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ケンカして一切会話しなくなった父親からの、衝撃の手紙

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ケンカして一切会話しなくなった父親からの、衝撃の手紙

弊社のお客様から、とても衝撃的なお話をお伺いしましたので、ご本人の許可を頂きシェアさせて頂きます。

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ここではお客様の名前を「ユキさん(仮名)」とさせて頂きます。

「私が小学校1年生の女の子だった時の話です。

当時私の家族は、お父さんが勤める会社の社宅で暮らしていました。

とても小さな家で、親子そろっていつも川の字で寝ていました。

ある日友達の家にいくと、その家はとても広く、友達は自分の部屋がありました。

私はとてもびっくりしました。

自分の部屋があることなんて、想像出来なかったからです。

私は家に帰ると、お父さんに言いました。

「今日、○○ちゃんのお家に行ったら、○○ちゃん自分の部屋があったんだよ。私も、自分の部屋が欲しい!」

お父さんは怒ったような表情で言いました。

「何を馬鹿なことを言ってるんだ。ヨソはヨソ。うちはうちだ。ユキには自分の部屋なんて、まだ要らないだろう。」

お父さんの言う事はもっともでした。

ウチは当時、金銭的な余裕もありませんでした。

しかし子供の私は、そんな家の事情なんてまるで分かりませんでした。

「いやだ!だって○○ちゃんの家はお部屋があるんだよ!?なんでウチは私の部屋がないの?」

そんなくだらない理由で、私は父親と大ゲンカしました。

口数が少なく、気難しい父。

そんな父とは、その大ゲンカ以来、ほとんど話さなくなってしまいました。

父は父で元々家に帰ってこないことが多かったのですが、さらに家に帰ってこなくなりました。

そんな毎日を過ごしていた小学校6年生のある日。

お母さんからいきなり

「今度マンションを買うことになったから、一緒にそのマンションを見にいきましょう」

と言われました。

突然のニュースが信じられない私。

お母さんと一緒にマンションを見に行くと、それは今住んでいる社宅とは比べ物にならないぐらい素敵なマンションでした。

「すごい!すごい!本当にこのマンションに住むの!?」

興奮する私にお母さんは

「そうよ、それに、ユキのための部屋もあるのよ」

と言いました。

「私の部屋?それってホント?」

もう私は喜びの絶頂です。

すぐに自分の部屋に行ってみました。

部屋のドアをあけると、明るい日差しが差し込んできました。

「うわぁ、素敵なお部屋!本当にこの部屋は私の部屋でいいの?後から「やっぱりダメ」なんて言わない?」

そうはしゃぐ私に、お母さんはにっこりと微笑みました。

「あたりまえじゃないの、ユキ。それより、あれを見てご覧なさい」

そうお母さんに促されて視線を部屋の中央にやると、何やら封筒のようなものが置いてありました。

「これ、なんだろう?」

封筒を手に取ってあけてみると、中には父からの手紙が入っていました。

 

「ユキへ、長い間、待たせてごめんな」

 

衝撃を受けている私にお母さんが言いました。

「お父さんね、ユキとケンカしてから、ユキに自分の部屋がないことをずっと気にしてたのよ。だからお父さん、『早くユキの為の部屋がある家を買うんだ』って言って、毎日遅くまで仕事してたの。ホントは毎日ユキと一緒に居たかったはずなのに、不器用だからね。」

そうお母さんに言われ、私はボロボロと泣いてしまいました。

私の、本当に些細な、何も分かってない言葉に傷ついたお父さん。

私のために、ずっと頑張ってくれていたお父さん。

そんな父の本当の姿を、私は全く分かっていませんでした。

「お父さんにあやまりたい・・・・」

私が泣きながらそう言うと、お母さんは

「今日はみんなで晩ご飯食べようね。お父さん、今日は頑張って早く帰るって言ってたから」

そう、泣きじゃくる私の頭を撫でながら言ってくれました。

 

あれから時間が経って、私もお嫁に行き、その家を出ました。

お父さんもお母さんも天国にいって、もう家には誰も住んでいないけど、この素敵な思い出がいっぱい詰まった家に、また素敵な誰かが住んでくれれば良いと思っています。」

想いは人から人へ受け継がれて行く。

家もまた、人から人へと受け継がれていくのだと思いました。

photo by フォト蔵

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