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「ギリギリまで削ぎ落とせ!」誰も知らない、天才スティーブ・ジョブズの家に対する「こだわり」とは

「ギリギリまで削ぎ落とせ!」誰も知らない、天才スティーブ・ジョブズの家に対する「こだわり」とは

誰もが知る起業家、スティーブ・ジョブズ。Apple IIやMacintosh、iPod、iPhoneなど様々な製品・サービスを世に送り出し、我々の生活に大きな影響を与えてきました。

天才的なセンスを持ち、執念とも呼べる情熱で最高の商品を創り出したスティーブ・ジョブズですが、住宅に対する思い入れも相当なものがあったようです。

スティーブ・ジョブズは21歳でアップルを創業し、わずか3年で上場。

アメリカ史上最年少の億万長者となり、若くして大きな成功を収めました。

1984b_nseeff_computer↑若くして大きな成功を収めたスティーブ・ジョブズ(pic by FORTUNE)

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彼にとって重要なのはお金ではなく、完璧な製品を生み出すこと。

製品開発に一切の妥協を許さなかった結果、世の中に圧倒的に支持される製品を創り上げることが出来たのです。

スティーブジョブズ家↑製品開発に一切の妥協を許さなかった (pic by FORTUNE)

「絶対にマネのできない、マネしようとすら思わないレベルのイノベーションを続けろ。」

そんな完璧主義者のスティーブ・ジョブズですから、家具を選ぶのも大変。

どの冷蔵庫を買うかどうかで、奥さんと3日3晩も言い争ったそうです。

また若い頃にはその完璧主義ゆえに気に入った家具がなく、ほとんど家の中に何も無かったとか。

「室内装飾はほとんどなし。ニューヨークのメトロポリタン美術館などに作品がよく飾られている有名なイラストレーター、マックスフィールド・パリッシュの絵を1枚、買っただけだった。・・・家具も、寝室にマットレスとクッションがいくつかあるだけである。」 〜『スティーブ・ジョブズ:偶像復活』 著者:ジェフリー・S・ヤング、ウィリアム・L・サイモン〜

スティーブジョブズ家↑完璧主義者ゆえに、ほとんど家具を選ぶことが出来なかった(pic by FORTUNE)

そのこだわりは、旅行先のホテルでも同じ。宿をとったホテルが気に入らないと、すぐに部屋を変えていたそうです。

「我々はよく一緒に旅行に行きました。ホテルに入って、私は自分の部屋に行っても、荷物は入口近くに置いていました。もちろん、荷物はバッグから取り出しはしません。そのまま、ベットに座っているのです。なるべく、電話に近い位置に座ってね。そして、ジョブズからの『おい、このホテルは最悪だ。別のホテルへ行こうぜ!』 という電話を待つのです。」 Appleのデザイナー ジョナサン・アイブ

gQ4iPyEibvP7gBofRCzRRPp82nunRr3-SxzI1R6scXk のコピー↑一緒に旅行をしていたジョナサン・アイブはジョブズのこだわりを目の当たりにした(pic by YOUTUBE)

若くして大金を手にいれたスティーブ・ジョブズですが、お金そのものには全く興味が無かったようです。

「墓場で1番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。」

スティーブジョブズが暮らしていた家

そんなスティーブ・ジョブズですから、暮らしていた家はとても質素でした。

他の億万長者とは比べものにならないほど、普通の家に暮らしていたのです。

自分の人生や仕事に誇りを持っているからこそ、着飾ることに興味が無かったのかもしれません。

about_steve_jobs_02 20111007-IMG_0120-1↑生前ジョブズが暮らしていた、パロアルトにある家(pic by PURSUITIST)

実現しなかった幻の家

実は死の直前、ジョブズは新しい家の建築計画を立てていました。ジョブズが1984年にスタンフォードの近く買った歴史建造物「ジャックリング邸」を壊し、新しく家を建てる計画が存在していたのです。

その家の設計図がこちらです。

STEVE-JOBS-HOUSE↑幻の計画となったスティーブ・ジョブズ邸の設計図(pic by HUFF POST TECH)

本当にジョブズらしい、シンプルで機能的な設計だと言えます。

ジャックリング邸は元々全14室+バスルーム10室という豪華な造りでした。

それがジョブズの設計によると全4室+バスルーム3室にまで数が減っています。

ジャックリング邸は歴史的建造物に指定されており、地域住民の反対もあって大規模な建替が難しかったという背景もありますが、ジョブズらしい「無駄なものはいらない」という思想が見て取れます。

また建物を印象付けているのが「直線」のみで設計された家だということ。

どうしても豪邸の場合、優雅さを出すために曲線を利用することが多くなります。

一方ジョブズ邸の場合、動線がしっかりと意識され、極めて使いやすい家だという印象を受けます。

寝室スペースとキッチン、ダイニング、リビングスペースが明確に区切られ、ジョブズの「機能」に対する思い入れが伝わってくるようです。

ジョブズとミニマリスト

ジョブズの美に対する思想の中に「ミニマリスト」というコンセプトがあります。

ミニマリストとは、無駄なものを徹底的に削ぎ落とすこと。

このコンセプトは、ジョブズが若い頃「禅」の世界に没頭したことで身につけた考え方だと本人が言っています。

「ぎりぎりまで削ぎ落としてミニマリスト的な美を追究するのも、厳しく絞り込んでゆく集中力も、皆、禅から来るもの。」

また世界中で大ヒットしたパーソナルコンピュータ「アップルⅡ」のパンフレット表紙には、レオナルド・ダ・ビンチのものとされる、こんな格言が書かれています。

「洗練を突きつめると簡潔になる。」

steve_jobs_office_2004↑本当に大事なものだけに集中し続けようとしたスティーブ・ジョブズ

素の自分であり続け、娯楽ではなく、生活と家族のために本当に使いやすい家を目指したがゆえに、こんな設計の家をジョブズは求めたのではないでしょうか。

我々の住宅選びもまた、ジョブズから学ぶことが多そうです。

(Eye Catch pic by FORTUNE)

著者について

(株)Housmart(ハウスマート)代表取締役針山 昌幸
一橋大学で経済学を学ぶ。大学卒業後、大手不動産会社で不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。顧客の利益が無視された不動産業界の慣習や仕組みを変えたいと志す。  
2011年、楽天株式会社に入社。大手企業に対し、最新のマーケティング・ビックデータ・インターネットビジネスのノウハウを元にコンサルティングを行う。
2014年9月株式会社Housmartを設立し、代表取締役社長に就任。最新のマーケティング手法を駆使した中古マンションの売買を行っている。
著書「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」がAmazonランキング・ベストセラー1位(マンションカテゴリー)を獲得。Housmartの経営を執り行う傍ら、テレビや雑誌への出演など、マンション専門家としての活動も行う。

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