プレイロット付きマンションの知られざるメリットとは?

2016.01.09
プレイロット付きマンションの知られざるメリットとは?
マンションを購入する際、立地や価格、間取りなど、さまざまな要素をトータルに判断します。中でも、プレイロット付きのマンションの魅力をご存知ですか?「プレイロットって何?」「公園とどう違うの?」など、基本的な情報を含めてご紹介します。

監修者:針山昌幸

針山昌幸 プロフィール写真

株式会社Housmart 代表取締役
宅地建物取引士・損害保険募集人資格
『中古マンション 本当にかしこい買い方・選び方』
(Amazonランキング・ベストセラー1位)

プレイロットって何?

プレイロットとは、マンションや団地の敷地内の一角に設けられた比較的小さな遊び場のことをいいます。幼児公園のようなイメージで、砂場やブランコ、すべり台などの遊具が設置されていることが多くなります。子どもたちを遊ばせている母親たちが休憩できるようなベンチやテーブル、中にはテーブル付きのウッドデッキなども設けられています。また住民専用のスペースになっているプレイロットが一般的ですが、自治体に管理を移管している場合もあります。その場合には、付近の住民も利用ができるようになっています。

プレイロットのあるマンションのメリット

マンションの敷地内に小さな公園が設けられていることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?baby-165067_6401.ママたちの交流の場 プレイロットは、子どもたちの遊び場であると同時に、ママたち保護者のコミュニティスペースでもあります。基本的には住人しかいないスペースの中で、子どもたちを思いっきり遊ばせてあげられると同時に、保護者間での自然な交流が持てる貴重な場所です。 2.住人間のコミュニケーションにつながる 子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿は、見ている大人たちも笑顔にしてくれます。子どもが独立した高齢世帯などにも活力を与え、マンション全体の活性化、円滑なコミュニケーションの促進にもつながります。3.自然が身近に感じられる 子どもがいる世帯の場合、マンション購入における第一条件として「公園の近く」を挙げる方が多くなります。しかし、公園に隣接する物件の場合、資産価値が高く保たれること、住環境の良さなどが作用し、価格が高くなりがちです。そのためプレイロットであれば、公園が近隣にない場合でも、ある程度の同じような効果が期待できます。

まとめ

物件情報で見かける「プレイロット」とは、比較的狭い幼児公園のことです。住民間の自然なコミュニケーションを促進してくれます。近くに公園がある物件がなかなか見つからなかった方でも、是非とも検討してみる余地はあります。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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