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【頻発する騒音トラブル】回避するためのマンション選びのテクニック!

【頻発する騒音トラブル】回避するためのマンション選びのテクニック!

集合住宅において、必ずと言っていいほど付きまとうのが騒音問題。上の階からの足音には我慢しているのに…下の階からは苦情が。そんな騒音問題に巻き込まれないための基礎知識から、マンション選びのコツまで、幅広くご紹介します。

騒音にも種類があるの?

騒音とひとくくりにされがちですが、2種類に大別されます。空気が伝える「空気伝搬音」と、固体が伝える「固体伝搬音」の2つです。

  1. 空気伝搬音…テレビの音や楽器の演奏音、子どもの奇声や話し声など
  2. 固体伝搬音…上階からの足音や、重い物を落とした時に響く振動音など

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入り口別に見る騒音の種類

また音を伝える箇所によっても、種類があります。「床(天井)」「壁」「窓」の3点が主な入り口になってきます。

床(天井)が伝える音

日常生活の中で、気になりだすと最も不愉快とされるのが、上階からの足音です。小さなお子さまがいるご家庭であれば、走り回るドンドンという足音や、おもちゃを落とす音が響き、椅子の引きずるギギギ〜という嫌な音まで聞こえてきます。また、天井からの音には軽度なものから重度なものまで、段階があります。軽度な音には、仕上材に防音対策を施すことで、ある程度の効果が期待できます。

では、重度の音には対応できないのか?と不安になりますよね。一般的な床スラブは20cm 〜23cmが目安となります。まずは、20cm以上あれば安心ですが、どうしても音に悩まされたくない方は、高級なマンションに使用されている25cm〜27cmを選択すれば、上階からの音はシャットダウンできます。

壁が伝える音

マンションの場合、隣の住戸との間の壁はコンクリートでできているのが一般的です。テレビやオーディオによる音だけではなく、話し声も聞こえてきます。

一般的には、15cm以上あれば問題がありません。
ハイグレードなマンションであれば、20cm以上という遮音性に優れるマンションも出てきています。
そこで15cmを下回っている場合には、家具の配置などで工夫をする必要が出てくるので、物件を探す段階での注意が必要になってきます。

窓が伝える音

交通量の多い便利な立地を選んだ反面で、外からの大きな音に悩まされるケースも少なくありません。なぜ外から入ってくる音がこんなにも気になるのか?それは窓の遮音性の低さにあります。

遮音性を比較してみると、コンクリートは約50dbであるのに対し、窓のサッシは約15db。近年では二重サッシや防犯シャッターなどで工夫をしている物件も多くなっています。物件が大通りに面している場合には、それなりの対策が講じられているのかという確認が不可欠になります。

騒音トラブルは何階によって決まる?

多くの方が避けようとする1階の物件。上階からの足音だけでなく、防犯面も気にされるため、人気が低い傾向にあります。しかし、小さなお子さまがいる世帯であれば、下への配慮なく、自由に遊ばせることができるメリットがあります。

また専用庭が付いていることもあり、ガーデニングや外遊びも楽しめます。中古物件においても、簡単に後付けできる二重サッシや防犯シャッターが取り付け出来るため、捉え方によっては、1階にはたくさんのメリットが潜んでいます。

購入住戸だけでなく左右の間取りもチェック

騒音トラブルの原因は、生活騒音がほとんどです。そのため自分たちの部屋の間取りだけではなく、上下左右の住戸の間取りも確認しましょう。水回りは特に大切で、排水音は騒音に繋がります。

まずは上下左右の部屋が、自分の住戸と同じ間取りになっているのか?を確認してみましょう。異なる場合でも、通路側に水回りが集約されている物件であれば、奥に寝室を設けることで、睡眠時間を邪魔されません。

慰謝料の支払い命令が出る最大の原因とは?

これまでに騒音トラブルが裁判沙汰になったケースも少なくありません。その多くが「不誠実な対応」にあるとされます。そこで重要になってくるのは、日常から近隣への挨拶を欠かさないことが大切です。顔が見えない音は、余計に不快なものへと変わって行きます。

まとめ

お互いを理解し合うためにも、まずはトラブルを未然に防ぐための、人間関係の構築が大切です。購入時における遮音性の確認はもちろん大切ですが、入居後の良好なご近所付き合いも、騒音トラブル回避には欠かせない要素といえます。

著者について

マンションジャーナル編集部HASHIMOTO
元不動産業界紙の新聞社記者。銀行や不動産会社の勤務経験もあり、宅建や証券外務員、ファイナンシャルプランナー、色彩検定などの資格を取得。住宅の選び方から住宅ローン、インテリアまで幅広いテーマで執筆中です。

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