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シンガポールの積み木を重ねたようなコンドミニアム「The Interlace」

シンガポールの積み木を重ねたようなコンドミニアム「The Interlace」

「ワールド アーキテクチャー フェスティバル2015」(World Architecture Festival2015/WAF2015)は世界の建築家やディベロッパーが集まる建築の世界最大のイベントで、今年で8回目になります。このWAF2015で、シンガポールに2013年に完成したコンドミニアム「The Interlace」が「ビルディング・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。マリーナベイサンズ↑マリーナ・ベイ・サンズ(Photo by booking.com)

シンガポールといえば、マリーナ地区に出来た3つの高層ビルの上に巨大な船が乗ったような形のマリーナベイサンズでも度肝を抜かれましたが、この「The Interlace」はまるで積み木を積み重ねたような奇抜なデザインで、こんな形が建設可能なのかと驚いてしまう建物です。シンガポールの建築基準はもちろんクリアしていますが、日本だったらどうなんでしょうか・・・。スクリーンショット 2015-11-26 12.37.26建設場所はシンガポール中心部から少し離れた南側の海岸近く、セントーサ島から見ると北西の緑の多いエリアにあります。

6階建ての棟を1つのブロックとして、31個のブロックが上から見ると5つの6角形になるように積み重ねられており、積み重ねられたブロックとブロックの間には中庭が設けられ、池や滝、あるいはプールやジョギングコース、BBQ広場や野外ステージなどが造られています。

スクリーンショット 2015-11-26 12.36.08建物は積み重ね方で、6階、12階、18階、24階の4段階に高低差が出来ており、そのブロックとブロックが幾重にも重なり合う部分に縦方向に貫くようにエレベーターが通っています。そして、それぞれのビルの屋上にも、屋上庭園が造られています。

総面積は17万㎡。これは東京ドーム4個分の広さに当たり、総戸数1040戸という巨大コンドミニアムとなっています。
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中庭があるためにプライバシーは保たれつつも緑をすぐ近くに感じることができ、また高層のビル群にありがちなコンクリートジャングルの窮屈な感じとは違い、ところどころに空間が空いているために視界が遮られることなく、海からの風が通り抜ける開放的な環境です。スクリーンショット 2015-11-26 12.37.23設計はドイツ出身の建築家オレ・スケーレン氏がパートナーだったオランダのOMA設計との最後の事業として共同で手がけました。販売価格は一般的なサイズの住戸でも日本円で2億5千万円ほど、高いものは5億円以上。不動産が高くて有名なシンガポールの中でも、高額な物件となっていますが、現地でも人気を呼び完成時にはほぼ完売だったそうです。現在でも賃貸物件は出ており、75㎡、2ベッドルームで日本円で月額40万円。180㎡、4ベッドルームで70万円程となっています。

スクリーンショット 2015-11-26 12.32.04外に出るのにも、自宅に帰るにも、その動線はまっすぐではなく、中庭の蓮池の横を通ったり、竹林の中をくぐったり、BBQ広場でBBQする人やジョギングする人とすれ違ったりと、人と出会わずにはいられないように設計されています。それは、シンガポールの近代化で少なくなってしまった古き良き時代の近所付き合いを復活させ、住民達が交流できるようにと考えられているからなのだそうです。

デザインは斬新ですが、現代社会のコミュニティの分断を解決するというしっかりしたコンセプトを持ったコンドミニアム。シンガポールを訪れたら、ぜひ実物を見てみてください。

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