マンションジャーナル

中古マンション購入・売却、住宅ローンのポイントをお届け!仲介手数料が最大無料のカウルが運営。お得にマンションを買う方法や、不動産投資を成功させるコツ。住宅ローンの気を付けたいポイント、ヴィンテージマンション、タワーマンション、高級マンションをご紹介。

【田舎暮らしを失敗しない!】「心がけるべきこと」と生活の「ノウハウ」をご紹介! 

【田舎暮らしを失敗しない!】「心がけるべきこと」と生活の「ノウハウ」をご紹介! 

近年、田舎暮らしに憧れる人が増えているようですね。ネット上にも田舎暮らしの情報が溢れています。

各自治体も地域の活性化に繋がるとして、様々な支援策のメニューを用意してIUターンを呼びかけています。なにしろ地方都市は高齢化が進み、人口が減少し続けていますからね。

田舎の良さは、何といっても豊かな自然と人の温もり。都会にはない魅力を求めて、田舎暮らしに憧れる人も多いのではないでしょうか。

でも都会の人が田舎で暮らすには、ちょっとばかり「頭」を切り替える必要があります。ということで、今回は田舎暮らしを楽しむために知っておくべきことをご案内しましょう。

田舎の星空は美しい

>>マンションを買うなら知らないと損するサービスとは?

都会の夜景は華やかさがあって、とても綺麗ですよね。でも、美しいという表現は今一つ似合わない気がしませんか。では、田舎の夜景はというと、所々に民家の明かりがあるくらいで夜景といえるようなものはありません。けれど、空を見上げると満天の星が美しく輝いています。

流れ星や、時にはUFOらしき変則的な動きをする光が見えることも。そう、都会の夜は華やかで綺麗。そして田舎の夜は幻想的で美しいのです。
24c7afb6bf0cd7a7fd8bdc90c0040c97_sでは何故、田舎の星空は美しいのでしょう。空気が澄んでいるから。もちろん、それもあります。それより何より、周りにこれといった光源が無いからなのです。何も無いこと、それが美しい星空の要件なのです。

しかし、最近は田舎でも防犯の目的もあって街灯が設置されるようになってきました。

都会の街並みのように数は多くはありませんが、それでも街灯の明かりで星空の見え方が変わってしまうのです。僅かな街灯の光に影響されるほど、星空というのはデリケートな自然の芸術ということです。

星空だけ見て暮らすわけにはいかない

美しい満天の星を満喫するには、何も無いのが一番ということになりますね。そうはいっても、防犯や生活の利便性を考えれば街灯はあった方が良い。でも満天の星を楽しむには、街灯の光は邪魔になる。何だか、切なくも悩ましい話ですね。
bs20140328-P1030156しかし街灯の設置は安全な生活に必要であり、住民の要望でもあるのです。美しい星空に影響するからといって、街灯の設置に反対する人は誰もいません。見慣れた星空より、日々の生活が優先するのは当たり前のことです。

田舎で暮らすということは、観光客で星空を見に行くことではありませんからね。いくら美しいからといって、星空だけ見て暮らすわけにはいかないでしょう。

観光がてらに通り過ぎる田舎と、実際に生活する田舎は別物なのです。

過度に自然に期待してはダメ

確かに、田舎には都会に比べて自然が豊富にあります。それは、都会のように色んな施設がないからです。しかし、昔に比べて田舎も少しずつ便利になってきました。

スーパーやドラッグストアができて、農道が整備されて生活道路として拡張されています。でもそれは、その一方で少しずつ自然を壊しているということでもあるのです。
bsPeiz78_yurikamomeakatukihutou20141117142532それに田舎の生活には車が欠かせませんから、人口の割に車がやたらに多い。なにしろ、一家に一台じゃなくて一人に一台ですからね。

このところ、高齢者の運転による交通事故が多発して問題になっていますよね。田舎では、高齢者が軽トラで走り回っています。そしてそれは、田舎の日常的な光景。ですから、どうしても高齢者による事故の発生率が高くなるのです。

都会に比べて田舎の家は広くて古い木造住宅が多いので、寒い冬には石油ストーブは必需品で灯油の消費も多い。だから、都会より一世帯当たりのCO2排出量は多いかもしれませんね。

