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マンションの契約解除!電子レンジを捨てたら契約はもうキャンセル出来ない?

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マンションの契約解除!電子レンジを捨てたら契約はもうキャンセル出来ない?

中古マンションなど不動産の売買は「なんとなく分かりにくい」というイメージがあります。そんなイメージの一つの理由として「契約の分かりにくさ」があると思います。

マンションなどの不動産の売買契約を行うと、実際にマンションが引き渡されるまで1ヶ月程度かかります。マンションの売買金額は引き渡しの際に支払いますが、一部のお金(約10%程度)は契約の段階で支払うことになります。この一部のお金のことを「手付金」といいますが、なんらかの理由で売買契約後にマンションの購入をやめたいと思ったとき、この手付金を放棄することで売買契約をなかったことに出来るのです。

具体的なケースを見てみましょう。

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マンションを契約したAさんのケース

Aさんは結婚を機にマンションの購入することにしました。いま住んでいる家の近くで良い中古マンションが出たので見学に行ったところ一目惚れ。

すぐに購入することを決定しました。購入申し込みを行い、売買契約を済ませたところ、なんと会社から「転勤」の辞令が下ります。いま住んでいるエリアとは全く違う地方へ転勤しなさいという辞令だったのです。

仕方がないので、売り主様に対して「手付金を放棄するので、契約を解除したい」と申し出たところ「こちらは既に引き渡しに向けて引っ越しの準備を勧めている。電子レンジも既に捨ててしまった。これは『履行の着手』にあたるので、もし契約を解除するのであれば違約金を払ってほしい」と言われてしまったのです。

マンションの契約とキャンセル・違約金

ここで売り主様が言う『履行の着手』とは「売買契約で約束したことを行うこと」です。

例えば

・売買代金を支払った
・所有権移転の手続きを行った
・自宅をカラッポにした

などの行為が挙げられます。

売り主様の言うように「電子レンジを捨てる」ことは、確かに引き渡しの準備にあたります。しかし、「電子レンジを捨てる」ことはあまりにも簡単なことなので「履行の着手」とは認められません。例え売り主様が電子レンジを捨てていたとしても、買い主様は手付金を放棄し「契約の解除」を行うことが出来るのです。

ポイント
・簡単な行為は「履行の着手」にはあたらない

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