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借金が多い企業から見る不動産業界のリスク

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借金が多い企業から見る不動産業界のリスク

東洋経済が2014年における借金の多い企業ランキングを発表した。

今度は「借金が多い企業」200社ランキング

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このランキングの中で目を引くのは、不動産ディベロッパーの多さだ。

13位 住友不動産 有利子負債 2兆9,921億円
22位 三菱地所  有利子負債 2兆1,693億円
24位 三井不動産 有利子負債 1兆9,585億円
31位 東急不動産 有利子負債 1兆1,301億円
52位 東京建物  有利子負債   7,567億円
59位 野村不動産 有利子負債   6,436億円

不動産ディベロッパーの借金が大きくなることは、ある程度しょうがないところもある。借金をして土地を仕入れ、建物を造り、販売が完了するまで資金を回収することが出来ないからだ。企業の規模が大きくなればなるほど、負債の金額は大きくなる。

しかしそれにしても住友不動産の負債金額は大きい。売り上げの規模で言えば、三井不動産の方が2倍近いにも関わらず1兆円以上負債金額が大きいのだ。これは会社の性質として住友不動産が「負債を持つ事を恐れない」経営をしているからだという事が出来る。住友不動産はマンション分譲事業において、ほとんど値引きを行わない。マンションが完成した後も、実際の現物マンションを見てもらう事でマンションの良さを体感してもらい、時間をかけて売って行く。そうすることで、値引きを行わず、高い利益率を確保する方針を貫いている。

業界の異端児?住友不動産のマンション戦略とは

幸い今は金利も低く、有利子負債の大きさが致命傷にはなっていない。しかしリーマンショックの際は、銀行の貸し剝がしによって大手ディベロッパーは軒並み姿を消した。2015年が果たして大手ディベロッパーにとってどんな年になるのか注目である。

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