それに科学肥料や農薬を使って、自然に優しくないこともしています。そんなこんなで、過度に田舎の自然に期待して幻想を抱くとガッカリしてしまいますよ。

「自給自足」は無理だけど、新鮮で安全な虫食い野菜は手に入る

ネットで自給自足の田舎暮らしといったフレーズを見かけますが、これって現実的な田舎暮らしではありません。いくら田舎でも、今時自給自足で暮らしている人なんかいませんから。

本気で「自給自足」の生活をしようとすれば、相当なこだわりと努力が必要になります。都会暮らしをしていた人には、「自給自足」なんてまず無理ですから。
bsGAK75_minitomato大規模農家じゃなくても、大概の家は畑を持っていて野菜を作っています。でもそれは露地物の季節野菜だけで、その他の野菜はスーパーで買っているのです。

牛や豚の畜産業や養鶏業を営んでいても、自分達が食べる肉はやっぱりスーパーで買っています。だから、「自給自足」なんてあり得ないのです。

しかし、無農薬の野菜は手に入ります。農家の人たちは、自家用の野菜は無農薬で作っているのです。なので、ご近所の農家と仲良くなれば、新鮮で安全な野菜のおすそ分けがあるわけです。

たまに虫食いがあったりしますが、でもそれは無農薬の証です。虫食いの野菜なんてイヤって言う人は田舎暮らしを楽しめませんよ。

山菜採りは近所でOK

都会で山菜採りというと、大概は車でどこかの山まで行かなければなりませんよね。でも田舎では、そんな必要はありません。

ご近所の裏山に、わらびやゼンマイ、タケノコなどいくらでもあるのです。だからといって、勝手に採ってはいけません。まずは、ご近所の住人と人間関係を構築して仲良くなってからです。
56f7fa7e203492f8a2fecc0188196247_s普段の付き合いをちゃんとしていれば、季節になると先方から声をかけてくれるようになります。始めのうちは下処理した物を別けてくれることがありますが、かといって甘えてばかりではいけません。処理の仕方を教わって、次からは自分で調理することが大切です。

そして、ちょっとした物でいいですから何かお返しをすることを忘れないで下さい。お返しには、手作りのパンとかお菓子などが良いでしょう。

如何にも買ってきましたという物だと、かえって相手に気を使わせてしまいますからね。相手に余計な気を使わせないことは、良好な人間関係を保つためのコツですよ。

>>>都心のマンション情報もチェック!

田舎には、お隣さんが無い

都会の暮らしは、マンションはもちろん、一戸建てでも間近にお隣さんがありますよね。でも田舎ならご近所さんはあっても、お隣さんが無い家に住めるのです。

窓を開けたら、目の前にお隣の窓があるなどということはありません。
0d3447086895e4b7c59f490b9f6c0189_sとはいえ、大音量で音楽などを流すのはNGですよ。アパートやマンションほどではないにしろ、窓を開けていればそれなりに音は聞こえますから。それに田舎は基本的に静かなので、少々離れていても音が聞こえるのです。

静かであるということは、ちょっとした音でもよく聞こえるということでもありますからね。ご近所迷惑にならないように気をつけるというのは、都会だけではなく田舎でも同じです。

ただ、最近の田舎は子供が少なくなっていますから、子供たちの元気な声は騒音ではなく微笑ましく楽しい声として受け入れてもらえます。

なので、都会のように、「静かにしなさい!」って子供を叱る必要はないのです。ですから、子供を伸々とおおらかに育てることができますね。

田舎暮らしは運動不足になりがち

田舎で暮らすと実感することですが、極端に歩く機会が少なくなります。都会で暮らす方が、遥かに歩く機会は多いですね。

朝夕のラッシュ時には電車や地下鉄の乗り換え時に、早足でけっこうな距離を歩くでしょう。デパートや大型ショッピングモールで買物する時も、あれこれ見て回れば相当な距離を歩きますよね。
726271fd4d37c17f84006ea61078b383_sでも田舎には電車を乗り換えするようなターミナル駅はないし、迷路のような地下鉄の通路も無い。ウインドショッピングするデパートもなきゃ、大規模なショッピングモールもありません。買い物をするにしても、歩いて行ける距離にスーパーが無いのが普通。

