マンション売却契約日の手順とは

2014.11.15
マンション売却契約日の手順とは
いよいよ待ちに待ったマンション売却の契約日。契約は全部で約1時間半〜2時間ほど時間がかかります。今回は当日の手順、気をつけるべきポイントを順を追ってご説明します。>>>そもそもマンションを売却するべきか、賃貸に出すべきか迷っている方はこちらをお読みください

1.売り主・買い主挨拶

マンションの売買契約は不動産会社で行う場合がほとんどです。既にマンションの内覧時に買主とは会っているかと思いますが、改めてのご挨拶になります。ちなみに買主は売主より1時間ほど先に到着して、マンションについての説明書類である「重要事項説明」を受けている場合が多いです。ケースによっては、売主も買主と一緒に重要事項説明を聞きます。>>>マンションを早く、高く売るテクニックとは?

2.売買契約書・付帯設備の説明、確認

重要事項説明が終わり次第、売買契約書・付帯設備の内容・物件状況報告書を不動産会社が説明します。このうち付帯設備の内容・物件状況報告書は売主が内容を記入するものになります。

3.売買契約書に記名・捺印

重要事項説明書、売買契約書、付帯設備の内容、物件状況報告書の説明が終わったらいよいよ記名・捺印を行います。まずは全ての書類に名前と住所を記入し、その後にまとめて捺印を行います。合わせて契約書類に印紙を貼ります。

4.手付金の受け取り

全ての署名、捺印が終わると手付金の授受を行います。手付金は現金で受け取りを行います。マンションの売買金額の10%程度の金額を受け取ることになるので、結構な金額になります。この際、必ず金額を数えるようにしてください。「買い主様に失礼な気がしますが・・・」とおっしゃる売り主様もいらっしゃいますが、全く失礼ではありません。後々トラブルにならないためにも、しっかりと時間をかけて確認を行いましょう。何も急いでやる必要はありません。1万円札を10枚で1セットにし、1セットずつ方向をずらして置いておけば、途中で金額が分からなくなることもありません。手付金の金額が数え終わったら、その金額の領収書を書いて買い主様に渡しましょう。

5.決済に向けて今後の流れの確認

手付金の受け取りが完了したら、決済と引き渡しについて確認を行います。どのタイミングであれば決済・引き渡しを行えるかについて確かめておくのです。契約当日はとても緊張しますが、コツは「分からないことがあったら質問する」ということです。疑問点を無くし、確実に契約を締結するように意識することがマンション売却の流れとなります。
株式会社Housmart
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マンションジャーナル編集部

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