたり、栄華を誇った時代からの歴史や、今と昔の姿の落差に惹かれている愛好家もいます。

日本人は桜を好みますが、満開の時よりも盛りを少し過ぎて散り始める頃の姿を美しいと感じますよね。また、平家物語の「奢れる者は久しからず」という言葉のように、栄華を極めて頂点にいる人たちにはどこか冷ややかな視線を送るけれど、滅びてしまった後の平氏の心情には共感と同情を寄せるのが日本人。判官びいき、もののあはれとでもいうのでしょうか。

形あるものはいつかは滅びゆくという運命に哀愁や美しさを感じ、今の朽ちた姿から歴史を溯り最盛期だった時代を想ってその落差に魅力を感じているのでしょう。
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フランス人写真家のJordy Meow氏が出版した日本の廃墟を撮影した写真集「美麗廃墟 美しく幻想的な廃墟たち」が発売され人気を呼びました。ヨーロッパなどを中心に、COOL JAPAN と言って日本のカルチャーが海外の人たちにはクールでかっこいいと受け止められていますが、廃墟もこのフランス人写真家から見るととてもクールに見えたのでしょう。


それでは、Meow氏も感じ入った日本の美しい廃墟をいくつかご紹介しましょう。

奈良ドリームランド

2006年8月31日に閉園となった奈良県奈良市にある遊園地です。最盛期の年間入場者数は延べ160万人ほどでしたが、入場者数が減少して閉園となりました。その後も跡地の利用が決まらずにそのままの状態で放置されており、その朽ちていく姿が美しいと評判になりました。

2015年11月に大阪の不動産会社が買い取ることが決まったそうです。

旧根岸競馬場のスタンド跡

幕末の1866年に横浜に住む外国人たちの娯楽施設として作られ、1942年まで競馬が開催されていた横浜市中区の旧根岸競馬場のスタンド部分です。まるでヨーロッパの古城のような風格ですね。横浜にこんな場所があったとは驚きです。

岡山県の小学校

岡山県の小学校1

1873(明治6)年に開校した岡山県の小学校です。1919(大正8)年に完成したこの校舎は1994(平成6)年、統廃合により閉校になりましたが、平屋建ての校舎がそのまま残されています。

岡山県の小学校2

今でも元気な子ども達の声が聞こえてきそうな気がします。

ウェスタン村

ウェスタン村1

栃木県日光市にあったアメリカ西部開拓時代を再現したテーマパークで、1974年に開業しましたが、2007年に休園。ラシュモア山などがそのままの姿で残っていて、なんだか寂しいですね。

ウェスタン村2

軍艦島

軍艦島は正式には端島といい、明治から昭和にかけて海底炭鉱採掘によって栄え、一時は東京以上の人口密度があった島でした。しかし、1974年(昭和49年)の閉山で島民が島を離れ、近代的なコンクリートのアパートメントや施設はそのままにに無人島となってしまいました。

近年、廃墟ブームの先駆けとして話題を呼び、2009年(平成21年)からは許可されたエリアのみ立ち入りが許可され、以来多くの観光客が訪れています。2015年にはこの軍艦島も含まれる「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録されました。

まとめ

今回、Meow氏の写真を見て感じたことをお伝えしてまとめとします。

人間の創り出したものは使われなくなったとしても、全てが朽ちて土に返るわけではありません。考えると厄介なものをどんどん生み出しているわけですね。しかし、そのままの姿を野ざらしにしていたとしても、やがては木や草が覆い、自然の中に取り込んで埋没させてしまう・・。そんな自然の懐の広さや大きさを感じることができませんか?

また、自然を前にすることで、人間の力のちっぽけさ、無力さもわかります。

自然の偉大さと人間の無力さを感じて謙虚な気持ちになれることも、廃墟ブームのひとつの魅力であり、人々が廃墟に惹かれる理由なのではないかなと思いました

photo by JordyMeow

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