なので、交通手段は基本的に車になります。どこに行くのにも車を使うので歩くことが殆ど無いから、田舎暮らしは運動不足になりがちというわけです。

新参者は、子供や犬と散歩するのがベスト

車中心の田舎暮らしでも、その気になれば散歩する場所には事欠きません。とはいえ、田舎の住人は殆どみんなお互いに顔見知りばかり。なので、見かけない人間が歩いていると不審者に見られかねません。特に男性が一人で歩いていると、警戒されてしまいます。

なので、顔を知ってもらうことが大事になのですが、それには周囲とのコミュニケーションに時間をかける必要があります。

ということで、見知らぬ住人に警戒されないようにするには、子供や犬と散歩するのが一番。田舎の家には、どんなに小さくても必ず庭はあるので、犬を飼うことは難しくありません。それに田舎は犬を飼っているお宅が多いですから、ご近所に気を使う必要もないというわけです。

近くに公園など無くても、自宅の周辺は自然公園みたいなもの。ですから、運動がてらに犬と散歩するには最高の環境なのです。
9e3c697f49dca36029907f8b4769de3b_sでも、調子に乗って里山に深入りするのは危険ですよ。場所によっては、クマやイノシシに遭遇することだってありますから。それに人家から離れた林の中などには、オオスズメバチの巣があることもあるので要注意です。自然が豊かということは、自然界の危険と裏腹ということです。なので、甘く見ると痛い目に遭うことになりますよ。

田舎では自治会がコミュニティの要(かなめ)

快適な田舎暮らしに最も大切なのは、地域の住人との良好な人間関係です。そのために欠かせないのが自治会です。都会の町内会のようなものですが、田舎の場合は町内会より密度が濃いですね。それに、都会の町内会なら、「参加しません」といっても通用しますが、田舎の自治会はそうはいきません。

田舎で生活する上で、自治会はもっとも重要なコミュニティの「要(かなめ)」なのです。
03144c67da1d201df65e1299382b7932_s都会の町会費は大概200300円程度が相場ですが、田舎の自治会費は地域によって違いがあるものの千円単位が普通です。それを払いたくないから自治会に入らない、なんていうわけにはいかなのです。建前は自治会への参加は自由意志なのですが、事実上は入らないわけにはいきません。

そもそも自治会に入らないと、ご近所さんたちとのコミュニケーションがとれないのです。それに生活に関する様々な情報は、自治会を通して伝えられます。

なので、自治会に入っていないと日々の生活に困るというのが、田舎暮らしの実情なのです。

田舎の地域コミュニティの構成

平成の大合併以前に於ける田舎の地名表示は、「大字○○」、「字○○」、そして「小字○○」といった区分けになっていました。地名の表示は変わりましたが、殆どの地域コミュニティの構成は以前の「字」が基準になっています。

地域によって異なりますが、まず旧「大字○○」が「○○町」という一つの括りになっていて、その中にあった旧「字○○」が現在は「○○地区」となり、そして「小字○○」ごとに自治会があります。

ということで、地域コミュニティは旧大字の「○○町」を頂点にして、「○○地区」に別れ、その下に自治会があるという構成になります。つまり地域コミュニティの最小単位が、自治会ということです。

フレンドリーで優しい自治会の人たち

田舎の自治会では、大概は毎月一度の寄り合いがあります。そこで自治会費の集金や「町」や「地区」に関する色々な情報の伝達や協議がなされます。何となく煩わしいような気もしますが、一旦馴染んでしまえば意外と面白いですよ。

田舎の人は保守的で「よそ者」には排他的といったイメージがあるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。意外とフレンドリーに接してくれますし、申し訳ないくらいに気を遣ってくれたりします。だから分からないことがあれば、遠慮せずに聞けば良いのです。とても親切丁寧に答えてくれますし、こちらが興味を示せば色んな事を教えてくれます。
bbf654ed7e2263bc5cf3f1178a9bd60b_sどうも田舎の人たちは、都会の人間にとって田舎暮らしは退屈でつまらないものと思っているらしいのです。でも、そう思うくらいなら田舎暮らしを選択したりしませんよね。「退屈でつまらないなどということはなく、けっこう楽しんでいる」と言うと、意外そうな顔をしながらもとても喜んでくれます。

