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不動産業界の支配者!?スーモのとてつもない影響力とは

不動産業界の支配者!?スーモのとてつもない影響力とは

マンションや戸建てなどの住宅を探す際に、ほぼ全ての人が使うサービスがあります。

それがリクルートが提供する「スーモ」という媒体です。スーモはその圧倒的な影響力ゆえに、不動産業界の支配者ともいうべき存在です。

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スーモは元々、リクルートが1976年に「月刊・住宅情報」という形で始めました。リクルートは「人生における重大なイベント(ライフイベント)に関係する広告媒体を作る」というビジネスモデルですが、まさに「住宅購入」は人生における一大イベントです。

実はスーモを運営するリクルートは不動産の売買を全く行っておりません。住宅を直接取り扱う不動産会社から広告費をもらって、住宅情報を掲載しているのです。

リクルートという会社は「営業が強い」ことで有名ですが、スーモの場合も広告を掲載する不動産会社への圧倒的な営業力によって、他社の広告会社を寄せ付けませんでした。それゆえ他の住宅誌は次々と廃刊に追い込まれ、不動産会社としても「住宅の広告を出すのであればスーモ」という風になっていったのです。

現在スーモには下記のサービスがあります。

・SUUMO(WEBサイト)
・SUUMOマガジン(フリーペーパー)
・SUUMO新築マンション(フリーペーパー)
・都心に住む(市販雑誌)
・スーモカウンター新築マンション(店舗)

雑誌では圧倒的な強さを見せつけたスーモですが、近年風向きが変わってきています。それは「インターネット普及による顧客の雑誌離れ」です。ゼクシィなどに比べるとまだマシですが、駅構内などに置いてあるスーモはとても重く、サイズもかさばるため持ち運びに不便です。

スーモ3

いままで紙媒体では首位を独走していたスーモ

そこでスーモはWEBサイトに力を入れ始めました。2009年にはそれまでの住宅関係のサイトをすべてまとめて「スーモ」ブランドに統一。現在では月間PV数1億5000万、月間ユニークユーザー数900万強、住宅検討者の認知率も90%を超えているそうです。

しかし競争が激しいWEB業界。競合他社も追い上げて来ています。特に「HOME’S」は掲載物件数でついにスーモを抜きました。

総掲載物件数

1位「HOME’S」409万件
2位「SUUMO」224万件
3位「Yahoo!不動産」186万件
4位「at-home」142万件
(フジサンケイビジネスアイ2014年3月31日号より)

いままで不動産業界で圧倒的な力を見せつけて来た「スーモ」。これからは、また違ったスーモの展開が見れるのかもしれません。

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著者について

(株)Housmart(ハウスマート)代表取締役針山 昌幸
一橋大学で経済学を学ぶ。大学卒業後、大手不動産会社で不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。顧客の利益が無視された不動産業界の慣習や仕組みを変えたいと志す。  
2011年、楽天株式会社に入社。大手企業に対し、最新のマーケティング・ビックデータ・インターネットビジネスのノウハウを元にコンサルティングを行う。
2014年9月株式会社Housmartを設立し、代表取締役社長に就任。最新のマーケティング手法を駆使した中古マンションの売買を行っている。
著書「中古マンション本当にかしこい買い方・選び方」がAmazonランキング・ベストセラー1位(マンションカテゴリー)を獲得。Housmartの経営を執り行う傍ら、テレビや雑誌への出演など、マンション専門家としての活動も行う。

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