こちらが変に身構えずに打ち解けようとすれば、ちゃんとそれに答えてくれます。その地域で頑固ジジイって言われているような人が、すごく優しくしてくれて色んな事を教えてくれたりするのです。こういう方と仲良くなると、様々な場面でフォローしてくれるのでとても心強いですよ。

大切なのは、「郷に入っては郷に従え」というスタンスで接することですね。

都会の自慢話はNG

住人とのコミュニケーションは大事なのですが、あまり都会の自慢話はしない方が良いですね。何かにつけ都会の生活を引き合いに出すと、言っている本人にそんなつもりがなくても聞く側は嫌味に感じることがあります。
2f242a865afea45682ba1028359b2b44_s人によって違いはありますが、受け取りようによっては田舎をバカにしているように聞こえてしまいますからね。

言葉には出さないまでも、「だったら、都会に帰ればいいだろう」なんて思われてしまうわけです。どういう思いや事情で移住したにしろ、「住まわせてもらっている」という気持ちを持つことが大切です。

とはいえ、建設的な意見は歓迎されます。外から見ることで、新たな発見をすることってあるでしょう。ずっと同じ場所で住んでいると、当たり前になって気付かないこともありますからね。

昔から続く伝統的な行事も、高齢化や少子化にともなって省略や廃止が検討されることがあります。

でも、その素晴らしさや大切さを外部の人間に評価されることで、見直そうとする機運が生まれることもあるのです。そしてそれが、地域おこしの原動力になることさえあります。ですので、都会暮らしを経験したことによる感性や意見を、地域の活性化に役立てることもできるということです。

>>>都心のマンション情報もチェック!

意外と楽しい地域のイベント

都会のように遊興施設や歓楽街はありませんが、田舎には様々な地域イベントがあります。

旧大字の「町」が主催するイベントや、地区の体育大会や季節ごとのお祭りなど盛り沢山。時には、近隣の名所旧跡を巡る日帰りツアーが企画されることもあります。

地区主催のイベントは、各自治会から選ばれた役員が集まって協議して企画します。そういった役は持ち回りで担当しますので、自治会に入っている以上は必ず参加することになります。

もちろん、それらの活動は全てボランティアです。地域のために個々の人間が協力し合うのは、田舎暮らしでは当たり前のことですからね。
2b3c4d9f829f4de9db755d30f66da0c1_sそして、それぞれのイベントの後には、「なおらい」と称する飲み会があります。以前は地域のご婦人方が地元の食材を使って料理を供していたようですが、それも次第に少なくなって仕出し屋のオードブルや折を利用することが多くなったみたいです。

ちょっと寂しい気もしますが、高齢化が進んだこともあり、特定の人に負担をかけないという配慮があるようです。

自治会によっては忘年会や新年会が毎年の恒例になっていて、今年は何処に行こうかとみんなで協議するのです。それぞれ勝手なことを言いますから、話をまとめるのは骨が折れますが、それはそれで楽しいものですよ。

まとめ

田舎暮らしに憧れて移住したものの、現実の厳しさに直面して都会に戻ったといった話はよくあることです。そもそも、自然に対する「憧れ」だけで田舎暮らしをするのは無理があります。人間と違って、自然は容赦なしに厳しい「顔」を見せますからね。

そして人の温もりを求めるなら、それ相応の気遣いや配慮が必要になります。自分の都合を優先した利己的な考えは、田舎では通用しません。

煩わしいと思える人付き合いを、楽しいと感じられるようでなければ田舎暮らしはできないのです。

何処でどういう暮らしをしようと、得るものがあれば必ず失うものがあります。田舎暮らしで何を得たいのか、そしてそのために何かを犠牲にする覚悟があるのか。

それを良く考えた上で、田舎暮らしにチャレンジしてくださいね。

>>>都心のマンション情報もチェック!

著者について

マンションジャーナル編集部TAKAHASHI
不動産ライター。元不動産会社勤務。長年の業界経験を生かし、かしこいマンションの選び方から不動産投資、住宅ローンなど幅広いテーマで執筆中です。

【永久保存】殿堂入り人気記事

Return Top